小林賢太郎の「本」展 @ ナディアパーク １

野球選手では無いです。お笑いコンビ「ラーメンズ」のひとり。最近ではめっきりテレビでの活動やコンビ活動が減ったので、知名度は高く無いかもしれません。相方の片桐仁が、最近ではテレビドラマなどでよく出てくるので、こちらの方が知ってるって方は多いかも。

ラーメンズのファン、なのですが、リアルタイムでというとちょっと違います。本格的にいろいろ見るようになったのは、ちょうどコンビ活動が無くなってきた時期。本公演も生で観たことないです。

２０代前半の鬱屈した時期にレンタルＤＶＤで完全にはまってしまって、そこから一気に映像化された作品を見まくりました。レンタルＤＶＤってのが時代感じる。ちゃんと店舗で借りてました。

その後出会った現在の妻にも教えて好きにさせ、彼女の行動的な性格に引っ張られる形でソロ公演なども観に行くように。ラーメンズの公演も、「次のやつはチケット絶対取ろう」と言い合ってたんですが、そこからコンビでの公演はしなくなるという。タイミング悪い。コンビの活動は残念ながらほぼ無い現状ですが、各々の活動を楽しんでいます。

楽しんではいるのですが、リアルタイムではないから経験できないことも当然あります。グッズ関連とかは特に。現在進行のイベントはいいんですが、過去の...となると難しい。

その中のひとつに、漫画「鼻兎」というものがあります。以前連載されていたのですが、単行本以外の関連商品が終了後に出るはずもなく。世界観やキャラクターデザインが夫婦揃ってかなりお気に入りだったので、これに関してはどうしようもないけど諦めきれない。でもどうしようもない。

そんな中、少し前になんと続編が連載開始。今後の単行本発刊を期待していたのですが、それだけにとどまらず。

本にまつわる展覧会を開くと。

漫画以外にも絵本翻訳や短編小説集に携わっていることから、本の仕事にスポットをあてたイベントを行うことになったのです。あわせて読み聞かせイベント(というかライブ)も発表されたのですが、残念ながら小学生以上からが観覧対象でした...。

とはいえ数ある作品群のメイキングに触れられる貴重な機会。これは行きたいと思ったのですが、開催地が名古屋という。読み聞かせも観られるならというところですが、展覧会だけでは二の足を踏むところ。

しかし。逆接多いな今回。

開催間近となったところで公式ツイッターがオープンしたのですが、出てくる出てくる鼻兎グッズ情報。あれだけ願っても手に入らなかったものが次々と。欲しい。全部欲しい。欲しいならば、行くしかないか。

チェックしたところ、家族全員予定のない休日が会期中１日だけ。この日に行けと言うことですね。了解です。

かくして、突然の名古屋旅が決まりました。さあ手に入れるぞと気持ちも入ったところで、悲報。

今回トップレベルに欲しかったトートバックが前日に売切れ。補充の気配は無い内容で。おいおい、他のグッズは大丈夫け。

期待と不安を交錯させつつ、我々は西へ向かいます。

続きますよ。