↑ラーメンズのコントタイトルが元。それがどうした。わかんないです。
感染症に伴うイベント自粛傾向が弱まってきて、ライブなどの大型イベントも開催増加の傾向になってきました。ベルーナドームも野球以外のイベント開催が増えつつあります。
こんなしがないブログも、座席紹介など載せてるせいかドームでのイベントが近づくとアクセスが増えたりするんですね。ありがたいことなんですがふと思う。
初めてドームに行く人向けの情報が不足してないかしら。
当方曲がりなりにも通って通って30年以上。一応ドームについては知ってる方だと思うのですが、それゆえに初めて行く方が知りたい情報に鈍感なのではないかと。あの時の初々しい君はどこへいってしまったんだと。
ということで、ここ見る人は知ってる前提で考えてて触れてない項目をあえて触れてみようのコーナー。
ただ触れ始めるとキリがないので、思いついたらいろいろ追記予定。お前この前までこんなん触れてなかったじゃん、といった箇所が増えててもご容赦ください。後出しは正義。
最寄駅は西武球場前駅
早速。
でもこれも今や西武球場を名乗ってないので、ピンと来なくてもおかしくないのですよね。ベルーナドームの最寄駅は西武線の西武球場前駅です。
球場前駅を名乗るだけあって改札出てすぐベルーナドームです。最寄駅から迷うことはありません。
画像右手が駅。 |
ちなみに終点(始発)駅です。線路はここで終わっており、電車でドームに向かう場合、必ず最後は西武球場前行きに乗る運命という名のレールに乗せられた西武球場前行き電車に乗ります。ああん?
何口改札を出れば良い?
これも行ったことない方なら気になりそうですが、西武球場前駅に何口改札という概念は無いです。一箇所しかないのでそこからでましょう。
非常に横長な改札 |
改札最寄り(下車時)は先頭車両
改札口は、球場前行き電車の進行方向の先にあります。お察しのとおりまわりくどい言い方が大好きです。そのため、物販などで少しでも早く改札を出たい場合は先頭車両に乗りましょう。ただ、おのずと球場前行きは先頭寄り車両ほど混雑します。百貨店の物産展ばりに人口密度格差が出るので注意。
また、イベント後の電車は改札最寄りが最後尾車両になります。発車直前は最後尾にとりあえず乗り込む方が続出しすし詰め状態になるので、なるべく混雑を避けたい場合は前寄り車両まで行くことをおすすめします。最後尾は立錐の余地が無くても先頭付近は座れるなんて状況もざらにあります。
ちなみに萩山国分寺方面に向かう場合はレオライナーというなんかちっさいのに乗ります。ちっさいので、こちらはイベント直前直後は全車両混雑します。
最寄のコンビニどこぞ そこで諸々調達すればいいよね
ありますよコンビニ。会場の真向かいという便利なところにファミリーマートが。
問題はそこくらいしか無いってことですけど。
いうまでもなく最寄のファミマはイベント当日はゴリゴリに混みます。あっさり店から客が溢れます。
他の選択肢?ねえよ。
最寄でなくてもちょっと離れたところにコンビニくらいあるだろう?
ねえんだそれが。ちょっとの概念がだいぶ広い人からしたらあると言えるかもしれんけど。
駅前にはドームしか無いくらいの覚悟で
厳密に言えば正しくない表現ですが、イベントのために来る方の目線で考えると、これくらいでも言い過ぎではないです。
上記のとおり買い物できるのはコンビニ1軒、飲食店もコンビニの上にある居酒屋のみと言って過言ではない環境です(一応昔ながらの食事処的なところが徒歩圏内に1、2軒)。
とりあえず駅周りで飲み物とか調達しようとか、軽食買おうとか、早めに行って近くの店でお茶でもして時間潰そうとかはできないと考えて差し支えないです。飲み物は一応自販機がありますが、特に夏場は早々に品切れをかましていることもしばしば。
何番ゲートに行けば良いのさ
ドーム興行のチケットを入手したらほぼ必ず記載されている入場ゲート番号。そのゲートからしか入場できないことも多いので、まずは自分が入れるゲートを探すのに苦労することもあるのでは。
所沢は心配無用。メインゲート一箇所しかないからね。一箇所しかないからメインゲートって概念もないですね。改札出て左に行きます。だいたいのイベントのチケットチェックはここで行われるはず。
2022年時点ではベルーナドームの看板が目印 |
席番で別れるとしてもせいぜい一塁側・三塁側・アリーナ(グラウンドレベル)くらいです。なお、メインゲートはバックスクリーン後方にあるので、入場して向かう時は野球の一塁、三塁と左右が反対です。一塁側なら左手、三塁側なら右手に進みます。
←一塁側 バックスクリーン 三塁側→ |
アリーナ席の場合はイベントごとに異なります。バックスクリーン部が通り抜けできてそのままアリーナ席エリアに行けたり、いったん一、三塁どちらかのスタンドエリアに行ってから階段などでアリーナ席エリアに降りたり。
あらかじめ主催者情報をチェックしてもいいですが、現地で案内されるはずなのでさほど気にしなくてOK。行って現地で「ああアリーナはここからなのね」と知る程度で対応できるレベルです。
スタンド席・アリーナ席ってなんぞ
スタンド○席、として売られている場合、大抵の場合野球開催時の観客席をあてがわれます。大抵っていうか多分そうじゃないことが無いのでは。
野球で選手がプレイするグラウンドをぐるっと囲む形ですり鉢状にスタンドが設置されています。野球のルール上ピッチャーの後方部に客入れはできないので、その部分だけスタンドはありません。
ちなみに野球以外の競技、イベントも実施するのを前提に設計された建物の場合、スタンド席自体は作られていることもあります(野球の試合では売らないで人を入れないようにして対応)。一例としては札幌ドーム。まああそこは野球がメインじゃなくなったんでアレですけど。
ベルーナドームの場合はあくまで野球場なのでスタンドはありません。ここの壁はシャッターみたいになっているので、状況に応じてこことフェンスを開けてグラウンドレベルへの出入り口として開放することもあります。観客には無関係ですがグラウンドレベルへの搬入搬出は大抵ここを通してやってます。搬入搬出マニアは必見。
座席の構造は後述しますが、傾斜の有無もスタンドとアリーナの大きな違いです。スタンドはすり鉢状なので全席と若干の高低差があります。また、場所によっては階段の登り降りが必要になることも。
アリーナはグラウンドレベルなので、主催者側が特別なセットをしない限り前後フラットです。アリーナ後方では高さがないせいでステージ上が見辛い可能性もあります。ステージの高さがないとそれが顕著になりますので注意。
アリーナ席一例(新日本プロレス)
新日本プロレスが興行を行った際のアリーナ席の様子を見てみましょう。
ご覧のとおり本来野球のグラウンドとして使う箇所を養生して、座席を設置しています。この場合はプロレスなので、リングの周りにアリーナ席が用意されています。
プロレスの大会場興行はリングまで一本の花道が用意され、かつ花道後方に大型ビジョンなど演出装置が設置されることが多いです。結果としてバックスクリーンの箇所は閉鎖されるので
アリーナ席エリアへは一旦スタンド席を経由して降りる形を採用しておりました。
席種で席構造変わる?
