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上間初勝利と新応援スタイルに関する幾つかの考察 2021.4.27 L3-1M @メットライフドーム

2021/04/29

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勝利目前で増田が打たれて引き分けに終わったホークス戦。
増田が打たれたら仕方ない、切り替え切り替えと思ったら翌週のビジターひとつも勝てず帰ってくるとは。
しかも京セラでは3点リードの最終回、最後のアウトを取ったと思ったらリクエストで覆ってそこから逆転サヨナラという。しかも覆ったプレイはそもそも万人がなぜそっちに放ったと思わざるを得ないミス。

ということで、今回は泥沼下の状況での観戦です。

この日の観戦を選んだのはファンクラブ会員向けのこの来場者プレゼントがお目当て。



自分かそれ以上の年代のファンにとっては、昔の入会記念品を思い出させる腕時計です。程よいチープさが良い感じです。

平日観戦で行こうと思ってたここにも


改めて書きますが、良い施設でした。


試合。

連敗中の週頭、ホームでの連戦頭に当たったのは上間。
映像で見てて良い投げっぷりだったので、早いうちに生で観たかったんです。

この日が好調だったかはわかりませんが、やはり四死球が無いと観てて気持ちいいですね。ヒットはそこそこ打たれて先制もされたけどしっかり試合を組み立ててくれました。

打線はちょっと止まってしまった若林を下げて、源田スパンジェンバーグを並べてきました。で、6番以降は離脱者ラッシュで上がってきたメンツで固める布陣。本来ここに金子がいちゃ困るんですが。

で、その上位で溜めたランナーを中村が鈍い当たりながらも返して逆転。打ち損じ多いみたいだけど、なんだかんだで打点叩き出すのは流石。


6回からは球数的には余力のありそうな上間を迷いなく降ろして継投へ。決まっている最終回から逆算して勝ちパターンで繋げる限界の回から注ぎ込む、9回打ち切りルールなればこその戦術ともいえます。正直前の二人は結構な頻度で駄目な日があるので不安でしたが、この日は共に大丈夫な日でした。連敗ストップは上間のプロ入り初勝利で。



こういう試合を観るたび思う。数年後俺はプロ初勝利を球場で見たと自慢しちゃうような選手になってください。


立川行きバスが堂々復活。



とまあ無事連敗脱出&プロ初勝利というめでたい日になりましたが、スタンドでも大きな動きが。

この日から、事前収録の応援歌などをスピーカーで流す形式での応援がスタートしました。

ソフトバンクなどで実施していますが、所沢でも導入。初日のこの日は操作ミスと思われるシーンはありつつも、概ねつつがなく進行してました。

手拍子やフラッグを中心に応援せざるを得ない状況で、スタンド全体で合わせるきっかけづくりとしては充分。個人応援歌垂れ流しだとキツイかも、と思いましたが、一拍子ほかのバリエーションも用意されてて、ホントに今までの応援をスピーカー再現させにきた感じ。後は手拍子ありきの曲やリズムがあっても面白いかも。

一方で、これで事足りるという判断を運営側がくだすかもなあ、なんて思いも。実際問題、これで声を出してれば今までと変わらないぐらいのことができちゃってて、かつ準備は大変だったと思いますが本番は少人数で実行できそうな仕組み。過去の歴史を知る身としては、この流れが巡り巡って応援団の存在意義に絡んで(というか、運営側がそっちの方向に流れを持っていこうと意図的に絡ませて)きちゃうのでは、とうっすらと思いました。

是非は別にして、NPB外を見渡せば音響メインの応援活動、球団主導の応援活動なんてざらにあって、アジアのプロ野球、日本の社会人野球を含めて考えればむしろそっちのが主流とも言えそう。思い入れだったり伝統であったり、感情的な部分でいくと簡単に捨てるべきとは思わないのですが、当たり前の世代が増えたら過去の習慣で片付けられちゃう気もします。ビジター応援エリアが用意されるのが当然になってきたように...ってちょっとずれた喩えになってるな。

自分はファンの延長線上にある応援団という存在主導の下、ファンが一緒になって応援をする、という構図が良いと思ってるので、応援される側が応援を促すという構図になってしまうとちょっと違和感。前述のとおり、そういうのが過去の発想になっていく可能性もありますが。

大袈裟かもしれませんが、数年後振り返ったらライオンズにおける応援文化のターニングポイントになっているかもしれません。

そんな2021年4月27日、上間永遠プロ初勝利達成の日でした。



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