以下ファン感と書きます。
近年では恒例行事になっているシーズンオフのファン感謝デー。
そこまで入れ込んでいる現役選手がいないせいか、ちょっとマンネリ感を覚えているのか、ここ最近個人的にはそんなに気持ちの上がるイベントではなくなってきまています。残留祈願するFA選手も今年はいないし。
ちょうどライオンズ成分が足りなくなってきた時期に開催されるし、ここ逃すと年内会えない友人もいるし…というのがもっぱら最近の参加理由になってきています。ちょっと早いファン同士の忘年会気分。
そんなわけで行かなきゃ行かないでいい程度の近年ですが、今年はちょっといつもよりは興味がありました。理由は、初の西武園ゆうえんち開催。
グループ会社のアミューズメントパークという、いくらでも創意工夫できる舞台をどう活かすかな、というのを見てみたいと思いました。
あと、開催理由はあくまでドームエリア改修のためということで、1回限りのゆうえんち開催になる可能性が高そうなこと。こーいうイレギュラーな事象を経験しておくのは、きちんと老害化するためには大切。
「昔はタダ券が余り過ぎて所沢の八百屋が値札に使ってた」と遠い目をして回顧する64やカメラマン。それを知らねえよ馬鹿過去はどうでもいい大事なのは未来だタコ、と喉元迄出つつ「へぇ、そうなんだー」とにこやかに笑いビールジョッキを傾ける俺。
10数年前のあの場面、いつか遠い目をする側にまわるのです。そして言うのです。「ファン感を西武園ゆうえんちでやった年があった」と。
その権利を得るためには、行かなくてはなりません。経験しておかなければなりません。
「2004年は日本一なのにパレードどころか報告会で済ませてた。会場は航空公園。全体貸し切り?いやいや一角。それで充分客収まったの。盛り上がった?盛り上がったよ。特に選手捌けた後最後にやったじゃんけん大会がね。まあ、悪い意味でなんだけど」
に続く老害としての持ち札を入手するのです。
そんな固い意志を胸に、来場を決めたのであります。
イベント当日。
この日は快晴。
天気に恵まれない日が続いていましたが、天が味方してくれました。「唯一のゆうえんち開催極寒雨天で地獄絵図」も持ち札としては強いのですが、費用対効果を考えると悲惨さの割に合わない気がするのでよしとします。
天気のほかに心配していたのは、アクセス。
最寄り駅は、幼少の頃ここで中止アナウンスを聞き、何故か母親に「この天気ならやれる、やれるだろ!」と熱い抗議をしたことでお馴染みの西武遊園地駅か、学生時代開通したての多摩モノレールの1日乗車券を貰ったのでそれでドームに行こうと友人と行ったら時間早すぎて上北台からのバスがまだ出てなくて、仕方なく歩いてみたら最初の左右分岐で間違えてさまよって結局辿りついてもういいやレオライナー乗ろうと妥協したことでお馴染みの遊園地西駅。自分と駅を繋ぐ思い出のしょぼさはとりあえず今は置いといて、来場者数と駅のサイズを考えると不安で仕方ありません。
悩んだ結果、今回は車にすることに。渋滞する気はするけど、あの二駅で混雑にはまるよりはマシかという判断です。
ただ、気温上昇を待って出発しようとしていたら、9時の段階で東口・中央口駐車場満車の報。残るは競輪場のみか。渋滞にはまった挙句停められなくて往生は嫌だなあ…。
ということで、車で外出する際によく使っているakippaをチェック。akippaについて詳しくはこちらの記事を。
子連れでイベント会場に車で行くときに便利な駐車場予約サイトに関する幾つかの考察
そしたら遊園地西まで1キロちょい、というところが安価で出ていたので、妻と相談して予約してしまうことに。心配性なので、確実に停められるという安心感は個人的に大事なのです。
オープニングも間近な10時過ぎに出発。さすがに西武園周辺はそこそこ混んでましたが、ビタッと動かないレベルではありませんでした。予約した区画に車を停め、少し歩いて遊園地西へ。
おお、この小道の向こう、たしかにたくさんの人。この小道の終わり、ゲートをくぐればそこがイベント会場なのですね…って
ゲートしょぼっ。
違いました。ただの構造上くぐりぬける形になっているだけの何かでした。ちゃんとした遊園地ゲートは右にありました。
