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2019.4.21 ブルペンサイドシートに行きました L5-16H @メットライフ

2019/04/23

メットライフドームの座席関連 観戦記

妻子がだいすけを観に行くという。
名古屋に、ではないです。

同世代のお子様がいる方はおわかりかと思いますが、前・うたのおにいさん横山だいすけのイベントを観に。もちろん咎める理由はないので、是非行っておいで楽しんでね、と促す。

これが先々行期間前のお話。
そこで気付く。

ひとりです。することないです。
いや、あります。
あるんです、1人なら、と思っていた席。

ブルペンサイドシート。

その名の通り、ブルペンすぐそばにある座席。
ブルペンが客席から観られるメットライフドームならではの席種です。最前列に座れば、プロの投球が目の前で観られる非常に魅力的な席。

自由席時代は指定席の隣列並みの人気度で、流石に金になると気付いた球団が内野席指定化に先んじて指定席として売り出したエリアです。
投手のファンになったことがない自分としては、魅力はわかりますが縁がないだろうと思っていた席種。

しかし、事情が変わりました。
今年から上本BPが一軍に帯同。
そう、上本達之はブルペンにいます。
それだけで、一気に超特等席にランクアップ。

とはいえ、ブルペンを抜きに考えればただの内野指定席Cの最前エリア。それで値段が跳ね上がることを考えると、特にランクアップ理由のない妻子を連れるのは申し訳ない。

そんな思いがあったのですが、ひとりで行くならもろもろ解決じゃないか。なぜそれに早く気付かなかったんだろう。

ということで、先々行にて発注。希望の最前列の端っことまではいきませんでしたが、二列目を確保できました。


迎えた当日。
全席指定化以降、毎回開始直前直後に着いています。数年前までは「スタメン発表に間に合わないと意味がない」くらいの謎信念を保持していましたが、あっさりなくなりましたな。

実際のところ折角の初体験なので試合前のアップとか観たかったんですが、泊まり勤務なので叶わず。仕事終わりに慌てずのんびりしすぎず向かったら、自然と試合開始時間でした。

試合内容は・・・語る気も起きない。





未曽有の非常事態のチーム相手に惨敗&カード負け越しはちょっと酷いな。あれだけプロ入り初が連発すりゃあチームも活気づくよね。ライオンズの見どころは山野辺初出場くらい。

プロ入り初打席のシーン。

生観戦していたのが自慢になる活躍を期待。
思ってた以上にこっちが深刻。序盤とはいえ借金5がリミットだと思います。


さてブルペンサイド。
被写体が目の前にいる好条件から、投手ファンの方、特に良質なカメラを持って撮影に勤しむ方が大半というイメージを持っていましたが、この日はそんなことありませんでした。前はご家族だったし、自分同様ピン観戦の方もいたし。

C指定の最前エリアというだけ、というのを逆に考えれば、C指定の最前エリアを確約してくれる席種、ということであることに今更気づきました。折角の観戦だからグラウンドに近い位置で、という方々のニーズも捉えているんですね。

言うまでもなく、ブルペンが目の前です。
こりゃ近い。


2列目からの眺め。

他の最前よりもグラウンドからブルペンの幅分遠くはなりますが、それでも充分な眺め。周東がフェンス際のファウルフライを捕った時の迫力。栗山がたまにフェンスよじ登って捕ってたけど、この位置で観てたらヤバいな。

ご存知のとおりこの日は中盤からブルペン大忙し。いやーブルペンサイドで観た甲斐があったよはっはっは。

高木さん。

ブルペンの背景が試合、という感じ。

齊藤上本の豪州タッグ。

上本BPも奮闘しておられました。
奇しくも昨秋ともに豪州で奮闘した高木・齊藤が登板し、大炎上するという・・・。
期待してるんだけどなあ。高木はまあ仕方ないとして、齊藤はこの日だけで落とすのはどうなんだろう。


ブルペンでの投球は当たり前だけどストライクばっかりだし、球も速いし変化球も曲がる。これがマウンドに行くとああなるんだから、投手って難しいなあ。

投手って難しい、と言えば、向こうの高橋も。
大量援護で勝負がほぼ決まった5回に急変。
全然ストライク入らなくなって、挙句ランナーいるのにあえてワインドアップにしたと思ったら途中で止めてボーク。あんなわかりやすいボーク初めて見た。
この回投げ切れば勝ち投手だからベンチも変えにくいし。あの変調がノーアウトかワンアウトから始まってたら、ちょっとどうなるかわかんなかったですね。

気持ちよく投げさせて、問題があれば可能な限り修正させて、コンディションとメンタルをピークの状態にして送り出す。ブルペンは大変な場所と再認識。
そんな光景を間近で観られるブルペンサイドは魅力ですね。

やっぱりブルペンがスタンドから観られるって大事。
準備の具合でどこで誰を投入してくるかとか、勝負どころでも無人のブルペンが示すエースへの信頼とか、そういうブルペンからみえる駆け引きや思惑って、球場観戦の醍醐味だと思います。なんで見えないところにブルペン置く球場ばかりなんですかね。選手の希望でしょうか。

そんな魅力あるブルペンサイドですが、一応難点も。

まず、トイレ。遠い。


神社でも行くんかってくらいの階段を毎回昇り切るのはしんどい。中段通路からダグアウトテラスのトイレに向かうのもありだけど、それも微妙に遠いし・・・。最前エリアゆえの難点ですね。

あと、導線の都合かわかりませんが、売り子さんがやたら目の前を通ります。一人もいない時間の方が短いんじゃないかってくらい。球場の一風景として全然問題は無いのですが、同じ銘柄のビールの売り子さん複数人で軽く渋滞したときはさすがにツッコみたくなりました。

最後に、これは今回の席特有なのかもしれませんが。

着席してすごく自然に目の前にあるホルダーを使ったのですが、落ち着いて見たら右隣の方の右端にもホルダーがある。ということは、俺が使うべきは目の前のではなく一個右のホルダーなの?

真ん中の矢印のところが多分俺用。

いや、無理です。
ちなみにお隣の方が大股拡げてるわけではありません。普通に座っててこれ。
水分補給のたびにいちいち股下に手を突っ込む勇気はないわ。向こうも嫌だわ。

でも・・・と逆サイドの端っこを窺う。案の定俺が股下攻めを断念して一個飛ばしにすると、左端の方だけホルダーが無い「よさこい号」状態。まあ、親子連れでお使いになる気配がなかったので甘えましたが。なんとかならんのか。

難点はあれども、それを補って余りある面白さのブルペンサイドでした。
ひとり観戦のときだけ、とは言わず、妻子も誘ってみようかなあ。



そういや平成最後のホームゲームでした。
へー。ほー。

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