クライマックスシリーズ進出を逃したため、レギュラーシーズンホーム最終戦が2020年メットライフドーム最終戦となりました。
今後は進行中の球場改修に注力するスケジュールになるかと思います。
色々ある改修計画の中で、個人的に最も感心のあるのは外野芝生席の行方。このブログも外野芝生席芝生の件で検索されてるみたいで、そこそこ感心度は高いのかも。
ちょっとおさらい。
9月に外野芝生席をリニューアルする旨公式アナウンスがあり、さらに芝生席お別れ記念チケットも販売されるなど、完全に芝生席としてのスタイルを終了するという方向性が明示されました。
外野芝生席の客入れを再開してからも、元々当初の予定ではすでにこの時期工期に入っていたのかバックスクリーン寄りは閉鎖。球場に行くたびに作業が進んでるという少し面白い状況に。今回はその様子をまとめてみました。
まだ工期前の9月24日。
10月6日。
立ち入り禁止になり、柵が設けられました。重機がスタンド内に放置されているというシュールな光景。まだまだ準備段階で、芝生自体は販売エリアと同じ状態なのが確認できます。
10月16日。
いよいよ工事現場らしくなってきました。
10月20〜22日。
10月26日。
ここまでは芝生席の形状を一旦更地のようにする作業で、リニューアル後の構造は全く想像できませんでしたが、一気に動き出しました。
ちょうどライト側の工事現場すぐそばに自席があったので、なるべく近くでの確認を試みる。
細長い板のようなものを並べている様子が見えます。ていうかこの数日でここまで進むもんなのか。工事ってある段階過ぎると驚くくらい早く進行してる時ありますよね。マンションとかちょっとの期間近く寄らなくて久しぶりにみたら一気に進んでて建てたっていうより生えたんじゃねえのと思うレベル。
そして最終戦。
わかりやすい変化は感じられなかったので接写はしていませんが、画面左下の状態が、今のところファンが生で視認できた最後の姿です。
とまあここまでがシーズン終了までに確認できた新外野エリアの進捗です。とりあえず、椅子席にはなるんだろうなあという感じ。この辺はwebニュースにも出ました。
記事の発行元は一度赤田トレードの誤報を出したことでお馴染みスポニチアネックス。以下斜体は記事本文引用。
西武が来季からメットライフドームの外野の芝生席を、1席ごとに着席する固定席に変更することになった。
工事関係者は「芝生席エリアの斜面が急で危険性があるからなどではなく、来季から外野席でも着席して快適に観戦してもらうための改修です」と説明
改修後も約3万1000人の観客動員数が大幅に変更することはない見込み
アンダーライン赤ペン用意なワードが出てきてますね。
まず、よく考えたらそうなんですが、我々が外野芝生席で主に守備中とっている姿勢は「着席」ではなかった模様。なんて言うんだろう。着芝?着芝清?
「1席ごとに着席する固定席」となると、現行の内野席や、他球場の外野席のような構造をイメージする方が多いのでは。最終戦までに見えた基礎構造は、明らかに背もたれ無しのベンチのそれでしたし。
少なくとも計画発表当初の予想図にあったフラットな空間(というかあれはどう見ても芝生席)ではなさそう。没になったか、元々外野は深く考えて無くてとりあえず芝生にしといたか、真相は不明。
ただ一方で気になる、動員数に大きな変動無しという一文。
経験者はご存知かと思いますが、芝生席という性質上、指定席化時の一席あたりの区分けは、かなりゆったりした面積で行われていました。あれが全て一般的な椅子席になるとすると、結構な数動員がプラスになる気がします。なのに変動なし見込み。
一席あたりをゆったりにするのか、グループ席を混ぜるのか、ベースは椅子席だけど色々追加の機能やサービスを付加して特徴づけるのか。単なる椅子席化で終わらない予感もさせる情報です。ボールパーク化謳った改修で没個性的な新座席というのはないか、という思いも。
とまあ、中途半端に妄想させる感じでシーズン終了。基本的に客入れイベントはほぼないと思われるので、次にその姿を観れるのは完成時か。その前に詳細情報が球団からアナウンスされるでしょう。
メイン応援エリアの改修とあり、ライオンズファンのみならずビジターファンもちょっと気になってそうな本件。構造によっては応援スタイルに影響するだろうし、設定金額によってはメインの観戦席種が変わる方もいるでしょうしね。
完全に推測ですが、今回あえて最後ライトも全てライオンズ側で売ったのは来年への布石な気もしています。単に工事でキャパ半分だから両方ライオンズにしただけかもですが。
今後も情報があれば触れていきたいと思います。とりあえず今回はこの辺で。
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