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2022年ライオンズコーチングスタッフ発表

2021/11/06

雑記・備忘録

最下位に沈んだ2021年。
ここから立て直すというか再構築というか、とにかく変化しないといけない2022年を迎えるにあたり、新体制のコーチングスタッフが発表されました。


監督 
85 辻 発彦

ヘッドコーチ
77 松井 稼頭央(二軍監督から異動)

投手コーチ
81 豊田 清

投手コーチ
93 青木 勇人(三軍投手コーチから異動)

バッテリーコーチ
82 野田 浩輔

打撃コーチ
83 平石 洋介(新任)
91 高山 久(二軍打撃コーチから異動)

内野守備・走塁コーチ 
87 黒田 哲史

外野守備・走塁コーチ 
70 佐藤 友亮(二軍野手総合兼外野守備走塁Cから変更)

ファーム
監督 
74 西口 文也(一軍投手コーチから異動)

野手特命コーチ 
71 田邊 徳雄(三軍統括コーチから異動)

野手総合兼打撃コーチ 
79 小関 竜也(一軍外野守備走塁コーチから異動)
打撃コーチ
88 上本 達之

投手総合コーチ 
92 清川 栄治

投手コーチ 
90 長田 秀一郎(新任)
95 大石 達也

バッテリーコーチ 
96 中田 祥多(新任)

内野守備・走塁コーチ 
76 阿部 真宏(一軍打撃コーチから異動)

外野守備・走塁コーチ 
86 赤田 将吾(一軍打撃コーチから異動)

野手コーチ 
80 嶋 重宣(三軍野手コーチから異動)

投手兼投手コーチ 
27 内海 哲也(新任)


正直個人的に凄く怖かった今回の再編。

まずは赤田コーチ。
今年の低迷はどう考えても打撃面に原因があって、担当コーチがお咎めなしはちょっと避けられない状況。
そして結構早い段階で打撃コーチに平石氏招聘、高山久昇格って話が出ていたので、残れるとしても二軍でってのが想像できたわけですが、役職まで代わって守備走塁コーチに。

結局一番向いているポジションに落ち着いたという印象。そもそも打撃コーチで一軍に上げたのが謎だったからなあ。遠回りしたけど適材適所に落ち着いた感じ。

同じく打撃コーチでの起用に違和感があった阿部コーチも二軍で内野守備走塁コーチにジョブチェンジ。二人して最初からそれでよかったのではと思わずにはいられません。この遠回りは後々効いてくるのでしょうか。勝新理論だと宝があるのですが。

残念ながら鬼崎コーチがこの異動で押し出される格好で解任。同時期に片岡が読売から抜けたのがちょっと気になりました。自ら退いたっぽいのでもしかして…と思いましたが、今回は関係なかった模様。後々実はってのもあるやもしれませんが。どこもシビアで複雑なコーチ人事事情。


この時期はコーチ人事で誰が辞任だの誰が契約解除だの誰と配置変更だの誰を招聘するだの事前に報道されるわけですが、そんな中驚くほど名前が出なかったのが上本コーチ。

それなりに良い評判二人上がってたので大丈夫だろうと思っていたものの、相方の高山久だけが昇格と名前が上がり、平石氏は打撃コーチで招聘となってて今年の二人体制は埋まってる。もし今年の二人が打撃コーチで二軍に行くなら二軍打撃コーチ枠も塞がる。するってえと今年の打撃コーチが外れるなり赤田阿部のどっちかもしくは両方が外れるなりしないと数が合わない。三人体制は流石に多い。これ赤田上本どっちかが抜けるパターン?

と公式発表までかなりヒヤヒヤしていました。便りが無いのは無事の知らせパターンでした。今回の中では数少ない留任組。とりあえず、ひと安心。


全体的な感想。

まずポジティブなところでは平石氏招聘。ファンに届くレベルの高評価をコーチで得るって難しいと思うんですが、若くしてそれを手にしている平石氏。そんな人材をソフトバンクから、向こうでの契約交渉でのズレを突いて招聘してくるとは。近年のライオンズらしからぬ動きに驚き。

一軍打撃陣に必要なのは場面ごとの意識だったり攻め方の意思統一だったり、ある程度力量のある選手の打撃の短期的な強化や修正なのかなと素人考えで思っておりますが、それに対して前任は中長期での育成のほうが合っていたのかも。そこで実際目前の試合に勝つためのポジションで結果を出してきた平石コーチというのはポイントをおさえた招聘といえそう。

そして松井稼頭央は一軍ヘッド。
辻監督が退くという話がかなり真実味を帯びて広がった時期がありましたが、その時懸念してたのが松井一軍監督。監督自体は既定路線ですが、流石に早い…。とはいえ誰かいるかというと...。

結局は辻発彦留任でここに落ち着く。順番としては問題ないですが、いきなりガチガチの参謀役を期待するのは厳しいか。ここは経験値UP優先ですかね。

とはいえ作戦には絡むはずで、平石コーチとうまく相乗効果が出れば楽しみ。どう転ぶかわかんないですが。

ここ最近で二連覇しているとはいえ、勝ち方が腕っぷしで力ずくみたいな、出てきたばかりのボブサップみたいな形。それが通じなくなった後の落ち込みぶりまでボブサップじゃなくてよかったんですが...。勝った方は「あの強力山賊打線を抑えた」とハクがつくところも似てるな。引き立て役としてあちこちのリーグをまわろうか。

山賊打線ボブサップ理論はおいといて、フィジカルでは申し分ない選手をうまく操れるか、きちんと機能させられるか。実績のある平石氏と、松井稼頭央ヘッドの未知の手腕に期待。同じく打撃コーチの高山久は…平石のノウハウを吸収させたいとかでしょうか。上本と組んで数年やらせるかと思いましたが。


ファームで中田がバッテリーコーチ就任。64さんも喜んでそう。内海は実質もう今年の時点でそんな感じでしたが、正式に選手兼任コーチに。この方の面倒見の良さもよく聞きますね。とはいえまだまだ選手としても頑張って頂きたいところ。


また、田邊コーチが二軍の特命係に就任。三軍がなくなったゆえの新設ポストですが、どういう立ち位置になるんですかね。一軍コーチより前にグラウンドに降りて勝手に指導始めてるとかですかね。高山あたりがいつも鬱陶しがるような。スポーツドリンクをやたら高い位置からコップに注ぐ。たまに激高。

…実質打撃コーチのアドバイザーみたいな感じになりそう。なんたって自身が育成したメンツに栗山巧がいる強者。無理やり監督やらせられたりしたのに変わらずライオンズに従事するステキ火の玉おじさん。感謝。


とにもかくにも、このスタッフで戦う2022年。
平石コーチ楽しみですね。これですぐ打線立て直したらヤバいです。コーチ次第でどこまで変わるか、これほどわかりやすく判別できる事例も無いと思うので注目。


しかし、赤田上本ダブルで二軍コーチかあ。これはしっかり観ておかないと。観れるかわかりませんが。特に赤田コーチはランナーコーチ立つかな?打撃コーチだったので叶わずじまいでしたが、いずれ一軍のランナーコーチ姿が見たいのです。あそこにいるとコーチの中でも一番試合参加してる感があって良いんですよね。赤田ファンとしてのささやかな夢です。

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