ご無沙汰しております。
書くことないなあと放置していたらこんなに空いてしまいました。
一応まだ続いております。
2021年のメットライフドームチケット概要が発表されました。
リニューアル後のグランドオープンということで、新席種の案内も。
2021年新席種ページ(ライオンズ公式)
今季終盤に改修が始まった外野エリアもその全貌が明らかに。
やたらめったら席種が増えてなんのこっちゃわからん。
以下自分の整理用。
外野全体の変更点
永年貫いた芝生席形式の終了を高らかに宣言したとあり、変更後の姿はそこそこ注目されていたと思いますが、すごくざっくり言えば「全部椅子席になった。背もたれ付き」という、予想されていた中で一番面白味のない可能性が高いと見込まれていた変更でした。
まあそうだよね、椅子にしない理由が無いよね。というところ。個人的には計画発表時のイメージはなんだったんだという思いもありますが、あの予想はイメージなので実物と異なる場合がありました、というだけの話。どこでどんな理由で椅子席が確定したかはちょっと気になる。
両翼バックスクリーン脇上段に「ユニバーサル」を冠するデッキが誕生。名前的に新間寿が構想しているのかなと思ったら車椅子の方向けの外野席でした。これまでは基本ネット裏脇の外周通路しか選択肢が無かったので、これは良い変更。
レフトスタンドの変更点
外野指定A・B・Cという非常にシンプルな区分けになりました。
2020年の席種との位置関係でいくと
- 外野指定レフト→外野指定A(1053席)
- 外野芝生A→外野指定B(1218席)
- 外野芝生B→外野指定C(1040席)
という感じ。ベンチ席エリアまで同じ椅子で埋め尽くす模様。
Bの後方に、変なスペースがあってその後ろに1列程度というちょっと不思議な配置の座席があります。ここが公認応援団エリアかなと予想。
指定化に伴い、外野スタンドの応援熱量の分布はある程度球団が操作できるようになりました。今回の各席種の表現を見てみると
- 外野A→「応援をさらに拡げていきたい、盛り上げていきたい方に」
- 外野B→「応援団の近くで熱く応援したい方に」
- 外野C→「温かく応援したい方、ファミリーで応援したい方」
抽象的ではありますが球団側の狙いは充分伝わる表現。熱くと温かくの違いってなんだろうね。杉谷のアナウンスやらFA選手へのブーイングやらへの是非とかかな
メインゾーンがAなのかBなのかは難しいところ。応援に積極的なファンはAに誘導しているように見えますが、応援団の最寄りではないみたいだし。積極的で厄介そうなのは端にまとめようという魂胆でしょうか。
料金差は内野寄りかどうかの差ぐらいでつけたと言われても違和感がない程度におさまっています。ここで適用の応援ルールに差をつけると一気に棲み分けがされそうですが…。
芝生席→椅子席になってるので、やはり外野のキャパは増えるようです。
球団発表だと外野Cは1028席。旧芝生Bをスクショしていた座席選択画面の●でざっくり数えたところ多く見積もっても500くらいだったので、約倍増。子連れで応援したい方にはチケットが取りやすくなるかも、というのは朗報。
チケット代も、ファンクラブジュニアの前売300円が全料金カテゴリで採用されているのはCのみ。当日無料はA・Bも採用されていますが、実際プレミアム以上は当日まで残っている可能性がね。前売の場合、A・Bは300円対象ではありません。こども料金はありますが全カテゴリで1000円以上の設定。
Cは料金面で狙い通りに行くと思いますが、A・Bはどうだろう。前述したような規制の差で誘導するか、ここの棲み分けはあまり深く考えていないか。
いずれにしても、キャパが増える分声量は増すはず。増すと良いなあ。大声が出せれば、という条件付きになっちゃうのがしんどいご時世ですが。
ライトスタンドの変更点
レフトよりいろいろ変わりそうなのがこちら。
純然たるビジター席がついに狭まります。レフトのCにあたる区画までになり、A・Bにあたるエリアが「ポールシート」と名前を変え、ホームビジター混在可能に。上部にはテラス席もできます。
狭めるかなとは思いましたがバックスクリーン脇に持って行ったのは予想外。ここにビジターファンが集められるってなかなかないような。前甲子園でやった楽天戦では楽天側がこのあたりにいた記憶(理由は不明)。…ってあれは一応楽天主催か。
あと、旧内野指定Cが外野エリアに組み込まれたので、2020年までのレフトライト外野エリア非対称問題が解消されました。誰かが困ってたわけではないけど。
相手側の応援風景も変わっていくんだろうなあ。
今回はここまで。
こども料金のあれこれはまた別に触れようと思います。
にしても、席種増えすぎ。バリエーション豊富はいいけど、初めて行くって人が困惑しないかね。
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