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【ネット裏パーティーテラス(ベルーナドーム)】勝って入ろう中断期間 2021.7.14 L8-3M @メットライフ

2021/07/18

チケット ベルーナドームの座席関連 観戦記

ええかー、この中断期間が勝負やねん。
この中断で頑張った奴、秋笑てます。
反対に頑張らなかった奴、秋泣いてますよー。


さらば青春の光のネタが好きです。
笑わせ方が独特というか、始まってしばらくはどうボケるかわからなくて、ひとつの台詞や動きで気付かせて笑わせる感じ。個人のキャラクターは全然違うけど、ネタの作り方というか方程式がラーメンズに似ている気がします。台詞のほとんどが数の単位だけでネタ一本作るとか、そこを面白いと感じて、更により面白くみせるあたりが凄い。


脱線。スタートからレール外れてるから脱ですらないけど。


東京オリンピック開催に伴い変則日程の今年。この日でいわゆる前半戦を終え、オールスターゲームがあるわけですが、今年はその後しばらく中断期間になります。次の公式戦は8月13日と、ほぼまるまる一ヶ月。ここまでしっかり中断するのもなかなかないですね。中断中は練習試合がありますが、いつもの球場で無観客。こういう時こそ地方興行打ちまくって普段観戦できない人達の野球熱を上げて欲しいところですが…。口ではなんとでも言えるけど実行するのは簡単じゃないか。

そんな中断手前のライオンズは低空飛行中。少し前までは離脱者がいるから、と思えたんですが、外崎復帰で野手に関してはほぼいつも通り。そしてその外崎が結構打っているのに勝てないという、いよいよこれが今年の実力と認めざるを得ない状況。

投手は増田の不調が誤算ながら、今井松本が成長を感じさせる投球を見せ、水上渡邉も持ち味を発揮していて、例年に比べたらむしろ良いくらい。

となると、問題は打線。打線というか山川。

栗山中村が中軸張れるほど健在なのは嬉しいけれど、チームとして強くあるならこの二人が同じ数字で6、7番あたりにいてくれるのが理想。となると、やっぱり森山川に中軸を張ってほしいところ。

山川の不調は不調というかそもそもこれが通常で少し前が確変だっただけ、という気もするほど根が深め。この中断期間を思い切り活用してくれないと困る存在。そのためにも、この試合で何かを掴んで中断期間に入って欲しいところ。


そんな前半戦ラストは



ネット裏パーティテラス。

所沢・ベルーナドームその他の席種についてはこちらから。

所沢・ベルーナドーム各席種情報

席種ごとに記事を作成しております。 席種名含め、すべての情報は記事作成時または観戦当時のものです。 リニューアルなどで変更している場合があります。

このご時世仕方ないのですが、今の売り方だと友人知人で近い場所で観戦するのが難しく、じゃあグループ席狙ってみようと申し込んだら当たりました。

6、7、8人用のブースがそれぞれあります。
また別席種扱いで「カウンター付き」という7、8人用がありますが、このカウンターは立見のステンレスカウンター。ブースとその真後ろのステンレスカウンターが使えますよということのようです。ここで察した方も多いと思いますが、ステンレスカウンターとセットのため最後尾のブースになります。

利用時の感想


感想から言うと、想像以上に快適でした。

まずブース内の広さ。フルで座ってもゆったり感を覚えるくらい。ソファとクッションもいい感じの柔らかさ。

ちなみに土足okです。

グラウンドに正対する長めのソファは真ん中の肘掛け(ドリンクホルダー付き)が仕舞える可動式になっていて、仕舞うとかなり広々。同行者が許せばリビング気分でソファ枕に寝転がっての観戦も可能。これは寝れてしまうな...。

席からの眺め。



最上段なのでさすがに高くて遠い。マリンとかの2階席に近い視点。ただネット裏を名乗るだけあってキャッチャーのほぼ後方に位置しているので、高さの割に遠いという印象は薄かったです。俯瞰で観るのが好きな方にはむしろ理想のポジションかも。

視点以上に良かったのは、個室感の強さ。各ブースがゆったりした造りになっていることで、前後左右の他のお客さんの存在を意識することが殆どなかったです。

この日は左右にもグループがいて、このご時世ゆえ乱痴気騒ぎにはならないにせよルールの範囲内で結構盛り上がってたと思うんですが、会話の内容が嫌でも耳に入るということは無ありませんでした。というのも左右とも隣ブースの間に通路があるので、ブースの左右が通路分離れています。また前方は普通の椅子席なのですが、高低差がかなりあって、観戦中に前方のお客さんで視界が遮られることがありません。

これだけ周囲の動きが気にならない席もなかなかないです。ダグアウトテラスは前後左右の間隔が狭いので、このあたりの感覚は通常の椅子席とあんまり変わらないし。ここまでプライベート空間な感じで観戦できたのはスイートルームのとき以来かも。

