続・選手缶バッジを大事に使いたい

前回の記事。

　もう二度と入手することができない上本達之缶バッジ。
コレクターの素質が無い男は、自分なりに大事に大事に使っていたのですが、経年劣化で裏の安全ピン部分がやられてきて、時折意図せず外れる状態に。
もはや缶バッジとしての寿命はこれまで。でも使いたい。

　こんな時青色の球形ロボが出てくればなあ、と引き出しを開け閉めする日々。
ある日開け閉めにも飽きて空いている右手で引き出しの上のパソコンとやらでインターネットなるものを弄っていると、缶バッジをストラップ状にできる保護カバーなるものがあることを知る。
　今更出てきそうになった青球体を引き出しに深く押し込み、後日の購入を決意するのでありました。

以上が前回記事を読んでない方向けのこれまでのあらすじです。


で、金曜日。
都心に出る予定があったので、行ってきました。

缶バッジカバー購入狂騒曲ｉｎ池袋

ここが本店なんですね。

池袋のアニメイト。

　あんまり入ったことないジャンルの店です。しかもでけえ。
　さくっと買って出て行こう、くらいに思ってたのですが、まず何売場に行けばいいかわかんない。缶バッジ保護カバーフロアとかあるのか？とりあえずフロア案内を見てみる...が、売場名を見てもピンと来ない。ピンバッジだけにね！缶バッジの話なのに？

　とりあえずジャンル的に奥深くではないと予想して、一階を見まわす。フェアっぽいのをやっているのか、結構な賑わい。それも女性率高い。

　だんだんそわそわしてくる。居心地悪りぃ。

　店内の空気が悪いとかではない。自分が気付かないところでとんでもないマナー違反や常識外れな動きをしていないか不安になってくるんです。わかるかなあこの感覚。スターバックスに初めて入った時と似ている。ルール不明の世界に一人ぶち込まれた感が凄い。

　予想は幸運にもあたり目当ての品を発見。あんまり不要な長居はしたくない気分です。でも、レジが混んでる。並べば、並べば買えますよね？最後尾はここでいいんですよね？心の中で失礼しますと唱えながら並ぶ。

　待っている間もひたすら不安。間違えてませんか。迷惑かけてませんか。あまりの非常識ぶりに謎の美少女にネクタイ掴まれて「入りたい部活が無ければ作れば良い」とか突然言われませんか。

あれお前結構詳しくない？


　ひたすら出る冷や汗を隠しつつ、なんとか購入。普通に買えました。当たり前だ。店員さん良い人でした。当たり前だ。見えない敵との格闘、終了。


　なんか凄く疲弊して、空腹もあり向かいの店に入る。

思わずビールを頼むくらいのひと仕事感だったんですよ。ただ店に入って小物買って帰ってきただけなんですけどね。この心配性はなんとかならんのでしょうか。ビールは旨かったので、よしとしたいと思います。

　一服して、気持ちを落ち着ける。とにかく、買えました。

早速使ってみようのコーナー

表レオ

裏上本。裏本達之。

後日談（所沢でも売ってた）

　近くに無いじゃんアニメイト、ということで都心に出かけた際に本店に寄ったわけですが、なんのこたーない所沢駅前にあるじゃねえか。

　所沢駅西口からプロぺ商店街に入り、商店街を抜けた先にあるイオン所沢店。そのなかの３階にあります。このカバーも普通に売ってました。
　店舗検索の際に位置情報を使わず東京都の店舗だけ調べていたせいで見落としたようです。店内も本店ほどの空気の濃さは感じませんでした。あのドキドキを返せ。