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超大企業株式会社ベルーナ様が西武ドーム命名権をご購入あらせられ仕り候

2022/01/17

雑記・備忘録

一部で情報フライングしてましたが、西武ドームの新ネーミングライツ取得企業の発表がありました。情報のフライングの仕方がイマドキでしたね。みんなよく見つけるなあ。





ネーミングライツについて少しだけ本気出して考えてみた


ネーミングライツっていうビジネスが一般的になって久しいですね。あらゆる媒体の命名権が対象になってて、今やクラスにひとりくらい本名にネーミングライツ導入している児童とかいても「まあそんな時代だよね」と思えてしまいそうなくらいジャンル問わずお気軽にネーミングをライツィングしています。

プロ野球だとオリックスが神戸時代に始めたころが最初期って印象で、実際どうだったろうと調べてみたらどうやらまさしくオリックス本拠時時代のグリーンスタジアム神戸がプロ野球界で初の導入。2003年からのyahoo!BBスタジアム。スカイマークはそのあとか。ソフトバンクがホークス買ったので終了、という終わり方は今思うと一発目にしてなかなかレア。オリックスってブルーウェーブ時代から新しいことをスッと取り入れるイメージがあるなあ。そういう姿勢は羨ましい。西武グループはねー。なんかそういうとこがねー。

プロ野球界は神戸が初として、各施設もひっくるめて命名権の最初となるとどうだい、と思い続けて調べてみると、東伏見アイスアリーナ(サントリー東伏見アイスアリーナ→ダイドードリンコアイスアリーナ)。ネーミングライツ日本初導入がこんな身近の施設とは。というか西武グループが初導入したとは。しかも導入は1997年?

前言撤回。西武HD株、ぼくももってます!

西武が導入してすぐには主流にならないところがそこはかとなく西武っぽい


大企業株式会社ベルーナ様を知ろう

そして今回、我らが西武ライオンズに多額の費用を惜しみなく使ってみんなの西武ドームのネーミングライツをご獲得あそばれたのが、株式会社ベルーナ様御中各位殿。これまでもスポンサー様として、ヘルメット広告をご担当いただいたりもしたベルーナ様がついにドームのご芳名に。敬おうとしすぎて日本語がおかしくなるパターン。そんなベルーナ様に敬意をもって申し上げます。

「で、何やってる会社?」

すみませんこういうの無知なんです。でもこういう無知にすらも名前を知らしめるのが目的ですからね。こういう無知が関心を抱いた時点で命名権料を払った分の効果は出てるからね。むしろ正しい反応ですよね。こういう反応が多いほど支払って良かったと思っていただけるからね。ありがとうベルーナ様。いただいた大金はありがたく球団が活用します。とりあえず5000万で引っ張れそうな新外国人を追加で3人くらい呼ぼう

ということで、早速大企業様にリンクを。


株式会社ベルーナ様公式サイト


いやー素晴らしいですね。社長の眉毛のインパクトといったら

通信販売の総合商社を目指すとあるとおり、主流は通信販売事業。通販はあんまりやらないので個人的にはあまりわからないのですが、改めて通販会社って聞くとたしかにそんな感じの媒体であのロゴは見たことあるかも。

「1つ1つの事業を太く強くし、シナジー効果を発揮するポートフォリオ経営の熟成を進めるべく、より時代を捉えた多彩な商品やサービスを今後も提供し続け」ることを意気込みとして掲げており、社長の御眉毛からもその心意気をビンビン感じます。

ベルーにゃっていうキャラもいて、コラボレーショングッズも出す気満々。その名前だとパチモン感漂う略称つけられそうだけどそれはそれで大丈夫でしょう。


個人的に残念だったこと

前回も思ったんですが、所沢って地名を入れないのがちょっと寂しい。購入者の意向もあるだろうし仕方ないんでしょうけど。埼玉埼玉よく言うけど、ド地元の所沢はあんまり触ってない印象。日本で12しかないプロ野球本拠地の市だし、末尾に名前だけ入れるでもじゅうぶん喜んでもらえると思うんですが。どっちかというとネーミングライツと地域名ってのが主流な命名だとも思うし。いずれつけてほしいなあ。半世紀近い付き合いですしね。



最後にこれまで命名権を買っていただいたメットライフ生命様にも感謝を。何の足しにもなりませんが、命名権契約期間最終日までここの記事はメットライフドーム表記でおります。決して書き換えが面倒だからではございません。

このビジョンも1年で終了かあ。


また引き続き良い関係でいられればいいですね。
こちらこそありがとうございました。

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