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9/3,4 茜色の夕日、最後の花火 L2-3Bs L0-4Bs@神戸

2024/09/18

ビジター球場 観戦記 旅行記

9/3に神戸で試合。
じゃあ行きましょうか。

ということで山形とあわせて日程発表時点で決めてた遠征がこの神戸2連戦。
チーム順位がどうあれ向かうことに変更無し。
まあ遠征する人でチーム状況悪いから観戦取りやめるってタイプは少数派でしょうが。

今回は前日から移動開始。
いろいろあって車移動より安く済みそうだったので。

行きは夜行バスです。久しぶり。学生時代はよく使ってたなあ。
車内の独特の空気感とか、深夜帯に移動する感じとか、非日常なことしてるって気分に浸れて好きです。




寝たり起きたり、だらだら過ごす。
休憩で降りる深夜のサービスエリアの空気も好き。

バスでは大阪まで。
このあと電車で神戸へ移動するのですが、その前に朝御飯。
特にこっちだけにしかない店ってわけじゃないようですが、なんか良さげな定食屋があったのでそちらへ。
調べたら普通に田無とかにもあるチェーンみたい。まあいいか。

運転なし、定食頼めばビール180円と言われたら。




平日朝から。この背徳感も平日遠征の醍醐味。

すっかり良い気持ちになったあと、ちいかわランドが近くにあるというので寄ってみる。

ちいかわはこどもがやたら気に入ってたんで、なんとなく脇目で見てるうちに自分も好きになっちゃいました。
「こどもが好きなもんで」と謎の予防線を貼りつつ自分用にグッズを揃えるおっさんです。
こういうとき堂々と自分はこれが好きだって言える人になりたかった。無理だった。
いろいろ買いました。こどもはハチワレ、自分はうさぎが好きです。

ようやっと神戸へ移動。
まずはホテルに荷物を預ける。
ホテルがチーム宿舎だったので球場に向かう選手の様子も眺める。

あれ、渡部がいる。今日から昇格か。
二軍では打ってるからなー。成績だけ見ると上げない理由が無いのは確か。
でも上げたら毎回一軍ではさっぱりな、ライオンズの課題の象徴みたいになっちゃってて切ない。
今回こそは...と思いたいのですが。
いい加減、一人くらい来年スタメン確約って選手が出てきて欲しいところ。
こんだけ空席があるのに埋まらないのは残念。
本当は蛭間あたりそうなっててほしいんですが。

今回観戦をともにする妻の友人ともホテルで合流して球場へ。




改めて今回の主目的は、この日地元で誕生日を迎える栗山巧。
シートノックで姿を見れました。
おめでとうございますと、来年も頼みます的な声援を。
後者に頷いてくれたらしい。妻と妻友人談。自分は見逃しましたが。
頷いたな?絶対だぞ!
珍しくシートノックではセンターについてました。


突然ですが、球場で知り合ってなんだかんだ四半世紀の腐れ縁が2人います。
ひとりは64、もうひとりは旧ブログとかで名前出していた某カメラマン。
ここ数年は一緒に観たりはしてないのですが、2000年-2010年くらいは球場ではほぼ一緒で、歓喜も落胆も屈辱も揉め事の面倒もともに味わった間柄。
コミュ力激弱、それゆえに人間関係がオカモトレベルに薄くアゾフ海並に浅い自分でも、それなりに特別な存在には思う二人です。ヴェルタースオリジナルです。

で、その二人も平日神戸にきてました。
せっかくなのでおっさん3人で写真を撮る。
変わってるような、変わってないような。
思えば、二人と会った時の自分は高校生。ひえー。
こんなクソガキに永く付き合ってくれた大人な二人に感謝です。
いつかのんびり昔話とかしたいですな。
話し始めたら一晩じゃ全然足りないけども。


試合のこと触れてないな。
まあ、触れるほどの内容でもなかったけど。

で、栗山。
出さねえのかよ!
しかも9回ツーアウトでようやくネクストに出現、結局前の外崎で試合終了出番無し。

来季見据えるためスタメンじゃないのはまだわかる。
試合展開上、勝つための最善策を考えたら出す場面が9回のあそこしかなかったとかなら理解する。

出すとこあったよね。
そもそも絶対勝たなきゃって次元は春に終わってるよね。
そして結局負けてるよね。

プロ野球ぞ。何故出さない。


駅に向かう途中、オリックスファンに混ざってるライオンズファン。栗山ユニホームの多いこと。
思わずその全員と「今日出さないのは納得いかないっすよね!」って愚痴りたい気分になる。

