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【所沢昔話】メットライフドーム「外野芝生指定席」化に関する幾つかの考察【外野芝生席の歴史を振り返る】

2019/01/19

メットライフドームの座席関連 雑記・備忘録 子連れ野球観戦

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以下、外野芝生席の思い出話です。
実際にどんな座席かが知りたくて辿り着いた方は下記を。


外野芝生指定席に関する幾つかの考察【実際に観戦編】

座席構造以外の外野席のおおまかな情報・特にビジター側については

メットライフドームの外野席に関する幾つかの考察【概要編】



また、その他実際に利用したメットライフドームの座席紹介もしております。


メットライフドーム各座席種の記事一覧


いずれも2019年前後の記事です。情報も当時のままですのでご了承ください。


(2020年11月9日追記)

遂に芝生席がその歴史に幕を閉じます。2021年シーズンより、外野エリアリニューアルにともない芝生席という構造を終了するとの発表がありました。下記ご参考まで。



また、この記事をベースに指定席化後の様子、リニューアル発表及び改修工事開始の様子までを変遷メインで新たにまとめてみました。実際どうなったかの流れだけに関心がある方はこちらを。



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キャンプの班分け情報が出るなど、いよいよ球春だなあとまったり思っていたところに、なかなか大きめの話題がライオンズファンに舞い込んできました。

今年から外野芝生席エリアも指定席になるらしい。

公式サイトなどでの発表はまだなのですが、先んじて2018年の外野席シーズンチケットを買い求めた方々には案内があったとのことで、自分のTwitter界隈は昼からその話題で持ちきりでした。

いずれきちんと詳細発表するんだからおとなしく待て、というのが大人の意見ですが、中途半端な情報だけで妄想を膨らますという昭和プロレス的楽しみ方が大好きなので、あえて妄想を垂れ流してみようと思います。

今回、基本的にいつも以上に個人の想像、戯言メインの文章となりますのでご了承ください。せっかくなので、ざっくりとした芝生席の思い出話も入れたりしつつ。

こういうときに過去の画像とかあればいいんですけどね。その辺が価値ある読み応えあるブログになれないゆえんですね。

外野芝生席に関する幾つかの考察


開場~これまで


天然芝時代


ドーム化前の西武ライオンズ球場開場年の1979年から外野芝生席は存在しており、当初は天然芝でした。そのため、客入りの見込めない平日ナイターや雨天で状態の悪い日など、試合は開催しても芝生席は閉鎖している、ということは多くありました(上段にあるベンチ席は常時利用可)。

閉鎖、と言っても杭とロープで囲っているだけで、老若男女問わずくぐるなりまたぐなりすれば入り込める状態。外野席なので、閉鎖時の試合で無人の芝生席にホームランボールが着弾することもままあり、数人が脱兎のごとく飛び込んできて争奪戦、というのは寅さんが旅先で恋に落ちるレベルで恒例の風景でした。

外野芝生席が無人の光景を記憶しているかどうかはやはり世代で分かれます。

中年の自分は幼少期の記憶としてバッチリ記憶しています。特に無人の外野席でぱっと思い浮かぶのはロッテ戦。応援スタイルを今の形へとちょうど変え始めたころ。人数は少なく芝生席が閉鎖されても上段のベンチ席で充分収まるほど。当時は紙吹雪の使用が許可されていまして、攻撃開始時のコールで撒き散らし、平井のファンファーレで撒き散らし。初回5分で芝生席が真っ白になる、という光景を妙に覚えています。
 
前述のとおり開放している日がまちまちということもあってか、自分が足を運ぶようになった1990年代のライオンズの応援団は基本的にポール際の内野席に陣取っていたと記憶しています。ちょうど2018年の外野指定席あたり。近鉄・オリックスなどは内野自由席と指定席の境目くらいで応援していたというイメージがありますが、小学生時代なのでちょっと自信なし。

無人の芝生席は、2軍戦だと今もお馴染みの光景。



人工芝化



1999年に球場をそのままに屋根部分の設置工事を行い、冬クソ寒く夏クソ暑いアウトドア感覚溢れる自然共存型のドーム球場としてリニューアルします。屋根をつける以上日照による生育が望めないのもあって、半ドーム化していた「西武ドーム球場」時代の1998年を最後に、天然芝の外野芝生席の歴史は幕を下ろします。