唯一ちゃんと隣接しているのが前後のブース。ブース間を隔てる仕切りは透明なパネルみたいなもの一枚で、高低差がしっかりありますがそのほかスペースはありません。

後列からのイメージ(ブース外から撮影)。前方下に前列ブースが。

ここで気になるのは後列の眺め。以前広島で似たようなテラスの二列目に座ったところ、前の方が思い切り被って試合の状況がすごく見難くてがっかりした経験があるので(ちなみに前の方々は普通に座っていただけだったので構造の問題)、ここは果たしてどうか。この日は鼻から売り出してなく立ち入り不可になっていたので確認できず。

前述のとおり、恐らくは「カウンター付き」が後列のブースになると思うので、購入時にカウンター付きを避ければ前列になるのではないかと。確証はないのでご了承を。


さてこのテラス、ネット裏と冠しているのでお察しの方もいるかもしれませんが、数少ない通過時チケットチェックありのエリアに位置しています。


ということで移動には半券必須。ついこの間まで当たり前だったのに、基本不要になった状況で例外的に必要と言われるとやたら面倒に感じる自分はわがままでしょうか。

一方でこれによるメリットも。

チケットチェックを要するネット裏エリアにあるということは、当然ですがネット裏エリア外のチケットだと止められるエリアの出入りが可能。なので、ネット裏ゾーンを突っ切って三塁側に移動することが可能です。

距離的には近い反対側の店舗に行くのに、ネット裏を通過できないので外野の方にまわってドーム外周をほぼ一周、買い物を終えたら来た道を戻るという、不思議なダンジョンなら買う前に空腹でダウンしかねない移動が不要なのは便利。そもそも券種に問わずできるようにしてほしい案件ですが。


そのほか、これはメットライフドームにおいては構造上仕方ないのですが、ネット裏なので入場口から座席までの距離が非常に長いです。アニメドラゴンボールZのあの世の道みたい。移動だけで何周稼いでんだこのやろう。

しかもネット裏最後方にありすなわち最高峰の席なので、勾配がえぐいです。外周を選べばずっと上り坂。階段を選べば何段目か途中で失念するレベルの段数。

一応ダグテラエリアからエレベーターで昇降することは可能(エレベーターは上の画像のレンガ風建物にあり)なので、階段移動は省略できます。

いずれにしても外野センター方面からドーム半周程度の移動は必要なので、歩くのが難儀な方を誘うときは注意。祖父母までも巻き込んだ家族ぐるみ観戦に適している席種なので、ちょっともったいない気もします。

メリットとデメリットまとめ


ということでざっくりまとめ。

まずメリットは

・グループ席屈指のプライベート感
 左右前後の方々の存在を意識せず楽しめる

・ネット裏スペースの通過が可能
 三塁側内野エリアの売店へ最短距離で行ける

・最上段なので、試合を俯瞰で観れる

・ソファ、テーブル、全体的なスペース、いずれも定員使用してもゆったり

デメリットは

・後列になったときの視界がどうなるか不明
 前列の方のポジショニングではグラウンドが見辛い可能性あり

・入場口から遠く、また階段を登るのも一苦労

・数少ないチケットチェックありのエリアなので、半券の携帯が必要

・外野席の正反対に位置しているので、応援欲求はあまり満たせない


と言ったところでしょうか。観戦する方の観戦方法でメリットになるかデメリットになるか変わる部分もありますね。

個人的にはかなりアリな席でした。


お値段

スーパープレミアム〜バリューの順番で

6名席・7名席カウンター付き
5500/5000/4500/3000
8名席カウンター付き
5300/4800/4300/2800
7名席
5200/4700/4200/2700
8名席
5000/4500/4000/2500

全て1枚あたりの料金です。

多くのグループ席がそうなんですが、この席種もファンクラブ・一般、前売・当日での料金差はありません。また、こども料金の設定もありません。

目につくのがバリュー試合での安さですね。スタンダードまでは500円刻みなのにバリューではがくんと下げています。この席3000円以内っていうのはかなり良心的だと思います。




長くなりましたが、そんな席で観ていた試合。

幸先よく4点を奪うも、即3点を返される。ただここから立て直して結局7回まで投げられるのは、本当に高橋光成成長の証。その時のコンディションで可能な投球をしっかりやってくれて、それでしっかりイニング食ってくれるんだからブルペンは助かりますね。

お互い0が続いたころ、突然後方から花火の音。気になって我が子と通路に出ると、ばっちり花火が観れました。




綺麗だねえ、とまったりしていると今度はグラウンド側から乾いた打球音、とともに確信めいた歓声。熟練の花火師がどでかいのをあげてました。慌てて戻っても着弾を確認できる程の滞空時間。いやー、絵になるなあ。

この一発で勝利を手繰り寄せ、気になるのは8回に回る山川。

結局この人が打てないと普通のチーム止まり。この人がやたら打ったからこその二連覇。中村栗山の健在は嬉しいが、この二人がど真ん中でなく脇を固めるくらいでないと頂点は目指せない。

とりあえず、きっかけでもいいから掴んで中断期間に入って欲しい。

その願いが通じたか、久しぶりに会心の一撃。これが再開後大爆発のイントロだと嬉しいが。




最後の最後に打って欲しい人が打っての勝利。不満が多い前半戦でしたが、中断期間で立て直せれば...と期待できる試合でした。

後半、この顔をたくさん見れますように。




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