遊園地西駅も。駅舎をしっかり見たのは初めてかも。
右に行くと遊園地内。つまりは主要エリアになっているのですが、左にある西口駐車場がグルメとグッズエリア。一度入ったら億劫だろう、ということで先にグッズエリアに足を運ぶことにしました。
西口駐車場に広がるグッズエリアはこんな感じ。
脇にはビジョンも。ただ、ちょっと小さい。
ファン感からの新商品で欲しいものがあったのですが、販売テントを見ると結構な列。ほかの新商品やタイトル・記録達成記念グッズと同じ列になっちゃってるんだ。上本達之引退グッズのために数時間並び、「上本グッズ目当ての人ほとんどいないだろうし列もうちょっと細かいグッズごとに分かれないかなあ」と嘆いたあの年の記憶が思い出されます。
急ぐことでもないので後回しにして、比較的空いているテントへ。
こどもが大好きガチャガチャと
シークレットキーホルダーを。
しかし、このエリアは静かだな。なんでだろうと思ったら、ステージの音声どころかBGMも流れていないんですね。西松屋を思い出す静寂。
ひとごこち着いたところで、折角なので遊園地内へ。入ったところでピンバッジブースがあったので、栗山選手のを購入。早速済ませておきたいことのほとんどが終わってしまった。ブース出た直後に赤田コーチが通ってハイタッチできちゃったし。
正直ここで踵を返してもいいのですが、できれば妻子が好きな栗山選手と遭遇したいし、選手レーンの空いているところで少し様子見。
アトラクションで遊ぶのは端から諦めてました。どれも並びそうだし。実際そうだったし。遊園地はやっぱり絶叫モノが人気で、バイキングは特ににぎわってました。あまりのスリルに顔面どころか全身白くなってる方もいましたね。
様子見も一向に動きが無いので、諦めて園内散策へ。で、程なくしてさっきのレーンを栗山選手が通るっていうハードラック。勝手がわからない分、今回は効率的に動けなかったなあ。
しばらくまわってみたものの、やはりステージ周辺は人が多い。混雑に紛れてみるほどまではステージイベントに興味がないので、ここで退却。
西口駐車場に戻り、改めて目当てのものを購入。
ちょうどこういうタイプの上着が欲しかったのと、デザインも好みだったので。以前レオマークが胸にどん、のタイプもあったけど、今のロゴのLが個人的に余計だったのです。早速使ってみたけど、着心地も俺好み。
とまあ、こんな感じで自分のファン感は幕を閉じました。
ゆうえんち開催の是非は…うーん。
ドームのように、キャパが充分で出入り自由なメイン会場がなかったせいで、観覧エリアに入れなかった身としては全体的にぼやけた印象。とりあえずドームの座席に座っていれば、メインのイベントの進行具合はわかったし、ファン集合の下クロージングだったし。
今回は気づいたら終わってた感じ。場内はどこにいてもメイン会場の音声が聞き取れる、というわけでもなかったし。締めの時点でも注目が分散しちゃってたのは残念。クロージングがどんな感じだったか一切知りません。誰が挨拶したかとかも。
さりとて工夫はいくらでもできるので、運営側が慣れてきたらもっと魅力のあるイベントにできるのでは、という可能性も秘めてた印象。その場にいれば楽しめるシーンも多かったみたいですし。
あくまで今回限りなんですかね。グループ内での受けが良ければ…ってところかしら。ドーム開催と比べての集客とか、遊園地通常営業と比べて割に合うかとか、判断材料は幾つかありそうですが。個人的には、ドームでやれるならドームでいいかなあ。1回限りなら、老害手札としては強いですし。
ファン感も終わったし、いよいよもって2019年シーズンも終幕。
3連覇という目標に向かい、3度目の正直を果たすための2020年シーズンはもうすぐ。
ライオンズの皆さんお疲れ様でした。充実したオフになりますように。
子連れでイベント会場に車で行くときに便利な駐車場予約サイトに関する幾つかの考察
そしたら遊園地西まで1キロちょい、というところが安価で出ていたので、妻と相談して予約してしまうことに。心配性なので、確実に停められるという安心感は個人的に大事なのです。
オープニングも間近な10時過ぎに出発。さすがに西武園周辺はそこそこ混んでましたが、ビタッと動かないレベルではありませんでした。予約した区画に車を停め、少し歩いて遊園地西へ。