半ドーム化でも日照は減少したためか、ラストのこの年はかなり芝生状態が劣悪だったようです。しかもよりによって、というと失礼ですが、ライオンズはこの年リーグ二連覇を達成(ウイニングボールをキャッチした小関がテレビ中継では傘で隠れた年ですね)。当然日本シリーズでは閉鎖するわけにもいかず。芝はものすごい状態だったとか。そこで最期に見せられたのが新谷大炎上という・・・。

椅子席になるのかと思っていたんですが、ドーム元年の1999年に人工芝の外野芝生席としてリニューアル。外野は芝生席、という、近現代のプロ野球フランチャイズ球場としては珍しいスタイルを継続することになりました。


内野Cから外野芝生席を望む(2018年)

応援席となり、ビジターグッズの持ち込み禁止も明文化されるように

人工芝化したことで通年の開放が可能になり、応援の中心も外野芝生席に移行。その後、両端と中間あたりにラインを引いて通路にするなどの地味な改良を加えつつ、現在に至ります。

ちなみに、通年開放後もしばらくは当日券のみの販売でした。
前売で外野席が選択できるようになるのは2006年。

2006年のファンブックより。外野席の前売価格にNEWの文字が。

00年代中盤まで当日券のみだったというのは意外でした。開放後しばらくは当日売りのみでも困らない程度の動員だったということですね。2004年なんかは日本シリーズですら空席が多かったからなあ…。

 ちょっと余談(ぜんぶ余談ですが)。
 
楽天イーグルスが仙台に誕生し、仙台宮城球場を改良して使用し始めたころ、ライト側(右中間あたり)が芝生席だった時代がありました。ほとんどのチームの応援団ならびにファンがポール際の椅子席で応援している一方で、ライオンズの応援団ならびにファンは迷わず芝生席を応援エリアに選んでいたのが面白かったです。もはや刷り込みの域ですね。

指定席化までの諸々


各球場での全席指定化


近年各球団観客動員が好調となり、レギュラーシーズンでも全席指定化が進み一般的となる中、ライオンズは自由席の設定を2018年まで維持してきました。理由はひとつ、芝生席があるから。座席の区切りがない芝生席では席番号の設定のしようがない、という明快な理由で外野席は指定席化されることなく続いてきました。しかし2015年、ちょっと流れが変わる出来事が起きます。

別のイベントで芝生席が指定席に


2015年2月に、アイドルグループ「乃木坂46」さんのライブイベントが開催されるのですが、チケット完売に伴う追加販売措置として、芝生席エリアを指定席として売り出します。

これまで自由席の形態を維持してきた「芝生席だから」という一本槍を、「じゃあ白線とかで区切っちゃえばいいじゃん」とあっさりぽっきり。ちょうどライオンズ戦でも外野芝生席のキャパシティやシートの拡げ方、場所取りの問題などがじわじわと議論され始めた時期だったので、ファン界隈はにわかに盛り上がりました。当時の反響や自分の感想を前ブログで書いておりました→他イベントに学ぶ西武ドーム活用法

他業界にあっさり自分の庭の活用法を指摘された形となった西武球団は、早速同じ2015年シーズンから動きました。「横にラインを引いて前後の間隔の目安をつくる」という地味な形で。

芝にうっすら黒いラインがみえます(写真は2016年)

ちなみに当時は西武プリンスドームだったのですね。

指定席化まではせずとも参考にした、という恰好。ですが、あんまり目安にしている方は少なかったような気がします。当時の自分の言葉を借りれば、ライン間隔は「バットケースを縦に置いてちょうどぴったりくらい」。

忍び寄る指定席化


結局指定席化の道を選ばなかった西武球団ですが、その間にも外野芝生席の競争率は上昇の一途をたどりました。入場列作成のシート貼り順番抽選も、試合の重要度が増すと激戦状態に。備忘録として、ざっくり抽選の流れを残しておきます。

  • 試合後(非開催日は前日夕方)内野席(同球場前広場)に移動し待機
  • 外野席の客がはけた後抽選券配布開始
  • 抽選実施
  • 当選順にシートを入場門前に貼って終了

