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エンタメとして釈然としたい 6/4 L3-4xYs@神宮

2024/06/08

ビジター球場 観戦記

 神宮です。二年振り。この3連戦は全てチケットを抑えたので、たまの観戦時に「ここ1年負け試合観てない」と宣っていたのもさすがに終わるかなと。逆に3つ乗り切ったらいよいよ勝ち運持ちと真面目に自称しちゃっていいよね。


まあいらぬ心配でした。2戦目くらいまでは夢見たかったっスね。


この日に栗山が昇格、しかも早速出てきて400二塁打のメモリアル勝ち越しタイムリー。観戦運ホントに上がってるかも、と思ったんだけど。記録達成試合にもなったことで、ライオンズがこんな綺麗な勝ち方するかねという不安も。




案の定最終回に今井がランナーを溜める。それでもここまで120球越えで初回の1点で凌いで、一発逆転の状況でも三振奪ってあと1人まで。さあ頑張れ。今日はひとりで決着つけよう!

...というところでアブレイユにスイッチ。

うーん。

この日はブルペンが近い席だったので、9回始まる前に入念にアブレイユとコーチが話し込んでたのもみえました。なので、慌ててのスイッチではなく、予め決めていた交代シチュエーションになったから予定どおりに起用したというのは理解。多分130球が設定していたラインだったとも思います。

でもねー。理解はするけど納得できない。

投げてるのが今井なわけです。栗山が久しぶりに上がって生み出したリードなわけです。9回からの継投でおかしくない場面で続投させて、9回ツーアウトまできたわけです。

抑えたらライオンズファンにとって完璧です。ベテランによる勝ち越し劇、ここまで苦しいチーム状況の中で柱として仕事をしてくれてきたエースが、最後までマウンドに仁王立ち。こんなの観れたら最高。たとえ打たれたとしても、望んだ結果にはならなくても、今井はよくやったと労って終われるわけです。

相手は山田哲人。今季は苦しんでますが間違いなく球界を代表するスター。試合のクライマックスを担うW主演としては超理想。

これだけワクワクできる状況を演じてこそのエンターテイメントなわけです。球数はあっただろうけど、あの状況が生み出された以上は今井に委ねるべきだったと強く思います。

面白く無くなる方を選んだ。そして結果負けた。打たれることは仕方ない。追いつかれるのも仕方ない。ただ、あの日あの場面に関しては「今井が投げた結果なら」。今井が投げ切る姿と、その結末を観たかったのです。

見せ物としても勝負事としても残念でした。思い通りにならないのも含めてのエンタメと理解はしているつもりで、負けた!金返せ!なんて思ったことはないけど、この選択はやっぱり結果抜きにして納得いきませんでした。


我ながら長々と同じことを繰り返してるだけの文章になってると思いますが、それぐらい残念。多分向こう数年ふと「あそこは続投だっただろう...」と思い出すだろうなあ。今井が完投した結末が観てみたかった。

余談ですが松本が打たれても今季は何ひとつ文句はございません。背負ってくれてありがとう。本当に。



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