と思っていたのですが、ここを忘れておりました。
2009年、ダグアウトテラスとともに新設されました。
西武ドームの中ではスタジアム改修のはしり的な存在だった席種です。
自分の記憶では、フィールドシート自体のはしりはGS神戸。
いまのほっともっとフィールド神戸ですね。
グラウンド面積を削って座席を新設するという行為を、
「そんなのアリなのか」と思っていた記憶。
当時は新鮮でしたが、神戸での好評で他の球場も追随し、
いまではこのタイプの座席が無い球場の方が少ないかも。
メットライフドームのフィールドビューシート
場所
メットライフドームのフィールドビューシートは、
ダグアウトとブルペンに挟まれるような格好になっています。
ネット裏から。グラウンドにせり出しているのがフィールドシート。 |
ブルペンに隣接しています。 |
ブルペンをポール際から見た図。BCのすぐ後ろがフィールドビュー。 |
フィールドシート新設の報が入った時、
ちょっと懸念していたのがブルペンの存在でした。
スタンドから見えない位置に移設するのでは・・・
と思いましたが、位置を調整して共存する形をとっています。
ちなみに、元からのスタンドとフィールドシートの
境界線ではチケットチェックがあります。
フィールドシートエリアには座席以外の設備がなく、
トイレも売店も通常内野席経由でコンコースに出る必要があるので、
離席時は必ずチケットの半券を携行していきます。
※2021年6月観戦時、この境目にスタッフの方が常駐していませんでした。
チケットチェックが無くなってる可能性あり。
メリットとデメリット
メリット
グラウンドに最も近いので、言うまでもなく臨場感抜群。
安全のためネットは設けられてはいますが、
それでもこの近さでの臨場感は他の座席の追随を許しません。
このシートのメリットはこれに尽きると思います。
観戦時の画像はこれしかありませんでした。古い。粗い。 |
また、ほかの内野席とは椅子の構造がちょっと違います。
シート幅などもひろめに造られていて、ゆったりと観戦が可能。
あと、上の画像のとおりブルペン寄りの席はキャッチャーがほぼ真横。
キャッチャーの後ろからプロの投手の球が観られるという、
なかなか無い体験ができます。
こっちのほうがブルペンサイドなんではないかと。
さらにこれはライオンズが勝った場合ですが、
特に三塁側はインタビューを終えた選手とハイタッチができます。
インタビュー終了→外野スタンドに挨拶→ビクトリーロードに向かう
の流れの際、挨拶からの帰りしなにフィールドビューエリアに
寄ってくれるのが定番となっています。
デメリット
近すぎるゆえに生まれるデメリットも。
野球観戦はやはり投手・打者をメインにみることになりますが、
そのいずれか、最悪の場合両方が見えないことがあります。
といっても、別に謎の柱がおっ立ってるわけではありません。
遮る原因は、コーチ。ランナー。内野手。
三塁側なら前進気味のサードと、本塁を窺う三塁走者が投手と、
走者に指示を出すコーチが打者と被るというパターンも。
「邪魔だからもう少し深く守って」とも言えないのが難。
裏を返せばこのいずれかのファンなら最高の席。
あとは防球ネットがあるとはいえ強いファールがくること。
距離が近い分、飛んでくる球も強烈です。
ちいさなこどもを連れて行くのはちょっと怖いかも。
連れていく場合は他の座席以上に注意が必要です。
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2021年追記
この防球ネット、2021年より天井近くまである非常に高いものに変わりました。
吊るすためのワイヤー自体は思い切り屋根から伸びてます。
視界の面では残念ですが、このネットでフィールドビューシート前列でもライナーが着弾する危険性はなくなりました。
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また、メットライフドームは最上段の外周通路に
店や施設が集中しているので、グラウンドレベルにある
この座席から移動する際は長い階段を登りきる必要があります。
外周通路に目当ての店がある場合は登るしかないですが、
トイレや飲み物など代わりが効く用事なら、中通路から横移動で
ダグアウトテラス上のエリアを使ってしまう方が楽です。
今回の画像が示すとおり、数回程度しか観戦したことがありません。
デメリットに書いた他選手・コーチとの被りが凄まじい席に
当たってしまったことがあって、そこから進んで選ばなくなった印象。
こどもが小さいってのもありますけども。
ただ書いてて気づきましたが、フィールドビューのブルペン側は
ブルペンキャッチャーファンのためのような席だな・・・。
どっかで観に行くかもしれません。はい。
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