試合によっては全体終了まで1時間くらいかかっていた気がします。多摩モノレール上北台駅行きバス・立川行バスの終バス案内を抽選中に何度見たことか。
連戦カード初日は前日に試合がないこともあるので、その際は閑散としたドーム前に抽選希望者が集合していました。警備員の方も休日(?)出勤。改めて考えても労力がかかりすぎてましたね。球団もファンも。

ちなみに、シート貼り抽選は2011年シーズンから始まったみたいです。そうだと過去の俺が言ってます。今年から導入の、と言い切って書いている当時の記事がこちら→【突撃レポート】抽選式入場列作成に行ってみた。それ以前は列作成開始時間が決まっていなくて、翌日の試合のために目の前の観戦からいったん離脱して場外で並ぶ、なんて状態も発生していた記憶があります。

客側が時間と手間を選ぶのは自己判断だから良いとして、球団側としては最も単価の安い客への対応に一番時間と経費を使うという、ドライな目線で考えるとあまりにも費用対効果に欠ける状態でした。トラブルなどが主な理由と思いますが、このあたりも影響している気がします。この点を問題視するのはビジネスとして正しいし。とにもかくにも、近年色々見直しをすべき時期になっていた、というのは言えると思います。



応援指定席の設置


芝生席の競争激化で生まれたもうひとつの問題が、立って応援したい、というニーズがあぶれはじめてきたということ。西武ドームのルールでは、これまで外野席以外立っての応援が基本的にNGとなっていました。立って応援するには抽選に参加するか、当日朝早くから並ぶか。そうしたとしても、確約はされないという状況。

その打開策として、かどうかは知りませんが、2018年より「外野応援指定席」という席種が誕生します。自軍攻撃中の立ち応援をOKとした椅子席で、レフト芝生席の隣の内野席からポール際までの数ブロックが設定されました。抽選や開門前の並びをすることなく思い切り応援する席を確保するという手段が、ついに用意されたのが2018年でした。

外野指定席にある観戦時の注意書き。中通路も青に色分けされています。


ポール際まで立っている様子。皆さんの肩の位置から察するに負けた直後っぽい…。


「芝生指定席化」に伴う幾つかの予想


ここからは、芝生指定席がいったいどんなものになるかという予想です。完全に個人の予想ですので、実際と違っても怒らないでください。軽い気持ちで。ホントお願いします。


構造に関して


席の仕切り方はどうなる


一番わかりやすくやりやすい指定席化は「全部椅子席にしてしまう」ことですが、時期的にそれは難しそう。やはりラインを引いて区分けして附番する乃木坂形式と考えるのが妥当かと思います。というか、今からだとそれしかなさそうな。

芝生席がオセロや将棋の盤みたいな感じになりますね。過去のカラーユニフォームをあつめてアタック25ごっことかやりたいですね。なぜ角をとらない。


ベンチ席はどうなる


上段部にあるベンチ席。長椅子なので、あれも今のままでは指定席化できません。これまたラインを引いて突貫の指定席化をするのかとも思いますが、個人的には応援団の方々のエリア&球団主導の演出用エリアにして販売しないと予想してみます。

ちなみにこの席と、最後列と外周通路の境にある壁は、球場リニューアル後の未来予想図では跡形もなく消え去っています。先んじてそうしちゃうかも、とも。…書き忘れとかじゃないよね。


座席幅はどうなる

気になるのが座席幅。先述のとおり縦のラインは既に「バットケースの長さくらい」で引かれていますが、これを維持するかは不明。ちなみに維持した場合、座った時はこんな感じです。

閑散日に取った一枚。ズボン汚ぇよお前。
12頭身でお馴染みのスラリと長い脚を持つボクでも身長165cmの自分が胡坐をかき、前に荷物を置いてちょうどいいくらいの縦サイズ。そう、椅子の下というスペースが無いから荷物を置くスペースも少しで良いから考慮されているとありがたいなあ。個人的理想サイズをわかりやすく言うと、ヒロ斎藤がぎりぎりセントーンかませるくらい。

