TEAM LIONSって呼ぶらしいですけど。呼ばないですけど。
離乳食もトイレトレーニングも終わり、乳児期から幼児期へ移行する時期あたりから、世のすべてのお母さまお父様が誰一人の例外なく直面する悩み。
「うちの子もそろそろライオンズファンクラブに入れる時期かしら?」
ママ友仲間でもちらほら「最近入れたのよ」なんて会話も出始めて、なかには「宅の謙ちゃんは生まれたその年に入れましてよ」「あらうちなんか出生届より先に入会届を出したザマス」なんて熱心なご家庭も。たとえうちはいつからと予め決めていても、周りが先に動き出すと不安になるのが子育てというものですよね。あとザマス末尾の奥様、やっぱり実際には出会わないですね。
そこで今回は、「ファンクラブにはいつから入るのが良いか」「こどもをファンクラブに入れる価値はあるのか」という悩みについて考えてみたいと思います。ザマス問題には触れません。検討中の方々の参考になれば。
ジュニア会員の基本概要
年によって若干内容は異なりますが、だいたい下記のような感じ。
年会費
ライオンズファンクラブは1年単位での申し込みになり、入会・継続時にその年の会費が発生します。
大人向けのファンクラブはカテゴリわけされることが多く、受けられる特典に差があります。当然
特典が多いほど年会費が上がり、近年は3、4コースが用意されて、3000円〜10000円の幅で会費が設定されることが多いです。
一方ジュニア会員はこれまでコース分けがされたことは無かったはず。1コースのみで2000円前後の会費設定になることが多いです。2021年は2000円。大人向けの最安値コースと同額かそれより少し安い設定の傾向。
対象年齢
ジュニア会員の対象は中学生まで。高校生になる年からは大人の会員扱いになります。何歳から、というのは特にありません。うちも0歳から入会させております。特に意味はありません。気分です。
特典
ファンクラブ入会で受けられる特典はだいたい以下のとおり。
入会記念品
大人向け最安値コースではつかない場合がありますが、ジュニアはひとつはついてくることが通例です。複数からの選択式ですが、ジュニア会員を意識したアイテムが選択肢に入ってることが多いです。
チケット割引
割引自体は全種別共通ですが、ジュニア会員はその率が高め。また、一般ではこども料金がない席種でも、料金カテゴリによりますがジュニア会員料金設定があることも。
また、当日券なら無料で購入できる席種が、全てのチケット料金カテゴリに最低でもひとつは入ってます。ただし当日残数がある場合に限りなので、高単価のカテゴリ日や土日だと既に捌けてしまっている可能性が高いです。
確実に安くの場合、これまたカテゴリによりますが当日無料対象の席種が前売300円程度で購入できます。土日に行くことが多い場合、一番恩恵を受けるのがこのシステムかもしれません。
そのほか
グッズ購入時のポイント付与、ファンクラブ限定のイベントへの参加(の抽選申込)など、各特典を全部書き出すと結構な量になるほど、大小さまざまな特典があります。
未就学児でも入会しとくと良い理由
以上基本的な情報をふまえたところで、実際いつから入れたらええんやって話。
ライオンズの有料入場は小学生以上からと他球団に多い「4歳以上」という設定よりやや遅め。ジュニア会員の主なメリットである無料入場を活かすことを考えると、一年生になったら、つまり友達100人つくって100人で山の上でおにぎりを頬張りつつ「1人足りない…?」となる時期に我が子が有料入場対象になったらでよさそうですが、個人的にはそれを待たずなるべく早く入るのが良いと思います。
景品のラインナップが毎年変わる
ファンクラブの景品は毎年変わります。あ、この景品いいなあと思いつつまだ未就学児だから、とスルーすると、来年以降同ジャンルすら一切出なくなる可能性も。ちなみに2020年の枕カバーの枠と思われるところにはモップが入ってます。
「ここ数年こども向けバッグがラインナップにあるからそれを期待して入ったのに、我が子が小学生になった年から景品が型崩れ数の子とか明太子の切れ子ばかりになった。見た目に目をつぶれば味は保証されているしお得だけど味覚的に小1には全部早い」というパターンもあるのです。
近年はジュニアオリジナル景品ではなく、高いグレードに入っていれば全アイテムから選べたりするので、親の景品をこども用にあてがうこともできますが、自分用とは別にこども用を入手したい場合は先に入れちゃってしまってもよいかと。
自分がジュニア会員(当時の友の会)の時代は、ひたすら景品がバッグだった時代がありました。巡り巡って我が子に転用できています。
あ、このグッズいいなあというラインナップの年があれば、先んじて入ってしまうのは選択肢としてありだと思います。
小学生以下の来場者限定グッズを安く入手できる
近年増えているこのシステム。小学生以下ならチケットの要らない未就学児がいれば一番お得…とみせかけて、「当日の観戦チケットをお持ちの」という条件がついてきます。
この場合こどものチケットも手配しないとグッズは獲得できませんが、2020年の料金だと非会員のこどもは最低でも1000円から。…といってもバリュー日の立見の値段なので、現実的には1500円~2000円程度必要。これが会員にしていれば300円。ここでの差額を考えると、これだけでも入会費ぶんのメリットと言って良いです。
そして、この類の限定グッズは結構いいもの出してきます。野球盤なんかは、むしろ親世代の方がときめいたのではなかろうか。
この手の配布グッズは開幕後に詳細発表のパターンが多いです。今のところ前回配布したものを再び…というパターンは例が無いので、欲しいと思うグッズがあればそのときに入手がベスト。
ことのほか早い時期から一席分必要になる
個人差がありますけども。
未就学児無料と言っても、あくまで膝上観戦での話。こどもも席に座らせるとなると、一席分の購入が必要になります。
で、この時期が来るのは結構早いです。
リニューアルしたと言っても、ゆったり広々というわけではない球場のシート。そこで膝上にこどもを載せるとなるとやはり窮屈にはなります。動き回るようになったらなおさら、3時間近く膝上で落ち着かせるのは大変。就学前でも1席分必要になってくる子は結構います。
就学未就学を問わず、膝上観戦が現実的でなければ入ってしまった方が入場料的にだいぶ異なってきます。
まとめ
ということで、ジュニア会員に入れる時期について書いてみました。
やっぱり、こどもにもライオンズに興味を持ってほしいなら早めの入会がおすすめです。上記のようなメリットの他、入場時にジュニア会員に配られるカードやピンバッジを開封して「あ、○○選手だ」ってなるだけでも興味を持ってもらうきっかけになります。
今後どうするかは当人次第ですが、出生年から入会させた我が子もいまんところライオンズファンです。
はじめて自発的に書いた漢字は「森友哉」でした(理由は不明)。
(今のところ)さほど大きな負担にはならない会費なので、ちょっとした球団への募金感覚で早くから入会して損はないのかな、というのが自分の見解です。
以上ご参考までに。
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