チームがこんなんで、この試合も負けてストレス溜める可能性が高い中、それでも栗山が神戸で誕生日を迎えるからって来た人たちはたくさんいたハズなんですけどね。

栗山巧のためだけに用意されたこの日の神戸の試合ではない。わかってますよ。わかってますけども。
でもねえ、やっぱり納得いかねえなあ。

三宮で降りて、夕飯。こういう時はメシ。
何度も食べたことある明石焼きの店に行こうとするも、なんとなくたまには違う店も、と思いホテルに近いとこで見つけたところへ。




結論から言うと空振り。

店員2人、うち1人は勤務始めて間もないのかすべてにおいてぎこちない。
ただ一人の調理役のおっちゃんがひたすら焼きながらダメ出し、を延々繰り返す。

明らかに店が回ってないので文句のひとつも言いたくなるけど、なまじっか二人ともめちゃくちゃ一生懸命なのはビシビシ伝わってくるのでそれも憚られる。

結果、心でひたすら「がんばれ!」と祈りながら来ない注文を待つという不思議な時間を過ごすことに。

出てきた料理が美味ければ解決だったんですけどね。
美味しかった...ですけど、いつものとこほどでは...。
薄味好きな自分らの好みに合わなかっただけかもですが。

結局、退店までバタバタは収まることなく。
しまいには入ってきたお客様に「今無理です!」って入店断ってました。凄え。
とりあえずせめて、と思い感謝の意はしっかりと伝えて退店。

退店してすぐ、近くにかすうどんの店があることに気付く。
こっちにすりゃよかったかな...入る前に気づいていれば...
まあ、入る前は明石焼き気分だったから、多分気付いてても今日は明石焼き選んでたかな...
変則すっぱいぶどう気分になりつつホテルへ。
なんかうまいこと行かない初日終了。


翌日。
よく寝れました。いや寝すぎたかもしれません。
ここ最近というか数年単位で寝付き悪いことが多いんですが、熟睡。
旅先ではよく寝れる奥田英朗モード。

ホテルが変わるので、荷物をまとめてチェックアウト。
ポートタワーにほど近いホテルをとっております。
時間が半端にあるので、荷物を預けに徒歩移動。
通勤含め車で動くことが多い生活なので、これも非日常。
道中、目に留まったソフトクリームとおにぎり、冷や汁を買い求め朝食がわりに。どれも美味しい。






ひと心地着いたあと、ご友人と合流。
ちょっと遅めのランチ...と思ったけど、なんだかんだで動いたのが15:00。
軒並み店がディナー前休憩で閉まってる。
ランチ価格なら神戸ビーフも、と思ったんだけど。
そうだ、昨日のかすうどん。
荷物預けに向かう道すがらチェックしたら開いてたし。

...と思ったら、ここも昼休憩。
うーん、なんか空振りの多い遠征。

結局目についた開いてる店へ。海鮮系の店でした。
無策で選んだ割に良いお店でした。






友人同士の昔話を聞きながら、本日もビール。
気持ちよくなってきた。球場に行くのが億劫にもなってくる。

...チケットとってるしね、という理由一点で向かう。

球場着。
結局来ると気持ちいいのが神戸。
来ただけでそこそこ満足しちゃう球場もなかなか無いです。






銀仁朗ファンの知人と合流して雑談。
久しぶりにお会いする...といっても知人はだいたい球場に足を運んでらっしゃるので、我々が観戦してないから会えてなかっただけですが。
とはいえスタンドで交わす取り留めもない話っていいですよね。

試合開始。
栗山も蛭間も出てないし松原下だし、先発隅田に頑張って勝ちつけて欲しいなーくらいの熱量。

カメラマン、本日も観戦ですがもうひとりの旧知の中と外野でということらしい。
脇から様子を眺める。ヤツらも歳を取りましたな。
知人に会う打率はやたら高い今回の遠征。

途中、ビールを買い求めに離席するとスタンドから大歓声。
ラオウがホームラン打ったみたい。席に戻ったら、どうやら自席そばに着弾してたそうです。

5回終了後、花火。

前回気付いたのですが、どうやら神戸最終の花火ナイターでは打ち上げBGMをフジファブリック「若者のすべて」にしているようです。この日も同様。

最後の花火に今年もなったな、という歌詞はもちろんですが、時期的に花火ナイターラストは9月前後というのもあり「真夏のピークが去った」という歌い出しもハマるんですよね。



フジファブリック、音楽に疎い自分が断言できる数少ない「好きなバンド」のひとつです。
学生時代聴きまくり、人生初の音楽ライブはフジファブリックで、と決めてたんですけどね...。

神戸のスタンド。
そこにいる野球ファン全員が、同じ空を見上げていました。





試合は進んで最終回ツーアウト。

ここで代打栗山巧。

今日出すんかい。今日は出すんかい。
もう笑ってしまう。なんだろう。逆撫でにきてるのかな?

結局打ち取られてゲームセット。
2連敗で神戸終了。結果はもう別に。






三宮でメシ。今度こそかすうどん。
やってました。そして美味しかった。





ようやく満足の遠征メシ。ちなみについ最近東京に暖簾分けで店を出したそうです。行ってみたい。

最終日はひたすら移動。
18切符余り消化ツアー。

せっかくなので大阪で今井。




いつも車だから出汁と鴨で一杯やってみたくて。





浜松で確保した駅弁をボックス席遭遇に合わせて食してフィニッシュ。


満足の旅行でした。



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