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舞子スノーリゾートに行こう(2)

2020/01/21

家族で外出シリーズ 旅行記

前回までのあらすじ
日帰りスキーで舞子に来てます。


駐車場の方からあっさりと出た「雪不足でクローズ」の言葉に目の前が真っ白に。わーい、見渡す限り真っ白だー。流石雪国新潟だー。

なんて呑気に言ってる場合では無い。ここまで来て滑れないの?調べたらちゃんと営業中になってたはずだけど...。

完全思考停止モードからなんとか復旧して「どどどどどうすればいいですか」と絞り出す。すると一枚の地図を手渡される。

「センターの方からゴンドラに乗ってください」

冷静に伺うに、雪不足でクローズしているのは山の麓エリア。上の方では営業中で、ゴンドラに乗ってそのエリアまで登れと言うことらしい。メットライフドームのファーム開催で内野しか開けてないみたいなもんか。ご多分に漏れず、いちいち野球に喩えたがるタイプです。会社とかで嫌われるやつですね。

地図に従って車を走らせる。5分くらいで件のセンターを発見。


ちょっとした地方のデパートみたい。

ここの駐車場に車を置いて、ゴンドラで移動するらしい。ゴンドラの先の設備がどんなもんか読めないので、ひととおり準備して荷物を最小限にまとめて乗ることに。ゴンドラは有料ですが、リフト券があれば乗車は可能とのこと。

ちなみに、この日の駐車場は無料でした。


この上の方に行くらしい。

未就学児は無料。我々夫婦は5時間券を購入。おとな1人4,500円、未就学児の子連れ家族3人でしめて9,000円なり。詳しい料金はこちら。

まあこんなもんか、と思って購入したのですが、後日よく通う施設に思い切り割引券が置いてあったことを知りました。こんなことなら出会わない方が幸せだった。許されぬ恋に落ちたドラマの主人公気分。


窓口のお姉さん曰く、ゴンドラの運行が15:45までなので、それまでにはゴンドラに乗ってこっちに戻ってきてください、とのこと。雪が無いので、ゴンドラ以外の下山手段が無いのだそう。これは確実に悪天候で運行ができなくなり、電話線が何者かに切られ携帯も圏外、運航が再開できるのは早くて3日後でそれまでは見知らぬメンバーとロッジで過ごすパターンじゃないですか。後ろ髪束ねた眉毛の太い高校生か丸眼鏡蝶ネクタイのガキがいたら詰みですが、あたりには見当たらないのでひと安心。

周辺で古くから伝わる雪鬼伝説的なものもないことを確認したところで、ゴンドラに乗車。最初は地肌が露出したゲレンデだけが広がっていた眼下も、次第に雪景色に。

紙タイプ

天気が予報とは違いぐずついていて、麓は小雨でしたが登ったところでは雪になってました。

ゲレンデに到着。あとは滑るだけ…なのですが、問題はここから。我が子がまだまだ「滑る」というレベルではないのです。前回は一方が子を見ながら下りている感にもう一方が滑ってきてバトンタッチを繰り返していたので、今回もそのパターンにするかなあ。

と思っていたら、この日に突然変異。最初は前回と変わらず怖がってグダグダだったのですが、自分なりにコツを掴んだのか、急に正面向いて下りたり、左右に曲がったりが拙いながらもできるように。

これで格段に滑降スピードがアップ。やつも基本的に最後は壮大に転ぶのですが、きちんと?前に進もうとして転んでいるので停滞しなくなりました。というか、滑る感覚を覚えて面白くなったのか、転んでも即立ち上がりまた滑り始めます(で、即転ぶ)。

