ボールパーク化を目指してリニューアルしたメットライフドーム。
数あるリニューアル箇所の中でも特にパーク感を生み出しているのがこども向け施設「テイキョウキッズフィールド」。約1000平方メートルの敷地面積を誇る、日本の球場すべてを見渡してもなかなか無い大型遊戯施設です。
たぶん混むだろうなあ、ということで、オープンから少し時間の経った平日ナイターのときに利用してみました。
場所はレフトスタンド後方
入場ゲートを越えたドーム前スペースの右手、レフトスタンド後方にあります。
一番大きな遊具で6m近くあるらしいので、場所がわからないってことはまずありません。
なお、前述のとおり入場ゲートをくぐった先にあるので、当日のチケットなしで遊ぶだけ、はできません。このあたりは仙台のやつと違いますね。仙台と違い、そもそも試合観戦のためだけに来るのが一般的な立地なので、遊ぶだけのニーズも少なそうですが。
料金は600円〜
奥に大きな遊具があるぶんやや存在感の薄い入り口は、ヘルメット型のブースが目印。ここで会計を先に済ませたうえで入場しますが、支払う前に利用時の注意事項の説明を受けます。同意したり署名したりが終わったら、利用時間に合わせて精算。
利用時間は最短30分から、以降30分刻みで120分まで。
平日だとこどもは
30分600円/60分800円/90分1000円/120分1200円
休日は
30分800円/60分1100円/90分1400円/120分1700円
おとなは時間問わず平日500円、休日700円。
支払った料金分の利用時間が書かれたリストバンドを受け取り入場します。
設備
メインは当然こども向けの遊具類になりますが、野球場の付帯施設としてはかなり充実しています。
タワー型のロープ式のジャングルジムっぽいやつ |
クライミング的なあれ |
ロープでできたトランポリン風味のドーム感あるやつとスライダー。 |
長いスライダーはローラー式。尻つけずしゃがんで靴だけでいくと速いやつ。 |
このように、凝りすぎてて正式名称がわかんない遊具がずらり。これはこどもテンションあがりますね。
また仙台との比較になりますが、仙台のように遊園地的な乗り物はなく、こどもが自分で楽しむタイプの遊具のみです。仙台が遊園地ならアスレチックというか。仙台がなんとかパークってつきそうで、こっちは「〇〇の森」ってつきそう。アクティビティってやつでしょうか。伝わってますでしょうか。
ちなみに滑り台は小さめのやつもあったりします。
利用者の年齢制限
こども向けの遊具エリアということで、遊ぶこどもにも年齢制限ががあります。6歳~12歳までのトイザらスキッズ限定。未就学か否かの言及はされてないので、あくまでその子が何歳か、というのが基準。年長さんでも6歳になっていればOK。ただ、見た感じ厳密なチェックは行なわれてません。さすがに・・・という場合は確認するとは思いますが。
同伴者について
同伴者にも年齢制限がありますが、こちらは何歳まで、というか何歳以上から、という制限。後述のとおり必ず同伴者が必要になりますが、「扶養者または20歳以上の方」という決まりがあります。極端に言えば「さっきトランペットが欲しくてショーウィンドウを眺めていたら声をかけてくれたおっさん」が同伴した場合、そのおっさんがちゃんと20歳以上でおっさんならOK。どんなに仲良くても16歳の友達のお兄ちゃんはアウト。
こどもの人数と同伴者の人数
これは最低何人必要、というルールで、まずこどものみでの利用は不可。必ず同伴者はいなくては利用できません。また、同伴者1名で利用できるのはこども3名までで、4名を超えるともう1名の同伴が必要になってきます。ショーウインドウに張り付いているのが3人までならおっさん1人で充分ですが、4人いたらもう1おっさん必要です。それよりもまずトランペットを買うべきです。
同伴時の注意
託児施設ではないので、入場したら大人は離れるというのはNG。少なくとも施設内にいて、退出は利用者と一緒にしないといけません。設備は年齢制限があるので、同伴者は基本待機。一応各所に腰掛けるスペースがあります。
こどもはどうしても「こっち来て」と言い出しがちですが、遊具をスルーしつつ遊んでいる場所に向かうのはそこそこアドベンチャーです。
営業時間
1軍試合開催日のみで、開場後~試合終了30分前(または21時30分)までとなります。雨天時は営業中断・中止もあるそうです。
飲食と再入場
施設内での食事は禁止。動き回るので水分補給として飲み物はOKです。
施設内にトイレはありませんが、再入場ができるので使用中にいったんトイレに行くことは可能です。どうしてもおなかがすいたら一度出て少しおなかに入れて…というのもあり。
感想
以上がざっくりとしたキッズフィールドの紹介でした。
感想としては、こどもの満足度は高め。ただかなりしっかりした施設なので、高学年の利用率が高そうです。大きな子との接触が不安、という場合はキッズパークの方が向いているかもしれません。
すぐ脇はDAZNデッキ。両親のうち1人だけ同伴してもう1人は入らないけどビデオとか回したい…という場合もすぐそばで様子をみることができます。
また、同判時も一番デッキ寄りまでいけばビジョンで試合の状況のチェックは可能。これはありがたい。
ただ、ここまで外との境が無いと、同伴せずともここで待機じゃダメかしらと思うのも事実。前述のとおり託児所代わりを避けるためなのでしょうが。
なぜかうちのは試合になれば観るので助かってますが、試合はいいから遊んでいたいとなる子も多いと思うので、そうなっちゃうと保護者はしんどいかも。笑顔の我が子を観れれば幸せ…といいたいところですが、同じくらい野球観たいから球場に来ているわけで。
同伴者も有料である以上、ライオンズキッズパーク時代にやってた、ドリンクバーくらいのサービスは欲しいかな、というのはわがままでしょうか。もしくは大人たちにも存分にスライダーを滑らせろ俺の渾身の滑りをみせてやる
以上テイキョウキッズフィールドでした。
平日ナイター開始前が存分に遊ばせられてお薦め。
ちなみにすぐ広場なので、結構入場直後のファンの方の視線を感じます。
この日はルーレットかなんかで横に長蛇の列があってなおさら。
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