所沢座席紹介
ファーム
外野芝生席
授乳室
ライブ
旧ブログ

【子連れ観戦向き】所沢・ベルーナドームのふらっとリビング(グループ向け座席)

2019/02/02

ベルーナドームの座席関連 子連れ野球観戦

子供連れで観戦する際、大事なのが座席。
トイレだおむつ替えだ授乳だで、離席することもしばしば。離着席の手間や周囲の方々のことをを考えると、やはり通路側が望ましいところ。通路側を望むのは子供連れでなくても、ですが。

そして何より、子供は動きまわる生き物です。引くほどじっとしていません。落ち着けお前ら。そうなると、離席時も周辺への声掛けが必要なことが多い一般的な椅子席では、快適な観戦がなかなか難しくなってきます。周囲の方々に迷惑がかからないよう片時も目が離せず、せっかく球場に来ても目の前の試合に入り込めない。そういった理由から、球場観戦を避けてしまう方も多いのではないでしょうか。

しかしありがたいことに、近年各球団ともファミリー層の集客に力を入れ始め、子連れやグループで快適に観戦できるよう配慮された席が増えてきています。このカテゴリでは、実際に自分が子供を連れて観戦したグループ向け座席を、感想を交えてご紹介します。こういう座席があるなら球場に行こう、と思っていただける親御さんが増えてくれたら幸いです。
今回紹介するのは、メットライフドームの「ふらっとリビング」です。

所沢・ベルーナドームその他の席種についてはこちらから。

所沢・ベルーナドーム各席種情報

席種ごとに記事を作成しております。 席種名含め、すべての情報は記事作成時または観戦当時のものです。 リニューアルなどで変更している場合があります。


メットライフドーム「ふらっとリビング」


座席の位置


 ふらっとリビングは、三塁側内野席エリアの最上段に設置されています。
2018年の座席設定では、内野指定席Bの最後列の後ろに
「パーティーテラス」があり、さらにその後ろにふらっとリビング、となっていました。
内野席の最上段のため、中段通路からは階段を上がりきる必要があります。外周通路を使うのが一番ですが、構造上入場門からはそこそこの上り坂になっています。座席に向かうまでに少々ホネが折れるのが難点。
  因みに、メットライフドームはベビーカーを客席内エリアに持ち込むことは禁止されています。入場口入ってすぐのところで預かってもらえるので、入場後近くにいる係の方に声をかけてお願いしましょう。まだうまく歩けない年頃のお子さんを連れて行く場合は、場内用に抱っこ紐を携行するのが理想です。
メットライフでのベビーカーに関する諸々を記事にしました。

メットライフドームのベビーカー事情


座席の構造


 ブースごとに番号が振られているので、チケットと照合して自分のブースを確認しましょう。


 入口が玄関っぽい造りになってはいますが、全員分の靴を置きっぱなしにするスペースはありません。座席内土足NGのため、脱いだ靴を入れるためのビニール袋が設置されています。

玄関のようなスペース。

卸センターとかで100枚なんぼで売ってそうなやつ

 座席の構造はこんな感じ。

8人用エリア



 席、というよりスペースという表現が妥当かもしれません。その名のとおりエリア一面フラット。ふらっと行けるフラットスペース、とネーミング理由に気づくのは結構遅かったなあ。子供が動き回っても障害物が無いので安心。着席用のクッションも用意されています。

床。硬いです。
 スペースの床は結構硬め。拳骨で叩くとコツコツいいます。寒い日は底冷えしそうでもあるので、子供用と自分用に敷く用・かける用のブランケットがあるとよさそう。

横になってみました

 狭い方の向きで横になってみた図。自分が少し膝を曲げれば横になれるので250cm幅150cm前後でしょうか。


グラウンドに向いた側の一辺はカウンターになっています。飲み物を置いたり、かぶりついて試合を観るときに使えます。6人用の横長タイプは、このカウンターがメインのような造りです。




カウンター下は掘りごたつ式になっていて、椅子に座る姿勢の方がフラットスペースに胡座をかいたりするより楽な人には好都合。
ただし、子供がちょうど入り込んで落ちちゃえる&そこそこの怪我をしてしまえる(日本語として変ですがニュアンスが伝われば...)スペースと高さになっているので、小さな子を連れている場合は注意が必要です。特にハイハイで突進すると崖から落ちるような格好になります。
シートからの眺めはこんな感じです。

カウンターからの眺め


 スタジアムの最後列にあたるので、選手を目の前にした臨場感、というのは望めませんが、スタンド及びグラウンド全体を見渡せるので、俯瞰で野球を見るのが好きな方にはむしろぴったりです。スタンドの盛り上がりも一体になって味わえます。自分が行った試合は、秋山選手が連続試合安打を最終打席にホームランで継続させ、非常に盛り上がりました。
 前後のシートとの段差が結構あるので、お互い着座状態なら前方の方が視界を遮ることはほぼありません。ただ、シート内の後方にいると若干見えづらいので、しっかり野球を見るときはシート内の前寄りにポジショニングする必要があります。
 また、8人用シートはシートがしっかりと独立しているので、気兼ねなく観戦できるのもメリットです。

デメリット


隙間風がきつい


当日の天候次第ですが、メットライフドームの最上段ゆえスタンドと屋根の隙間からの風
を一番強く受けます。特に朝晩は冷え込む時期のナイターは注意が必要です。ブランケットをいっぱいに拡げられるのがこのシートのメリットでもあるので、夏場以外は念のため携行していくのが良いと思います。


6人用通常シートは要注意


 8人用・6人用通常・6人用横長の3種類がありますが、6人用通常は独立しておらず、ブロックが左右に並んでひとつの大きな区画となっています。当然別々のグループが左右に並ぶ可能性がありますが、ブロックの区分けは線のみです。気兼ねなく、という部分を優先したい場合は8人用・6人用横長がおすすめです。



料金

 料金は6人用が24000円、8人用が28000円いずれも1シートあたり・スタンダード料金になります。定員利用時の一人単価は6人用4000円、8人用3500円。料金帯で前後する場合も、「8人用の一人単価は6人用の一人単価より500円安い」という縛りは維持されています。
 シートあたりの額なので、こども料金は存在しません未就学児は膝上ならカウントされないルールが適用されます。膝上なら、とはいえシートが独立しているので。あとはみなまで言うなですね。なお、定員未満の観戦もOKですが、当然一人単価は上がります。利用者数が減っても減額はされません。

 2019年度のライオンズチケット関連記事はこちら。




まとめ


 メットライフのふらっとリビングをまとめるとこんな感じです。


  • 6人横長or8人シートがおすすめ
  • 床が固い&春秋寒いのでブランケット持参推奨
  • 野球の応援、観戦がしやすい席では決してない
  • 他人に気兼ねせず観戦したい場合はベスト
  • 料金は一人4000円前後。未就学児無料。
   
 大人数家族で行きたい、子連れ同士の仲間で行きたい、子連れの友人家族を野球観戦に誘いたい・・・という場合に向いています。「あまり野球は興味がない・・・」という方にも、むしろちょうどいいかもしれません。もちろん子供がいなくてもグループ観戦にも良いです。
 結構人気なシートなので、土日は早期売り切れが予想されます。興味がある方は先々行抽選から狙ってみては。
 参考になれば幸いです。


このブログを検索

ブログ アーカイブ

QooQ