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【所沢昔話】メットライフドームのネット裏スペシャルシート

2019/02/15

メットライフドームの座席関連 雑記・備忘録 子連れ野球観戦

 家族連れで観戦しやすい、という特徴を持つ座席について幾つか書いてきましたが、今回は観戦しやすいのもあるけどそれ以上に家族連れで行くと良い思い出になる座席のご紹介。

 野球場の特等席といえば、それはもうバックネット裏。野球のメインである投手・捕手・打者の真剣勝負をどの座席よりも近くで楽しめる至高の座席。東京ドームなど、最前列がグラウンドレベルに近い球場は、野球中継で投球シーンの背景の一部に映り込んだりしますね。

 ちょっと無駄話。読売戦が当たり前のように地上波放送されていた時代、読売ファンではなくてもあの座席に憧れを持ったものです。テレビ映りたさに最前列に来てピース→係員になだめられて戻される、という光景も中継のお決まりシーンだったなあ。うざったくてリモコン操作でピースしてるこいつ爆破できねえかなと思ったもんです。なんのための双方向だよ。・・・ん、俺だけか?

 さておき、野球ファンなら一回くらいは憧れるバックネット裏。何度か運よく観戦したことがあるので、その体験談込みで触れていきたいと思います。


※2020年より座席の改修が行われたため、現在の座席とは異なります。
 昔話としてご覧ください。





座席位置


 メットライフドームのネット裏スペシャルシートがどこにあるのか。皆さん一番気になるところだと思うんですが、なんと


バックネット裏にあります。


 はい。



画像右下寄り、緑の濃い部分がネット裏シート。

 吉永小百合さんが座っていたところでお馴染みですね。


特徴


シートが4人1組の造り


シートそのものを撮ったり普通しないですしね。

 チケット販売時は2枚1組で売られていますが、座席構造としては4名で1ボックスが前提のような造りになっています。2席ずつが逆「ハ」の字のような向きを向いていて、4人で会話をしながら観戦するのには快適。ただマウンドやバッターボックスに正対しない造りともいえます。姿勢よく座って真正面を見ると内野スタンドが眼前に広がる感じ。

 2枚1組で売られている以上1つのボックスを別の組で使用することもあり得ます。そうなると場合によっては席を立つ際すこし億劫かも。逆に1ボックスが3つ以上横並びにはなっていないので、4人グループで1ボックスをおさえると離席時他グループの方の前を通る必要がありません。


シートが革張り


 ・・・という表現で正しいのでしょうか。ほかの座席のような硬い材質ではなく、映画館を思わせるクッション性のあるシートになっています。3時間弱座りっぱなしになることを考えると、これは嬉しい。


座席からの眺め。特別感あります。
乳飲み子時代の我が子と。

至れり尽くされる


 日本語変だぞ。スペシャルシートと冠しているだけあって、スペシャルです。

座席への誘導あり


 まずシートのエリアに入るとスタッフの方から声をかけられ、希望すれば座席まで案内してくれます。必ずしもではないみたいですが、チケット片手に挙動不審になっているとたいていあちらから声をかけてくれます。かまってほしい方は「あれー?席どこだろう?」と聞こえよがしに言ってみましょう。度が過ぎると別の方に別の理由で声を掛けられ席ではないどこかへ連れていかれるので注意。


シート専用メニューあり





 案内が終わるとおしぼり、メニュー表などを手渡されます。ボックスシートでしか利用できないメニューも。言い遅れましたがボックスシート=ネット裏シートとほぼ同義ですね。

注文も支払いも座席で完結


 注文も売り子さんを待つのではなく、手を挙げれば係の方が注文を取りに座席まで来てくれます。支払いもファンクラブポイント付与も座席で完了。お釣りやレシート、ポイント付与後の会員カードは商品と一緒に持ってきてくれます。


他にもいろいろ


 ラッキーセブンが近づくと、ジェット風船を配ってくれます。また、寒いときにはブランケットの貸し出しも。とにかくいろいろサービスしてくださいます。



オーナーズレストラン


 このエリアに潜り込むと、ネット裏上部にあるオーナーズレストランが利用できます。安いものではないですが、ネット裏に行った際はせっかくなのでおさえておきたいところです。

 窓側の席からはまさに高みの見物ができるので、非常に人気の席です。店内のテレビで試合状況はわかるのですが、ここに寄る以上はぜひ窓側の席を。窓側満席の際でも、店員さんが窓側希望の有無を尋ねてくれて、空き次第の移動や案内を提案してくれます。



 レストランなので、ビールもジョッキ。コースターはイベント期間は限定ロゴになっていたりします。ただし、品切れの場合もあり。2018年終盤は品切れてました。

逆に珍しい無地コースター。
 メニューもしっかりしています。ファミレス感覚で行くとやられます。といっても、ドレスコードは特になし。当然ユニホームもOK。服は着ましょう。子連れでも大丈夫です。というか、結構います。冷暖房が効いているのも理由の一つか。

  
魚料理。三種の何かのソースと何かの魚をなんかしたやつ。

デザートもおしゃれ。お前丸いな輪郭。

鮭のなにか。

覚えてない。

パンフレットみたいな光景を眼前に食事。

個人的には本日の魚料理ばっか頼んでる気がします。美味しい料理をゆったりと楽しみながら野球観戦も、たまにはいいです。

 ご想像のとおり、お昼時・夕食時は混みます。デーゲームなら12時前後、ナイターなら19時前後。満席で待つ場合もあるので、ぜひ行きたい、という場合はピーク時を避けるといいです。

フライデー襲撃スタイル禁止。

値段


 安くはないです。スタンダード試合・ファンクラブ前売りでも2枚1組22,000円。1人当たりでも10000円越え。
 ただし、シーズンシートとして販売している側面もあるので、チケットプレゼント企画などの対象となっていることも多いです。ラジオテレビはもちろん、「え、こんな企画あったの、ていうかライオンズとこの企業絡みあったの」という穴場企画もあったりするので、アンテナを伸ばしておきましょう。
 2018年は先々行抽選より早く最終戦のネット裏チケットを入手できる企画がしれっとやってたりしました。それで購入。優勝してれば最高だったけど。



 たまの贅沢に、家族の記念に、行って損はないシートです。




 
 書き忘れた。ここだけバックスクリーン裏とは別に専用入場口があります。その付近の喫煙所の風景。

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