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打撃コーチの育成能力と修正能力に関する幾つかの考察

2021/11/08

雑記・備忘録

新体制で始まっている秋季練習。
各々が来季に向けて動き出しているわけですが、そんな中こんな記事が。

(西日本スポーツ)

(サンスポ)

(日刊)

タイトルでわかるとおりいずれも今季低調だった外崎が復調に向け練習中、という記事なのですが、この三記事に共通点が。

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(前略)この日はティー打撃中、上本ファーム打撃コーチから体を使いながら指導を受けた。体の開きを意識することでバットの軌道を修正した。シーズン中は「結果が出なくなったときに、『ここを修正すれば大丈夫』というところを見つけられなかった」と振り返った。(後略)
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(前略)午前9時半から約7時間、大半の時間を打撃練習に割き、黙々とバットを振った。上本ファーム打撃コーチらから直接指導を受け「新たな発見だったり、勉強になっています」と充実感を漂わせた。(後略)
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(前略)今季は左腓骨(ひこつ)骨折の影響もあり、打率2割2分と振るわず、上本2軍打撃コーチから熱心に指導を受けた。左肩を開かない意識を強めて臨んでいるが「(修正点は)細かすぎて、自分でも分からないぐらいの部分」。感覚とスイングのズレを外からの視点で確認してもらうことに時間を割いた。(後略)
ーーー
※上から順に西日本スポーツ、サンスポ、日刊より抜粋



という感じで、どこも上本コーチ指導のもと、という部分に触れてあります。どの記事もコーチの名前まで挙げなくても成立する記事でありながらどの記事も名前を挙げているあたり、かなりマンツーマンに近いくらいでコーチングしていたのかな、という印象。

で、対策中の外崎の課題は、今季のライオンズ全体の課題。
本来の打撃を取り戻すための修正作業。

いかんせんレギュラーと控えの力量差が激しいチームなので、不調なら代わりを用意とはいかず、とにかく当人が少しでも早く上向いてくれるよう祈りつつ起用し続けるのが唯一の打開策。結局、誰一人最後まで上向かぬままにずるずるいった結果が最下位。

キャリアハイ時の成績や主力の年齢を考えると、補強うんぬんより固定メンバー(というか山川と外崎)の打撃修正・復調をするほうがチームとしては恐らく効果的で、その点を意識しての平石コーチ招聘だろうと思っています。

そんな中でも特にキーマンの外崎の指導という大事な作業に、上本コーチの名前が出てきて嬉しいのと驚きと。

既に呉、愛斗の活躍時に名前が挙がってて、ある程度若手育成能力のある印象は残っていましたが、果たして修正能力もあるのかどうか。上本打撃コーチの手腕、来季の外崎の成績はその点も試されることになりそうです。

どうしても比較対象となるのは、結果として今季は修正させられず配置転換となった元一軍打撃両コーチ。

とはいえ赤田コーチに関しては、森友哉はわざわざ本人がコーチの名前をお立ち台で出すくらい打撃修正に寄与してはいたんですが。このあたりは選手とコーチの相性もあるのかなと思います。

数年前も、打撃フォームのてこいれで修正しようとする森に、若手時代は強化すべきと促して成績上昇につなげたなんてエピソードもあったし。少なくとも森と赤田コーチの相性は良さそう。

その分配置換えが残念ではありますが、チーム全体でみるとおとがめなしってわけにもいかなかったというのは承知。


話戻して、上本打撃コーチの手腕はいかほどか。これで育成・修正能力どちらも証明できたら、一気に重宝される存在になれちゃいますが果たして。期待してますが、不安もあります。引退後もこんな感じで活躍できるかドキドキできるとは思わなかったなあ。


今後も両コーチの名前が出てきた記事は貪欲に拾ってまいります。




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