今でこそ豊富なジャンルが取り揃えられている球場グルメ。
技術向上やら設備面の強化やらなんやらいろいろあって、しっかりと美味しくて出来立てのメニューを野球場でも楽しめる時代。ジャンルもご飯ものから麺類、和洋に中華、デザート類と幅広くなっています。野球場で焼き立てピザが食べられるようになるとはねえ。
そんな激動の球場グルメを古くより支え、今も主力として存在感を示しているのが弁当。冷めても美味しくボリューミー、種類も豊富に取り揃えられる弁当は、野球観戦との相性も抜群。
そういえばＪリーグ誕生時に発刊された観戦ガイドみたいなやつに、「まったりした野球と違って常に試合が動き続けるサッカーでは弁当を喰う暇なんてないぜ。野球はぬるくて困るよね。君のは白黒？かわいそうだね」なんて一文があった記憶（一部フィクション。ていうか最後はゲームギア）。なんであれ買ったんだろう。サッカーの背番号は選手ごとに決まっているわけじゃないよとか、チアホーン吹こうぜとか載ってたのでその本の質は推して知るべしですが。
話戻して。
いいですよね弁当。野球場のも良いけどやっぱり駅弁ですかね。最近遠征してないけど、行ってた頃は東京駅の祭に寄るのが定番でした。小田原とか大宮とかを過ぎたくらいに蓋を開けるのが好きです。
駅弁といえば自分の中では峠の釜めし。長野に祖父母がいたので、夏休みとか遊びに行く際横川の連結で親に買ってもらいました。一回買いに出た父が出発しても席に戻ってこなくて半泣きになるこんとあき状態になったこともあったなあ。あの絵本に出てくる弁当を食べてみたかった。
話戻して。
野球場の弁当は、近年だと選手プロデュース弁当が主流になっていますね。やっぱり人気のある選手のものばかりなので、売り切れてしまうこともしばしば。
あんまり球場弁当は食べたことないのですが、年一くらいで食べたりします。たいてい特典のポストカード目当て。選手が記録を達成したときに限定バージョンが出るのが最近の定番なので、そういうときに買っています。
ということで今回は栗山2000試合記念。
懸念は限定販売なので売り切れる可能性。確実に抑える方法は…と考えてたら、そのためのサービスがやってることを思い出しました。
それがお弁当事前購入サービスの「スマ弁」。
サービス名そのままの内容で、予め購入日と購入弁当を決めて申し込んで、当日球場で受け取るというシステムです。正直縁が無いと思って気にも留めてなかったんですが、折角思い出したので使ってみることに。
システムとしては観戦チケットと同じで、オンラインチケットショップに遷移しての操作になります。試合日と購入品目のほか、チケット会員かファンクラブ会員としてのログインが必要です。ちなみに引換場所は入場ゲートの先にあるので、当日の観戦チケットが無いと弁当の引換ができません。試合観ないで弁当だけというのができなくなっています。
弁当用チケットを発券して引き換える方法になるので、観戦チケット同様いくつかの発券方法から好みで選びます。このとき、一部発券方法では発券の際に手数料が別途発生。また、予約手数料として別途１００円が加算されます。予約手数料は発券方法に関係なく必ず発生するみたい。
普段ならやり慣れていて手数料もない球場窓口発券を選ぶところなのですが、この試合の観戦チケットは既に発券済み。弁当のために二度並ぶのかよ、007じゃねえんだぞ面倒臭いと思い、今回はMOALA。007のくだりは無視して結構。
ちなみにMOALAも初使用。
なんて読むのこれ。モアラだそうです。
ああ、あのTHE W二回戦落ちしそうな女性コンビに呼ばれるでかい蝶みたいなやつ？あれはモスラ。
主に上半身のみ裸の状態？それは半裸。
ドラえもんが必ず負けてしまう苦手なゲームか。それはバカラ。
もう無いかな。最後は嘘だし。
LINEを使った電子チケットサービスってことで良いのでしょうか。発券せずにスマートフォンをチケット代わりにできるってことで何年か前に導入したのは知ってました。
ただ当時は入場後も外野席とかはスタンド入る時にもチェックがあって、その度にスマホ取り出してる人を見てそんなに便利そうに思えない、というかむしろ不便なようにみえてスルー。
今回初めて使いましたが、確かにスマートフォンで完結するのは便利ですね。半券回収の代わりがスマートフォンの画面に電子スタンプを物理的に押す、という中途半端な未来感。そういや半券って言うけどチケットの半分サイズの半券って見たこと無いな。
基本的に入場後のチケットチェックが無くなったことを考えると、観戦チケットもMOALAに切り替えても良いかなと思いました。発券作業も地味に面倒だし。
ということで無事目的達成。
巧御膳好きです。
もうちょっとご飯が多ければ完璧。
栗は妻が食べました。
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