試しに芝生席の面積と外野席の収容人数で予想面積を計算しようと調べたら、公表されていないんですね。

普通に考えるとチケットを多く売るために今まで以上に狭くすると思うんですが、消防法の兼ね合いがあるので、思ったよりゆったりというオチになる気もします。

NPB開催の為比較的公表定員数に合ったチケット販売をするイメージがある日本シリーズでは、言うほどキツキツだった印象も無いな。シーズンの混雑日の方がよっぽど詰めあってた記憶。まあ、日本シリーズの記憶は10年以上前なんですけど・・・。

シートとかはどうなる


これまではシートは客持参でしたが、座布団的なものが用意されたりするんでしょうか。特に人工芝になって以降、材質によって思いのほかシートごとずり落ちていきます。普通のレジャーシートとか持っていくと、仕事に行くと家族に告げて出て行ったはずの土手のサラリーマン状態(むろん夕方)になります。悪意なく上の人がずりずり自席に侵食してくる指定席。嫌ですね。

また、レジャーシートなんてサイズが様々なので、持ってきたシートが新座席区画のサイズとあわない、なんてことはざらにありそう。メットライフドーム芝生席専用レジャーシートでも売ったり貸したりしますか。

座布団的なものもありな気がしますが、投げるからな。

芝生席内の通路はどうなる


芝生席でネックなのが、通路用のスペースが縦に三本(両端と真ん中)しかないこと。横通路に至っては最前列と最後列しかないです。真ん中の席の場合、まずは自席が前よりか後ろよりかで最前・最後どちらから行くかを決め、横に移動して自席の最短距離に移動し、バラバラに敷かれたシートの隙間を見極めて突っ込むというの段取りとなり、それなりの戦略を必要とします。トイレに行って戻るだけで。

当然指定席となると中ほどの席になる可能性は増えるわけで、そうなってしまうとちょっと面倒と感じてしまいます。

特に子供連れだと、だっこしたり上記戦略を子供に教えたうえで突っ込む必要があったり。しかも行きはトイレで急いでいたり、帰りは買った飲み物やグッズで手がふさがっていたり。想像しただけでしんどそうです。やっと子連れに関する文章にもっていけました。

そこでちょっと参考にできそうなのが、両国国技館の升席。

プロレス観戦で座ったことがありますが、今回の芝生指定席予想図をもう少ししっかり作ったらこうなる、といった感じの構造になっています。この造りを2~4人1枡で使います。

2人ならゆったり、4人は狭め。

画像で右上の方にちょっとだけ写ってるんですが、(たしか)縦2枡ごとの間隔で、人ひとりが立って歩ける程度の横通路があります。自身の枡の前か後ろいずれかに必ず通路がある形になっているので、キャパシティを大きく損ねることなく席から・席までの移動をしやすくしていました。実際移動にストレスはほとんど感じませんでした。

こういった構造になるか、シンプルにマス目の区切りのみかで、快適度は大きく変わりそうです。


付随するもろもろはどうなる


幕サイズ規制はどうなる


結構これを気にしている方は多いのでは。
幕のサイズ規制が他球場と比べ許容範囲が広いメットライフドーム。2018年までで横幅の限度が外野席ではなんと150cm。他球場では60cmといったところもあることを考えるとかなり大きいです。ただこれは、座席幅という概念が厳密にはなかったから、というのも理由としてありそうです。実際、座席幅が存在するメットライフドームの内野席・外野指定席のサイズ規制は70cmです。今回作るエリア幅に合わせるか、維持するか、内野にあわせるか、それとも全く別のルールを適用するか。

予想の参考になりそうなのが公式グッズ。球場で掲げて応援することが前提のタオルが80cm幅でした。勢いで作ったっぽいデカサイズタオルを基準にするともっとすごいことになりそう。とはいえ、公式グッズだけOKって規制の仕方もできちゃうんですけどね。

立ち見はどうなる

全席指定になっても、ある程度の不便は承知の上で当日見る場所を決めたい、複数人で固まって見たいという人の選択肢として考えられるのが立ち見。ただし基本全席完売後に売り出すので、立ち見目当てだったのに立ち見券が出ない、という状況もあり得ます。

