2021年シーズンは公式戦開幕からホームゲームの有観客開催をしているライオンズ。記念すべきホーム開幕戦は現地で観戦できました。ようやく新装カーミニークフィールドに足を踏み入れることができて満足。
…とはいえ、去年は一切入場不可だったし、せっかく上本コーチがいるし、この後去年みたいになる可能性だってあるし、行くタイミングがあればなるべく行きたい。
ということで、今回の販売で唯一行けるこの日のチケットを確保。
超の付く争奪戦だった前回を踏まえ、今回も先行販売開始とともにトライ。今回は流石に前回ほどではなく、望んでいた位置の最前列が一発で取れました。取った後覗いても一部日程を除いてまだ購入できる状況。やっぱり前回はカーミニーク最初というのが大きかっただけか。あっさり平常運転へってところですかね。
…まあ今回も30分足らずで全試合終了してますけども。キャパと制限考えても二軍なんですけども。平常って何ですかね。自分も麻痺し始めております。
迎えた当日。
二軍戦は電車で行きます。ここ最近仕事も車なので、電車乗る機会が激減しています。そんな状況で久しぶりの電車ということで、しっかりPASMOを忘れました。仕方なく切符。切符こそ久しく買ってないかも。どうせならと
往復乗車券を買いました。これこそ何年振り、いや何十年振りのレベルだろう。
IC乗車券が出てくるまで、切符売り場の行列も試合後名物だったよなー。駅着くやいなや「悪いこと言わねえから帰りの切符は今買っておけ」と連呼されるのは入場前名物。満員の日なんかは先に買うための列すらできてたから、地元駅の時点で往復乗車券を買って。今は割引でもない限り、なかなか。
はい、今回も本題からちょいちょい逸れますからね。油断しないでやってください。
平日の昼間にしては、そこそこ人がいる西武球場前行きに違和感をおぼえる。少し考えて理解。今日は一軍のナイターもあるんですね。横にいる子たちは、聞こえてくる会話から球場アルバイトスタッフらしい。へえ、これくらいの時間から出勤するんだ。お疲れさまです。
こんな時間からちらほらと人がいる球場前広場を通ってチケット発券。開幕戦でペンライト機能欲しさにインストールした球団アプリは会員証にもなるんですね。今更知りました。未来っぽいのでせっかくなのでデバイスのディスプレイでチェックしてもらってトゥゲザーする。あたりまえだけど無事反応。発券を終えて二度目のカーミニークフィールドへ。
今回は三塁寄り。ライオンズベンチの斜め上といったところ。角度的にベンチ内は見えないけれど、ネクストバッターは目の前。
攻撃時はすぐそこに上本コーチがいる感じ。見えないけど。
コーチモデルの手帳とかグッズで出れば買う。 |
うーん、前回とどっちがいいのやら。プレイ中の姿は見えないが、イニング間でコーチとしての所作がよくわかるのはこちら。ベストポジションいまだにわからず。
各コーチのイニング間の動きは近くで見ると面白い |
ただ、数段の差とはいえ最前列はやっぱり目の前感凄い。普通にちょっとしたやり取りも聞こえてきます。球審の他愛もないひとこととか。開始直前にタオル忘れたって焦ってました。稼頭央監督も心配してました。そのまま試合始まったけど良かったんでしょうか。言ってくれれば我々観客も少しくらい待ちますけども。
このユニの日とは知りませんでした。屋外デーゲームだと映える。 |
ノンタオルマッチとして始まった試合、ハムは生田目、ライオンズは渡邉の両先発。前回は松本が開幕前の調整で先発したんですけど、個人的にはこういうこれからの選手の方がファーム観戦の時は嬉しいです。
なんて呑気なことを言えたのは最初だけ。この日はお互いの先発がイマイチで、ファームでこうなっちゃった時はそりゃもうわちゃわちゃの試合になります。パカパカ点入るわそれでもすぐピッチャー変わらないわ、果てしない感じに。生田目120球くらい投げてたよ。
