松本はまだまだこんなもんじゃないと思います 2021.6.22 L2-0E ＠メットライフ

交流戦を五分で終え、交流戦明け最初のカードを１勝１敗１分の五分で終えてと、五分が大好きセンターマン状態のライオンズ。センターマン自身の主張は「本当は七三くらいがちょうどいい」なので、その主張に合わせた五分感で行って欲しいところです。

交流戦２カード目は楽天。今季はここまで０勝６敗と、さすがのセンターマンでもこれは五分じゃないと嘆きそうな事態なので、なるべく七三くらいには持っていきましょう。

書き出しからセンターマンのことをみんな知ってる前提で進めてるけど大丈夫ですかね。

カード頭は松本。

ここまで５勝３敗はまずまずだと思うんですが、能力的にはもっと勝ってていいというか、ローテの軸を担っているくらいの立場にいられるはず、とずっと思っています。良いときの球は本当に魅力的。ほんと、自信もって投げてればいいのに…と毎回思ってしまうんですが、それが簡単にできないから大変なんだろうなあ。さて今日はどっちだろう。

…と思って見ていましたが、今日は良かったですねー。プロ入ってからでも屈指の好投だったのでは。どの球でもストライクが取れて、組み立てる側の捕手も楽。うまく操れているから、自然と強気になるのでしょうか。この日は逃げている感じはどの打者に対しても感じなかった。浅村に四球は与えたけど、あれも場面的に歩かせてもいいという場面で、きっちり勝負はしながらの結果だったし。

唯一先頭四球を与えたところが怖かったですが、しっかり投げてると野手も集中してくれるということですね。運が良かった、といって間違いないプレーでしたが、その運を呼び込める投球をしていた松本の勝ち。

打線は岸にうまいこと抑えられていたけど、愛斗が会心の一撃。下位打線にあのバッティングをできる選手がいるのは、こういう試合だと効いてくる。よく打ち損じずに捉えてくれました。ライトスタンドから観る左中間へのホームランが一番好きです。

結局松本が８回まで投げてくれて、平良直通。現状では直通がベストの継投。しっかり抑えて勝利。遂に平良はパリーグ新記録に到達。

凄いんですけど、言うほど圧倒的でもないのが面白い。今日もそうでしたが、１点くらいなら取られておかしくなかったって試合が開幕当初から結構あった印象。相手に手も足も出させない圧倒的な投球っていうのは去年のほうが断然できていた気がする。

完璧でなくランナーもちょくちょく背負っていることが、０を継続することに関しては良い結果に繋がっているのかも。無死でランナー出すとか、得点圏に背負うとか、よくあることだからか一切動じる感じがない。ごちゃごちゃいわんと最終的に１イニング０で終えればええんや、の精神が大事なのかもしれません。

根拠はないけど最終的に５分に近い対戦成績に落ち着くと思っている楽天戦、とりあえず初勝利。取り返すのが早いに越したことはないので、明日アップセットで一気に乗っていきたいですね。佐々木は５四球くらいは覚悟。細かいことは気にせずいきましょう。

ちなみにこの日はボストンバッグを付けたりメイトーな席にしたりしたのですが、そのあたりは別記事で。どっちもなかなかに良かったです。