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春野キャンプに行こう2020(5)

2020/04/08

家族で外出シリーズ 新型コロナウイルス感染拡大関連 旅行記

買い物を存分にしたあとは、満を持して春野総合運動公園へ。

昨日とは一転して、閑散とした駐車場。メイン球場のすぐそばに停められました。場外の人影もまばら。


とにかく、いい天気。見渡す限り、雲ひとつなし。

まずはメイン球場のスタンドへ。こちらもまばら…だけど、過去の印象からすると思ったより人がいる。南郷の土日は埋まっている日があったくらいみたいだし、本当にファンは増えているのですね。当然好位置から埋まっているので、適当な場所を探して腰掛ける。

グラウンドに目をやると、全体の練習はひと段落していて、数人がフリー打撃をしていた。

打者はもちろんだけど、なんかバッピも熱がこもってるな。しっかり上下ユニホーム姿だし。誰だあの左腕…と思ったら、内海でした。実際に投げているライオンズの内海を生で観るのは初めて。去年はなにもできなかったけど、この時期実戦的な投球ができるようになってるのは朗報。

捕手とお互いその場で一球ずつ意見を交わしながら、きっちり状況をシミュレートして組み立てて投げている。その表情や声が明るくて安心。時折笑い声も聞こえてくる。順調なのかな。それにしても、捕手がよく喋るなあ。背番号2って?ああ、岡田か!

最近はとんと背番号が覚えられなくなった。ある程度そのイメージが固まっていた選手が変わると特に。なにはともあれ、岡田選手も元気そうでなによりです。


彼らがベンチに引き上げると、グラウンドは次の練習の準備。スタッフを中心にフリー打撃用のケージ、バッピ用の防球ネットやマシンのセットが始まった。ある程度整ったところでベンチからまたひとり姿を現した。先にいたスタッフと話しながら、入念にマシンのボールの高低や左右の位置を調整する。それにしても、デケエなあの人。ていうか




上本コーチじゃないか。

大急ぎで最前列に移動。間違いない。上本達之だ。久しぶりに姿を見れた喜びと、高知まで来て空振りに終わらなかった安堵が交錯する。選手相手じゃないからどうかなと思うが、一応持ってきたし、最前列でなら周りの目も気にならないし、折角高知まで来たし、バッグに忍ばせてた応援幕を出してみる。

反応がありました。


もう充分です。大満足です。春野来て良かったです。


そういえば、選手として臨む最後のキャンプでの姿を観たのも春野だったなあ。室内で黙々とマシン打撃をする後ろ姿は、今でもしっかり覚えています。

ああいった努力を支える立場になるのか。上本コーチの支えで二軍から巣立ち、一軍で輝く選手が出てくれることを期待しています。


応援したいという気持ちは、選手を辞めても健在でした。ここまできたらとことんまでいこう。ご迷惑にならない範囲で。

もう選手ではないけれど、ライオンズのユニホームでグラウンドに立つ姿は、やっぱり良い。理屈抜きに、格好いいです。春野の地で、再確認。やっぱり、二軍戦は何度か行っておこう。そう決めた、高知春野の昼下がりでした。



もうちょっとだけ続きます。

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