売り方によりますが、同じスタンド席でも位置によって席構造は変わります。基本全席背もたれはあり、野球でいう内野寄りはクッション性が高くなっています。外野寄りは比較的簡素な座席構造ですが、野球では応援エリアのためスタンディングしやすい構造になっています。
一部グループ席、テーブル付き席がありますが、これは野球以外のイベントでも特別席として一般席とは別席種で販売されることが多いです。
野球場として常設している席種については以下もご覧ください。
スタンド席情報(ブログ内別ページ)
アリーナ席は野球開催時はグラウンドとして使われるので、持ち運びできる椅子をイベント用に並べて客入れします。いわゆるパイプ椅子。ヒールレスラーが試合中に凶器にするアレ。なので着席時の快適度はスタンド席より劣ります。パイプ椅子でなくソファとか設置するイベントなら別ですがそんなイベント見たことないので杞憂です。スタンディングが基本のイベントならあまり気にするポイントではないですが...。
荷物どうしよう
遠くから旅行がてらイベントに、という方も多いでしょうが、直接会場に行く場合のネックは荷物。
まず西武球場前駅の改札内にコインロッカーがあります。数はそれなりにありますが、イベント日に希望者全員が使えるかというとイベント規模次第ですが難しいことが多いです。
スタンド席に関しては、座面下にスペースがあり一般的なバッグであればそこにおさまります。地面に直置きへの抵抗がある方や、万が一後方からドリンクを溢された時などが不安な方はビニール袋を持参して、包んだ状態で置くなどしておくと気持ち安心。
一方でキャリーバッグとかになると自席内に収めるのは困難なので、コインロッカーなり宿泊先に預けるなりした方が無難。
アリーナ席はパイプ椅子のことが多いので、置くとしたら座面下。パイプ椅子のサイズをイメージすればアリーナ席に持参できる荷物の限度もわかると思います。
上記はあくまでモノを置けるスペースの話で、イベントによって持ち込み可否のラインが変わるので、その点は主催者発表に従いましょう。
よく言えば自然派、悪く言えばただの屋根下。しかも夏暑く冬寒い。服装に注意。雨も降る。
完成してからありとあらゆる人が触れていて、あまりに擦られすぎて今更ここに言及するとか「ケンちゃんラーメンっていつまで新発売なんだよ!」と日本人なら誰もがしたであろうツッコミレベルに微妙なんですが、これも行ったことない方からしたら大事な情報だと思うので一応。
ベルーナドーム、壁ありません。よって空調ありません。
ドームなのに空調無いの?
うん無いの。ウソ見たいだろ?ないんだぜ、ドームで。
というわけで、「イベント中は屋内だから」という発想で当日の服装を決めるのは危険です。当日の天気予報に合わせた服装で。屋内という発想は捨ててください。
ていうか予報に合わせるだけでは不十分な場合も。冬季イベント。めっっちゃ底冷えします。グラウンドレベルは特に。防寒対策ガチガチにしましょう。
冬寒いなら夏涼しい?逆です。夏は暑いです。ていうか熱いです。グラウンドレベルは特に。凄いね自然共生型。
ちょっと小話。
PRIDEっていう総合格闘技大会、1回だけ開催されたことがあります。一番暑いグラウンドレベルに設置され、スポットライトガンガンのリング上。そんな中発汗がスタミナや寝技の攻防に大きく影響する総合格闘技という競技をした結果。二度と開催されませんでした。
某雑誌の編集後記でクソ暑いとボロクソ書かれ、出場していたケンドーカシンこと石澤常光さんからは「とにかく暑くて早く終わんねーかなーと思ってたくらいしか覚えてない」(結果は秒殺KO負け)とまで言わしめた自然共生ぶり。気温に左右されない者こそ真の勝者だということでしょうか。
雨は防げます。屋根があるからね。
でも全席雨は影響しないと思ったら大間違い。
最上段にあてがわれた貴方。風向き次第では吹き込んできます。雨が客席に吹き込んでくる稀有なドーム、それがベルーナドーム。冗談抜きで、座席と天候次第では雨合羽的なのを携行しておきましょう。
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