おかげで前回ほど夫婦がその場で待機する時間が無くなったので、3人で動くことに。ようやく家族で滑ってる感が出てきました。

なんかそれっぽい空気を醸し出している気配

何度か滑った後、レストランみたいなところで小休止。車なのでノンアル。バカ舌と生来酒に強い方ではないおかげで、ノンアルでもそこそこ満足できます。バカは便利。



結局時間いっぱいまで滑る。やつも自分なりにいけると思い始めたようで、もっとやりたいと駄々をこねておりました。お前最後ヘロヘロだったじゃねえか。

ゴンドラに乗ってセンターに帰還。ロビーでは新宿行きのバスのアナウンス。日帰りバススキーかあ。行きは気づかなかったけど、温泉施設もあるようです。身体も冷えてるしものすごく惹かれたけど、ここは我慢。風呂よりメシ。なんだかんだで昼飯をまともに食べていなかったのです。ちょっと早いけど、せっかくだしこっちで夕飯を食べていくことに。南魚沼まで来たなら、やっぱり白飯でしょう。前回行ったところが良くて、ずっと再訪したいと思っていたのです。

ウエアから普段着に着替え、スキー場を後に。道中野球場を発見。あれ、前行ったベーマガスタジアムじゃん。すぐそばで滑っていたのか…。自分の記憶力の無さと方向音痴ぶりに苦笑い。綺麗ないい球場です。飯も旨いし、一軍でやれるキャパはないけど、二軍観戦でも遠征する価値は大ありです。おすすめ。

飯屋もかなり近くで、スキー場で結構な時間グダグダしていたにも関わらず開店前に着いてしまう。そういえば最近キャッシュレス決済ばかりで現金が心もとないんだよな。ただ待っているのもあれなんで、行き過ぎてコンビニを探す。

…が、無い。大通りを走らせていればすぐ見つかると思ったのだけど。あんまり離れてもなあ、と思っていたら右手に道の駅を発見。これも前回行ったところだ。折角なので寄ってみる。ちょうど閉店10分前でした。飯食った後じゃ間に合わなかった。ラッキー。

完全に退勤モードの店員さんに苦笑いされつつ、リミットぎりぎりまで物色して地のものを購入。満足して、今度こそ飯屋へ。

前回は新潟感を前面に出した観光客向けのメニューにしたので、今回はスタンダードなやつを。追加で単品もいくつか注文。






釜炊きの白飯がとにかく美味しい。柔らかさもちょうど俺好み。おかずなしでも十分箸が進みます。でもおかずも美味しいから困る。特にきのこ類がうまい。白飯と山菜が旨いとか、完璧です。

新潟のノンアルコールビールってのもあったので、思わず頼む。



これが美味しい。香りと味がしっかりしていて、ビールの代わりとかじゃなく単品として十分成り立っています。これ東京に売ってたらケースで買うなあ。

たらふく食って精算。有効期間1年のポイントカードをすすめらたけど、旅行で寄ったので、と辞する。有効期間がもうちょっと長ければ作ってしまいそう。今回も満足です。

コイン精米機と同じ名前のお店です。

たくさん遊んでもりもり食べて、帰宅の途へ。車を走らせるや、程なくして妻子は眠りの世界へ。疲れたよねー。子は小さい身体全部を使って滑り倒したし、妻は板のメンテやらなにやらを全部やってくれたし(あっちは経験者・当方素人なので出る幕無し…)。運転するくらいしかできることがないので、せめてこれくらいは父さん頑張ります。

2時間ほどで帰宅。早速買い込んだものを並べてみる。

ごく一部。

コメが旨いと米菓子も旨い。ということで、買っちゃいますね。ただ、今回の一等賞はこれ。


味、食感などすべてが自分好み。つまみ、これだけでいけます。向こう5年酒席では俺だけこれしか出されないとか言われても全く問題ないです。むしろ歓迎です。東京で買えるところ、探してみよう。


急遽の代替イベントでしたが、しっかり満足できました。子はモチベーション上がっただろうし、手ごたえ忘れないうちに連れてってやりたいなあ。今シーズン中にもう1回行けるかしら。


ちなみに、本来狙っていた例の試合は、今年はNOMOチームの勝利だった模様。来年は但馬か…。これは行かねば…。早速来年1月の予定が決まってしまった、2020年1月の出来事でした。

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