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埼玉に関する幾つかの賛文 トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園(飯能市民球場横)

2022/04/04

家族で外出シリーズ 所沢に関する幾つかの賛文

社会人としてカネに換えられる知識、技能、経験のいずれも有していない人生ノーガード戦法状態の私。そういう人間が少しでも賃金を多く望む場合、対価として差し出すのは余暇と健康。そしてその対価を惜しげもなく手放しつつ、世間的に避けられがちな案件をあえて選ぶ。持たざる者はこうしてそこそこの賃金をかき集めているのであります。

ということで以前より夜勤業務に従事しております。公休はある程度あるものの、シフト勤務なので土日祝日は無関係。実際のところ、夜勤も平日休みも嫌いじゃなかったです。深夜帯の業務もどうせ家にいても寝てるだけだし、と思ったらその時間で賃金が発生するなら悪くないと考えていたし、もともと混雑嫌いの身としては土日に仕事だと困る、ということはなく、むしろどこへ行っても閑散とした平日昼間を好きに使えるメリットの方を享受してました。

ただ、あくまでひとりだからこそメリットとして成立していたものの、ここ数年は少しずつ変わってきています。特にこどもにも平日昼間の予定が通年で組み込まれるようになってからは、平日休みはデメリットとしての色合いが濃く。結局休んでも夕方前までこどもがいないので、なんとなーく中途半端で外出もしにくい。一方カレンダーの休日を使って実施するイベントの類では、他の方々と違い休暇がとれるよう調整をかける必要がでてきたりもします。

そんな事情と感染症の件が絡まり合って、なかなか家族でゆっくりでかける休日ってのがつくれていなかった2022。

時をほぼ同じくして、主に妻子の所用でこの方面に行く機会が増えています。そんな所用と、自分の休みが重なったとある日。その日の所用は午前中で終わるので、どうせならあっち方面でなにかできないかね、と検討。そんな流れで行ってみたのがこちら。

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

この名前だけではトーベ・ヤンソンって誰だろう、そもそも人名なのかな?と思う方も結構いると思います。

なんか90年代オリックスにそんな名前の外国人いた気がする、と思う自分のような方はそんなにいないのかもしれないと覚悟しています。

トーベさんはムーミンの原作の方です

もっとざっくり言うとトーベさんはムーミンの人です。いろいろ説明不足にするとトーベさんはムーミンです。もはやトーベ・ムーミンです。オリックスにいたのはムーミンです。オリックスにはムーミンと谷がいます。

ここで飯能とムーミンという単語で、「ああ、少し前にできたテーマパークだっけ」と思う方もいるのでは。というより個人的には妻から聞いてあそこに行きたいのだと思いましたが、違うんだと。そうじゃないんだと。いいから黙れと。

「ムーミンバレーパーク」とは別施設


同じ飯能だけどあくまで別で、いわゆる都市公園の一種にあたるようです。開園時間はあれど入園料・駐車料ともに無料。時間内ならご自由に、といった感じなのがトーベの方。

ごちゃごちゃ言わんと行ってみる

飯能市民球場があるじゃないか

到着してすぐの感想がこれ。トーベもガッカリだろうよ。

二軍戦が毎シーズン恒例で数試合組まれているにも関わらず、というか恒例で組まれてるせいか、なんだかんだで未踏球場。個人的に二軍メインモードの気分でいる今季か来季のうちに行こうかなとは思ってましたが先にこんな形で初見を迎えるとは。

あんまり大っぴらに書く事じゃ無いですが球場より少し高台に位置するトーベ公園からはグラウンドがよく見えます。



両翼92mと狭いので、感覚的には札幌ドームの外野最上段と同じくらいで様子が見えてしまうという。これ普通にタダ見し放だ...

ていうかそもそも外野後方に目隠しになるもんがないので、二枚目の画像最下部にあるベンチで普通に観れちゃうような。

きっとあれですね、有料試合の時は進撃するあれな感じの壁がそそり立つんでしょうね。地方球場のこういうタダ見観戦を防ぐ気一切ない感じ大好きです。

ちなみに野球場以外にホッケー場や体育館も。総合運動公園ってやつですね。ホッケー場は初めて見たかも。飯能はホッケーのまちだそうです。理由は謎です。

カフェがありました

昼時に着いたので到着早々ですが早速入店。こじんまりとして暖かみのある店内。




窓の向こうに野球場。そればっかだなお前。

空腹ゆえに食事もオーダー。「今日はイートインもできますよ」と言われたフルーツサンドもチョイス。今日は、ということは普段は持ち帰り限定なのでしょうか。飲み物は飯能産和紅茶。飯能なんだか和光なんだか。

どうしてもカフェの食事ゆえしっかりランチというボリュームではないものの、奇をてらっていないスタンダードな味で満足。特にフルーツサンド美味しかったなあ。


公園内の様子

メインの公園内。何度も書いているとおりテーマパークという形ではないので、思い思いに散策するイメージ。いくつか北欧感を醸し出す建物がありますが、これも基本は出入り自由で中を動き回るなりこしかけるなりご自由にといった感じ(土日などは入場整理券が必要な建物もあり)。

こうやって文章だけにするとたいしたことない感じですが、これが結構ちゃんと遊び心入りでつくられていて、こどもはもちろん大人が一緒に入っても面白い。








公園管理事務所の細かいところも北欧感あります。行ったことないけどどうでしょうで見たから大丈夫です。もはや北欧です。



なにより公園内のこどもが全員楽しそうに笑ってるのが印象的。とはいえ決して騒々しいわけではなく、すぐそのわきで熟年のご夫婦がベンチでまったりしていられるくらい、のんびりとした空間です。

個人的に一番気になったのは、ムーミンバレーがどんなものか。同じコンセプトの公園が無料でここまでやっちゃってるエリアで有料で構えるテーマパークって、応えるべき期待値が凄いことになっちゃうと思うんですが。というかすでに自分はなっちゃってるんですが。かなりの充実度でないと公園の方でいいやってなりそうですけども…。行く機会があるかなー。


ということでことのほかいいです。トーベの森。小学校低学年くらいの子をもつご家族は充分半日過ごせる場所。開放的で、おとなのリフレッシュにもおすすめ。興味があればぜひ。


トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園|飯能市-Hanno city-

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