ただ野手が良かったという見方もできますね。特にライオンズは外崎山川栗山という、ただの不振じゃ動かない枠が一斉に空く異常事態。一方ファームの野手からしたら大チャンス。実際開幕から好成績を残してた呉とドラ1渡部はこの機に昇格して出番をもらって結果を出してるし、こんなにもわかりやすく「二軍で結果出す=即昇格」って状況もそうそう無い。これで気合入らないわけがない。
この日目立ったのは愛斗でした。前回あんまり球場演出無いって書きましたが、ホームラン演出はあります。ビジョンでちょっとした文字アニメーションを流しつつ、あのメジャーの試合でよく聴く音楽が流れます。
ビジョンにHOMERUNの文字。 |
デーッデデーヘーイデデデデデデーみたいなやつ。あ、そっちじゃ無いです。デデデデデデーデデーじゃなくてデーッデデーの方ですよ。うん、そうそうそっち。
個人的に期待の中熊は快音なし。試合通して自分のタイミングでスイングできてないのかなーという印象。ホーム開幕戦ではいい感じでしたが、結果チェックしてみたらあの後からはちょっと止まってるみたい。無念。
さて、今回三塁寄りの席ということで、必然的にハムベンチが目に入るのですが、その活気に驚き。全員が前のめりで声出して、ヒットが出れば大盛り上がり。シーズン終盤に首位攻防戦でみせるようなテンションです。なんというか、楽しそう。でもおちゃらけてるって感じは無くて、凄く良い雰囲気。なかでも積極的に声をあげているのが清宮、万波、今川の4-6番の並び。
特に清宮の姿に驚きました。あれだけの扱いでプロ入りしたし、二軍では自分の打席だけ注力して周りには無関心、なんで俺が一軍じゃなくてこっちなの的なオーラを出してると勝手に思ってました。
コーチや先輩に指導されたから仕方なく、という感じは一切なく、むしろ自発的にチームを引っ張っていこうとしてるような。なんか意外。こういう選手だったのか。
ホントにいい雰囲気。なかでも万波がよく打ってさらに盛り上げる。「さー続こう」って言われた次打者が「よっしゃー」とか言いながら打席に向かう、マンガみたいな光景がずっと続いてる。
この三人が一軍の中心になったら強いだろうなー。
手強くなるのはキツいけど、ちょっと楽しみになるくらい魅力的でした。
ライオンズで面白い存在に思ったのは3番手で登板の大窪。でけー。198cmだって。しかもトルネード。
なるほど長身から繰り出す豪速球に期待しての育成枠ですね!変化球コントロールからっきしだけど直球は超一級の素材型ね!ロマンあるね!さあいったいどんな暴れ馬か
...と思ったら、138キロそこそこ。調べたら入団後に「この前初めて140キロが出せたの!」レベルの超素材型。この体躯このフォームで軟投派ってもう存在がチェンジアップみたいな。
結局2回を被安打1。それが今川のツーランで2失点という内容。まずまずすぎる。余計気になる存在になりました。覚えておこう。
その後乱れ続けた試合はライオンズリードで9回へ。ただこの9回が一番酷かった。リリーフ水上がファーストゴロのベースカバー忘れで先頭出塁から始まり、三本間に挟んだのにあっさり三塁帰塁許してオールセーフという打撃コーチリスペクトなプレイが続くともう止まらず。結局この回出た代走の2人ともに打席が回るまで続くという。
ドームの開門時間なんてとうに過ぎ去った17時前にようやく終了。お疲れ様でした。
試合後は即反省会。
ホントにコーチやってるんだなあと変な実感。近くて遠いお隣に、たくさんの教え子が行くといいなあ。
ちょっと冷えてきたので、レターマンジャケットのポケットに手を突っ込んで駅へ。これから試合のドームを横目に帰るのは、ちょっと不思議な感じ。
今回はこちらの画像でお別れです。
カーミニークフィールドでも健在のメンバー表掲示。クリアケース入りという超進化。
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