おお、この小道の向こう、たしかにたくさんの人。この小道の終わり、ゲートをくぐればそこがイベント会場なのですね…って
ゲートしょぼっ。
違いました。ただの構造上くぐりぬける形になっているだけの何かでした。ちゃんとした遊園地ゲートは右にありました。
遊園地西駅も。駅舎をしっかり見たのは初めてかも。
右に行くと遊園地内。つまりは主要エリアになっているのですが、左にある西口駐車場がグルメとグッズエリア。一度入ったら億劫だろう、ということで先にグッズエリアに足を運ぶことにしました。
西口駐車場に広がるグッズエリアはこんな感じ。
脇にはビジョンも。ただ、ちょっと小さい。
ファン感からの新商品で欲しいものがあったのですが、販売テントを見ると結構な列。ほかの新商品やタイトル・記録達成記念グッズと同じ列になっちゃってるんだ。上本達之引退グッズのために数時間並び、「
急ぐことでもないので後回しにして、比較的空いているテントへ。
こどもが大好きガチャガチャと
横一列に設置してくれたほうが効率良い気がしました |
シークレットキーホルダーを。
しかし、このエリアは静かだな。なんでだろうと思ったら、ステージの音声どころかBGMも流れていないんですね。西松屋を思い出す静寂。
ひとごこち着いたところで、折角なので遊園地内へ。入ったところでピンバッジブースがあったので、栗山選手のを購入。早速済ませておきたいことのほとんどが終わってしまった。ブース出た直後に赤田コーチが通ってハイタッチできちゃったし。
正直ここで踵を返してもいいのですが、できれば妻子が好きな栗山選手と遭遇したいし、選手レーンの空いているところで少し様子見。
アトラクションで遊ぶのは端から諦めてました。どれも並びそうだし。実際そうだったし。遊園地はやっぱり絶叫モノが人気で、バイキングは特ににぎわってました。あまりのスリルに顔面どころか全身白くなってる方もいましたね。
混雑日にひとりで一列占拠する暴挙に出た白いの |
様子見も一向に動きが無いので、諦めて園内散策へ。で、程なくしてさっきのレーンを栗山選手が通るっていうハードラック。勝手がわからない分、今回は効率的に動けなかったなあ。
しばらくまわってみたものの、やはりステージ周辺は人が多い。混雑に紛れてみるほどまではステージイベントに興味がないので、ここで退却。
西口駐車場に戻り、改めて目当てのものを購入。
ちょうどこういうタイプの上着が欲しかったのと、デザインも好みだったので。以前レオマークが胸にどん、のタイプもあったけど、今のロゴのLが個人的に余計だったのです。早速使ってみたけど、着心地も俺好み。
とまあ、こんな感じで自分のファン感は幕を閉じました。
ゆうえんち開催の是非は…うーん。
ドームのように、キャパが充分で出入り自由なメイン会場がなかったせいで、観覧エリアに入れなかった身としては全体的にぼやけた印象。とりあえずドームの座席に座っていれば、メインのイベントの進行具合はわかったし、ファン集合の下クロージングだったし。
今回は気づいたら終わってた感じ。場内はどこにいてもメイン会場の音声が聞き取れる、というわけでもなかったし。締めの時点でも注目が分散しちゃってたのは残念。クロージングがどんな感じだったか一切知りません。誰が挨拶したかとかも。
さりとて工夫はいくらでもできるので、運営側が慣れてきたらもっと魅力のあるイベントにできるのでは、という可能性も秘めてた印象。その場にいれば楽しめるシーンも多かったみたいですし。
あくまで今回限りなんですかね。グループ内での受けが良ければ…ってところかしら。ドーム開催と比べての集客とか、遊園地通常営業と比べて割に合うかとか、判断材料は幾つかありそうですが。個人的には、ドームでやれるならドームでいいかなあ。1回限りなら、老害手札としては強いですし。
ファン感も終わったし、いよいよもって2019年シーズンも終幕。
3連覇という目標に向かい、3度目の正直を果たすための2020年シーズンはもうすぐ。
ライオンズの皆さんお疲れ様でした。充実したオフになりますように。
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