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外国人総取っ替えするので振り返っておきます

2021/11/19

雑記・備忘録

最下位ライオンズは粛清のオフ。
外国人選手は先に決まっていたメヒア含め全員契約解除となりました。
ちょっと振り返ってみます。

ザック・ニール
防御率5.85 11試合1勝6敗0S
投球回60 失点41 自責点39
QS率36.4 被打率.322
K/BB 1.73  WHIP1.52

間違いなく2019年リーグ優勝の立役者。連勝無敗でライオンズには珍しい外国人エースとして活躍してくれました。外国人のエースなんてヤング以来郭泰源以来...っていうか他にいるかな。

ただその後2年は苦しみました。個人的には2019年のCS初戦で勝てなかったとこからおかしくなった印象。あの日も好投してたし、ニールはリード維持してたんですけどね。チームも結局あそこから立て直せなかったなあ。

結局今年は上のような厳しい数字。去年も踏まえると、不調というより通用してないと判断するのもやむなし。試合をつくる姿すら殆ど見れなかったもんなあ。

新型コロナの影響でホテルに缶詰にされたりと、そもそも異国でスポーツをするのには困難が例年以上に多い中でモロに影響を受けてしまったことを思うと、1年目の内容を求めるのは酷だったと思いますが...

メヒア同様しっかり労える場面があるといいんですけど、いろいろ落ち着いたら。



コーリー・スパンジェンバーグ
打率.232
試合61 打席212 打数181 安打42 本塁打7
打点 27 三振64 四球27 死球3
犠打 0 犠飛1 盗塁3 盗塁死3
出塁率.340 長打率.420 OPS.760
得点圏.271 失策5

1年目に2割7分近く、OPSも.800台とまずまずで、数字だけ見たら慣れてきた2年目への期待は持っておかしくない選手でしたが。

いかんせん打率と三振の数字が...。イメージしてた以上に出塁率もOPSもそれなりだったことがむしろ驚き。駄目な時はかすりもしないとこまでいっちゃうので、どうしても印象はそっちが残っちゃったなあ。

面白い選手ではありました。地味に足が速くポジションもいろいろつける。基本当たらないけど、たまにかちあげてスタンドに描く放物線やその時のフォロースルーのインパクト。

7番固定で好きにやってもらえたら、安定はせずとも特徴的な、極端な成績で妙な存在感を示したんじゃなかろうか。実は足速くて実はポジション複数経験してて基本バットに当たらないけど当たると飛ばす...。垣内っぽい選手だったのかもしかして。


ただ一応あの選手が抜けた後釜みたいな立ち位置を期待されてたと考えると評価するのは厳しい。シーズン200安打の代わりが外国産垣内と金子では、そりゃあ下位に沈むよなあ。ヒット100本以上減ってるんだもの。


リード・ギャレット
防御率3.77 61試合4勝3敗17H21HP2S
57.1回 打者258 被安打57 被本塁打6 奪三振59
奪三振率9.26 与四球33 与死球0 暴投3
失点28 自責点24 被打率.265
K/BB1.79 WHIP1.57 


成績の割に残すべきという声が多かった印象のギャレット。自分もです。
多分そう言ってた人の大半がサファテを思い出してそう。自分もです。

なんかすっごいダブりますよね。投球スタイルとか。あとなにより良いものは持っているけどこの成績じゃ球団の判断もやむなしか感が凄くて、ソフトバンク楽天あたりが拾って絶対的守護神になる気しかしない。

サファテ抜きにしても、160キロを投げられて日本野球を知ってるというスペック。これ以上の選手を一発で連れてこれるか?

球団も重々わかっていながら切ったのは、ブルペン候補に厚みがましたのが影響したんかな。水上田村大曲...最後には森脇も立て直してきて、武隈は今じゃねえなあというタイミングで突然圧倒的な投球を。来年の増田次第ではむしろ充実しているといえる、数年前では信じられない状況。

その中で考えると安定感がどうしても...

とにかく投げてみないとわからない印象で、かつ好投は続かない印象。今年は1試合ずつ抑えて失点してのリズム感。印象論かと思ったけど61試合28失点とちょうどそれくらいだったのか。

投球回数以上の奪三振は魅力。でも被安打もイニングとほぼ同じ。うーん...。

やっぱり若手で充実し始めたのが大きいか。このイニング数ぶんぽっかり浮くのは大変だけど、今季ほぼなにもできなかった宮川が去年くらいの結果出せば。見てみたら今年のギャレットと去年の宮川の数字って結構近いんですねえ…。

この球を持っていつつゾーン外への球が多いのが個人的には残念でした。この球威ならゾーンで勝負しても良いと思う…というか観てて納得できるし。あと死球0が意外。

この選手を9回になんとか固定しようというベンチのこだわりは、結局シーズンの低迷の一端を担っていました。9回打ち切りルールでは考えすぎず一番いい投手をぶちこむのがよかったのかなー。交流戦あたりは頑なにこだわってましたよねえ。

個人的な一番の印象は登場曲。芳しくない成績もあってか、あのリズムとメロディを聴くとなんか頭ン中ざわざわしました。なんでしょう、なんか不安になってくるというか、穏やかじゃない感じ。ジョーズとかの思い切り不安をあおる感じじゃなくて、むしろ人によっては明るい印象すら受けそうな曲なんですが、毎回じわじわきてました。説明つかないので一層ざわざわするっていう。わかる方いますかねえ…。


マット・ダーモディ
防御率5.13 登板11 先発6 0勝0敗0H 0HP 0S 投球回33.1
打者151 被安打46 被本塁打2 奪三振22 奪三振率5.94 与四球13
与死球0 暴投0 ボーク0 失点22 自責点19 被打率.369 K/BB1.69 WHIP1.77

歴代のライオンズ外国人選手の名前を出し合うゲームでずっと出ないポジションの方、2021年はこの方でした。

ちょっと語りようがないくらい何も起こさなかったですね。これだけ被打率高いとどのポジションでもハマりようが無かった。ファームでは中継ぎでなんどか観たけど、印象薄いなあ…。いちおう獲っておいた、という感じだったのか…。セールスポイントが伝わらない選手。長身・左腕・動く球ってことなんでしょうが。ライオンズ、左腕外国人はほんと当てられないですね…。


以上4選手。
メヒアは外しました。やっぱりこの枠内で語れる選手ではないかなと。

ニールの項でも触れましたが、どうしても今年去年は新型コロナという厳しい、不安な異国での戦いをより一層難しくさせる状況下で、それでもライオンズでプレイをしようとしてくれたメンバーなので、思うところは例年よりあります。平時で来ていたらもう少し違ったのかなあ…。言い出したらキリが無いんですけど。

残念ながら今年までとなったけど、ライオンズで戦ってくれたことに感謝。まずはご家族との時間を噛み締めて、それぞれの道で躍動できることを祈っております。






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