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交流戦2カード終了と炭谷銀仁朗に関する幾つかの考察

2019/06/10

雑記・備忘録

交流戦、とりあえず6試合を終えて3勝3敗。
広島に勝ち越し、横浜初戦も高橋光成の好投でモノにして、これは上向くかなと思ったところで土日連敗。土曜日は、金曜日の流れそのままに試合に入れたのに先発榎田が・・・という先週のリプレイのような展開。それでも日曜日勝ってれば御の字だったんですけどねえ。

過ぎたことはどうしようもないので。向こうの王者・慣れないDH無しと続く最初の6試合を大怪我せずに乗り切れたと前向きに捉えるしかないですね。榎田はさすがに再調整で、代わりは本田の模様。勝負どころで甘くなるクセは治ったかな?そこを乗り越えれば試合は作ってくれそうと今季は期待してるんですが。松本はいろいろ遅れた分を取り戻してる最中か。リーグ再開後くらいから本領発揮してくれれば。以上プラス思考でした。


火曜日からは読売・ヤクルトとホームで6連戦。リーグ戦以上にホームアドバンテージが生まれるのが交流戦だと思うので、ここは貯金週間にしたいというか、しないといけないところ。

読売と言えば中島さんがいますね。え、いない?・・・皮肉はさておき。


炭谷銀仁朗がいます。


FA移籍、当然嫌です。ライオンズから選手が出ていくからね。しかもトレードとかとは違い、選手本人が「ライオンズじゃなくて違うチームのほうが良い」と明言する行為なので、気分は悪い。

個人事業主的な要素がある野球選手という職業を考えると、気持ちとか思いは理解はしますが、なかなか納得できないしする気もない。率先してやる気はないですが、ファンの怒りが向いても当然の行為だと思います。それが嫌とか言う選手はそんな甘い考えで移籍してんじゃねえタコとも思います。

ただ、彼だけは個人的に別。

一度、ライオンズを選んでくれた。ライオンズに残りたいと言ってくれたから。

嬉しかったです。単純に。


そんな彼が、去年下した決断。


誰がどう考えても、平等なチャンスが与えられることはない現状。試合に出ることで生まれる、選手としての存在価値。捕手というポジションの特殊性。そして、一度は残留を選んでくれた、ライオンズへの愛着。

それが頭をよぎると、どうしても気軽に「残留してくれ」とは言えませんでした。野球選手として、決めた選択肢。否定するのは難しかったです。


火曜日から、彼が敵として帰ってきます。


尊敬し、長らくともに戦ってきた栗山や中村。
彼を追いやる原因となった森友哉。

彼らをバッターボックスに迎えたときに交差する思い。

想像するだけでぞくぞくします。どきどきします。因縁とか人生とか、そういうのが滲み出る野球が大好きなんです。

ただ、向こうでも併用らしいですね。知人にファンの方がいるので、ツイートで出場頻度ぐらいはなんとなく把握しているんですが、毎試合出てるわけではないみたい。というか、ちょっと少ないくらいみたい。3連戦で、ちゃんと出てくるかもわからない。

いいじゃないですか。引っぱり出せば。

栗山、中村、森あたりがぼこぼこに打って、「炭谷銀仁朗が出てこいよ」みたいな流れになったら最高だな。


一度分かれた人生たちが、もう一度、一瞬だけど交差する。まさに人間交差点。火曜日からのメットライフドームは山奥に突如出現した渋谷駅前スクランブル交差点状態なのであります。この先の人生がグリーンシグナルとなっているのは果たして誰なのでありましょうか。おーっと栗山がここでバットを持ち出した。その姿は現代によみがえった宮本武蔵といったところであります。



古舘伊知郎さんがライブやるみたいですね。
観たいなあ。チケット取れるかな。

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