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所沢・ベルーナドームのスイートルーム【入室編】

2019/08/06

ベルーナドームのスイートルーム ベルーナドームの座席関連 観戦記

前回までのあらすじ。

当選メール来た。でも文頭が気になる。



仕事中ということをすっかり忘れ、スマホの画面をスクロールしてメールを読み進める。どうやら観戦にあたり幾つか確認事項があって、それを返信にて回答次第チケットを手配しますと、もし期限までに無連絡だったら、権利放棄とみなしますと、そういうことらしい。

理解して即、電話してくると告げ事務所を離れる。カスタマーセンターに電話。係の女性に、まずは当選メールを受信した旨告げて、

「あらためて回答は送りますが絶対行きますので先にそれだけお伝えしたくて」

と電話の用件を述べる。指名を受けたパンチ佐藤ばりの自分の心はひとつです宣言。電話口の向こうで女性がぽかんと口を開けているのが目に浮かぶ。


とにもかくにも、当たりました。決まりました。


帰宅後、落ち着いてメールを読み直す。今回の観戦にはワンドリンクと軽食がついてくるようで、軽食については事前に選択してほしい、という内容でした。ちなみにその軽食っていうのが、栗山・山川・源田の各選手弁当。これが軽食扱いか・・・。さすがはスイートルーム。もしくは大食漢御用達か。

続いて一緒に観戦するメンバーを募る。迷ったんですが、昔から妻が仲が良く、子連れになってからはサーティーワン・アイスクリームをレディーボーデン3個分ぐらいはゆうにご馳走してもらってるほどお世話になっているご家族を。自分の友人枠は64に。学生時代からしこたまお世話になってたからせめてものお礼に、みたいなことをTwitterでは良い人ぶって書きましたが、単に貸しを清算したかっただけです。


軽食と人数の連絡をして、あとは待つ日々。そして...



きました。書留。差出人はECCO様。中はもちろん



念願のスイートルームのチケット。

デザインは同じです。顔写真付きのIDパス的なやつかと思ったら違いました。顔写真送ってないし当然。列番号も席番号もなし。スイートルームと表記があるだけ。なんだろう、シンプル過ぎて劣悪な偽造っぽくもある。頂いておいてお前は...。何はともあれチケットも届きまして、いよいよ


当日。

集合時間は16時。そうです、開門時間です。言うまでもなく全席指定です。せっかくのスイートルーム、滞在時間少しでも長くしようという姑息な考えです。なお、全会一致。姑息集団。全席指定化した今年、開門時間に来たのは勝手わからずに行った1試合目以来。

位置としてはネット裏。早速アテンドの方が席に案内しようとチーム姑息に声を掛けてくださる。普段ならこれだけでも浮ついてしまうのですが、今日は違います。なにせスイートルームだから。ここの席では無いので、と丁重にお断り。

はい、虚勢ここまで。早速どうしたらいいかわかりません。大人しくさっきの方に案内してもらえばよかったかな。とりあえず、ポイントアップもできるインフォメーション的なブースの方に、スイートルーム利用の旨伝える。丁寧に内線電話で確認を取り始めてくれた。暫し待機。しかし、ネット裏お馴染みの貸出用ブランケットの山も、この時期に見ると違和感だらけ。あれですかね。天日干しみたいな感じですかね。

確認を終えたブースの方に、エレベーターでお二階へ、と促される。ネット裏観戦時、オーナーズレストランに向かう際に何度か乗っているけど、二階で降りるのは初めて。ドアが開いた瞬間ファンファーレが鳴って、剣を構える騎士たちが横一列で並ぶ横を赤絨毯に従って部屋へと向かう、とかですかね。

と妄想しつつエレベーターを出ると、誰もいない。楽隊は?騎士は?赤絨毯は?これまたどうしていいかわからない。窓硝子越しに立つネット裏専用入場口のモギリの方達に、「ああ間違えてエレベーター降りちゃったのね可哀想に」的な目で見られている気がする(筆者の想像です)。




とりあえず、この入口から入るのは間違いなさそう。鍵はされていない。意を決して入ってみる。何故か、そーっと。みんなで入ったお化け屋敷で先頭役にさせられた気分。

入ってみると、なにかの準備に勤しむスタッフの方と目が合う。反射で出そうになった「怪しいものではありません」という言葉をなんとか呑み込み、スイートルーム利用である旨告げる。すると、いらっしゃいませと和かに微笑み招き入れてくれた。ああ、優しい。今はどんな優しさも心に沁みる自分です。




2008、と部屋番号が振られたドアの前に案内される。そういえば、チケットにもこの番号が印字されていましたね。

なんとなく、生唾ごくり。さあ、いよいよ入室です。いざ…あ、引くんじゃなくて押して開けるんですね。

オープン。



第1印象。


俺、ここ、住む。

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