また、立ち見という売り方を実際するのかどうか。構造上、メットライフドームは外野に限ると立ち見可能な場所がかなり限られます。また、場所取り・並びのやりとりが生まれるようなら、場所が芝生から通路に変わっただけであんまり意味ないし・・・。このあたりも一緒に変わりそうな部分です。

個人的感想


ここからは、第一報で持った感想を。
「まあそうなるよなあ」と「ついに指定化かあ」という思いが混在したのが正直なところです。いきなりアバウトですね。

前者の理由は、ここまで散々書いてきたので今更改めて書くこともないでしょうが。

やっぱり、1試合を観戦するのに使う労力が限度を超えてきた気がしています。ファンも運営側も。あとは、初観戦や個人観戦の人にとっては場所取りという行為が高難度になりすぎました。どうしたってグループ観戦している方が有利になります。有利な側にいた人間が言うのも微妙ですが。いざこざも、目にした経験はゼロじゃありません。

れは指定席化すればほとんど解決した話だったので。みんなわかっていたけど、芝生席だから、という理由でここまできただけで。解決して、適度な労力でライオンズを応援できるのであれば、それに越したことはないかなと。

後者の理由。ここからは、あえて自身が場所取りで有利な側にいたことを自覚したうえで書きます。

指定化すると、いつも一緒に観ていた人たちと観戦する機会が減ったり、近くで観戦していたから顔見知りになった人たちと雑談をする機会が確実に減ります。それは正直に言って残念です。そういうのは、間違いなく自分を球場に向かわせる理由の中にあったので。その理由が減る以上、ぼんやり思った「球場行く回数減るかもな」は嘘ではないんだろうな、と思っています。

あとは単純に、全席指定があまり好きではないから。野球はレイドバックしている、とは作家奥田英朗の言葉。野球が持つ牧歌的な雰囲気と、全席指定は対極にあるような気がするのです。うーん抽象的だな。わかってもらいにくいな。もともとガラガラの所沢に足しげく通っていた世代なので、野球とは、ライオンズとはふらっと行っても応援できる場所。そうでなくなっていくのが、牧歌的な雰囲気の消失にも感じる。というと、わかるでしょうか。

もうひとつ、子連れだと行きにくくなるかな、と直感的に思っています。これは人次第、あとは構造の予想の項でも書きましたが実際の運営方法次第かなとも。むしろシーズン始まったら「行きやすくなった」と感じているかも。


両方の理由を書いてて思いましたが、後者の理由の方が多いあたり、やっぱり自分は今のところ今回の件をネガティブに捉えているみたいです。

実際のところ、これだけ完売が頻繁に起こるなかで、10年前くらいみたいに足しげく球場に通うモチベーションは下がっています。以前と違って、自分が行かなくても他の熱心なファンがその席を、その声量を埋めるでしょうから。あえて書くのは恥ずかしいけど、やっぱり間違いなく「俺が行かなかったら誰が応援するんだ」という発想はあって、球場に足を運ばせる動力にはなっていたのです。今は、それをする必要がありません。無理に行かなくても、という思いは、確実に芽生えています。

ただ、多分いつかまた、客席がまばらになる時期は来てしまうと思っています。そういうときに、「誰も行かないなら行くかあー」となれるようには維持したいなあと思いますし、多分思わなくても維持してます。ライオンズが好きなのはもう変えようがないから。そんなとき、「じゃあ行こうぜ」って言う相手が引き続き妻子だったら幸せ者だな。



たかが芝生席が指定化する、というだけで、なんかすごい量の文章になりました。己のまとめ力のなさを改めて恥じます。ただなんか書き始めたら止まらなくなったので、たまにはいいかと思い書いてみました。最後まで読んでくださった方がいたら、ありがとうございます。価値のある情報が無くてすみません。

とにもかくにも、今回の件がライオンズにとって、ライオンズファンにとって、ライオンズの応援にとって良い方向に進むことをただただ祈ります。おまけで、自分にとってもいい方向に進めばいいなあと、こっそり思っておきます。


所沢は上山口の外野芝生席が、これからも楽しく熱い場所でありますように。







最後の最後に。
こんだけ書いてて、普通に椅子席になったらどうしよう・・・。
その場合は、まあ、なんだ、外野芝生席の備忘録ということで。

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