そして2020年、メットライフの立ち見環境に新風を巻き起こす席種が誕生。それがステンレスカウンター。
※以前の記事「立見指定(ステンレスカウンター)/立見」でも立見観戦に触れております。よろしければこちらも。
概要
立見観戦って結構需要あるよね。
ひとり観戦ってのも需要あるよね。
孤独のグルメってのも流行ってたね。
今立見は満席時の追加販売って形にしてるけど、普段の試合でも売れるんじゃね。
指定ってことにすれば単価高くなっても問題なくね。
場所だけで指定は微妙だなあ。
じゃあ飲み物とか置くカウンターがあればよくね。
…という話し合いがあったかどーかは知りませんが、多分そんな感じでできた席。
指定席ですが椅子は無く、立って観戦できるスペースと飲み物置きなどに使えるカウンターが用意された席種です。席が無いのに席種って言っていいのか迷いながら書いてます。
場所
前述のとおり外周通路にぐるりと設置されています。外野立見指定・内野立見指定に分かれていて、外野はレフト外野指定後方、内野は三塁はC指定後方、一塁はCとA指定の後方に設置されている模様。
構造
カウンターは1人分ずつ独立はしておらず、基本2人分が繋がった形で設置されています。素材はステンレスです。多分。指定席なので、席番(場所番?)がふられています。足元にはひとり分のスペースを示す白線。
カウンターには飲み物を置ける穴がひとりひと穴。当然球場販売しているドリンクの紙コップは平気でしょうが、市販のペットボトルは入らなかったりすり抜けたりしないのかしら。特に紅茶系ってこじゃれてほそーくなってるやつとかありますし。全然関係ないけど、新幹線のテーブルのくぼみってあんまり必要ないですね。
検証:こどもは試合を見れるのか?
一番気になっていたことを試してみる。
一応、後述のとおりこども料金設定はあります。が。
これも場所によるのでしょうが…
110cmのやつで試したらこんな感じ。
惜しい。
所沢の外周は緩やかな(緩やかなんです)坂になっているので全てが同じ高さではないかもしれませんが、外野のカウンターは無理でした。定かではないですが、同じ理由で130cmくらいあっても場所によっては足りない可能性も。
一応こども料金はありますが、小学校低学年くらいまではリスキーか。事前に現地で確認した上で買い求めるのが無難かと思われます。
確認:自由な立見エリアは残るのか?
個人的に結構気になっていた問題。
チケット価格表に「立見」があったので存在するとは思いましたが、ステンレスカウンターによって立見エリアはほとんどなくなるんでない?もう一切の自由はないのかい?と思ってました。ちなみに今年から「内野立見」からシンプルに「立見」になってます。内野立見でも外野外周で見れましたが…。
で、実際にチェックしてみたところ
カウンター席の後方にもう一本ラインが引かれています。画像を残してきませんでしたが、外野芝生後方の外周には2,3本ラインだけ引かれていました。恐らくこれが立見用の目安と思われます。
立見券で観戦の際のスペースについて記載もありました。
ちなみに上の画像でもわかりますが、レフト後方の立見エリアはすぐ後ろに西日対策の黒幕があります。
カウンターとあいまって、ちょっとした暖簾感覚。
どうせならこの暖簾がわりに青炎フラッグ募って吊るしたらどうだろう。デザインによってはいたずらされそうですが。
ということで、エリア内自由の立見観戦というスタイルは継続の模様。ただ、外野芝生後方を除きステンレスカウンターの後方、実質2列目でのみという形に変わると思われます。
当然前後の高低差はないので、少し見辛いか。ビッグショーだったら気にする必要はないですね。いいなあビッグショー。でも前のステンレスカウンターをヤン”ザ・ジャイアント”ノルキヤが使っていたらさすがのビッグショーも視界フリーとはいかないですかね。何の話ですかね。
お値段
値段を終盤に書く日本文化センター方式。
ステンレスカウンターですが、FC前売バリューでおとな1800円。前方にある内野指定Cや外野指定と同額です。前述のとおりステンレスカウンターには椅子はありません。ちなみに、ステンレスカウンターはこどもFCの前売300円設定対象外(バリューで1300円)なので、子連れで買うとなるとFC前売購入の場合スーパープレミアムのみ同額、他の価格帯では外野指定・内野Cの方が安くなるという。
立ち飲みは大人の世界ということか。飲みは必須ではないんですけども。ちなみに外野・内野の区別はありますが料金はどちらのカウンターでも一緒です。
立見に関してはFC前売バリューでおとな1300円・こども300円と、こちらは外野芝生Bと全価格帯で同額。ただし基本他席種完売が発売条件なので、毎試合立見券でいいや、というのはできないので注意が必要。
個人的感想
やっぱり強気な料金設定が気になります。気軽に観戦できて場所も確保されている、というウリからリーズナブルさも押し出してくるかなと思ってたので意外。
利点としては、前列の席との高低差が激しいので基本視界が良好なのと、横1列のみの配置なので離席着席が気軽にできるところか。ホントにふらっといって観戦してスッと帰るのが可能なので、気軽さを求めているならかなりアリですね。これまでの立見と違い常時販売になっているのも嬉しい。並ばずとも場所は確保されているし。
気に入る人は常時ここにしたくなるくらい気に入る席種ではないかなと思います。自分も独身時代なら基本ここにしていたかもなー、と思いました。数年後よくここに現れるようになったら察するがいい。
当ブログの観点でいくと子連れ観戦には不向きですね。やっぱり、ふらっと一人で行きたいときとかに、という。
以上今回は新席種・ステンレスカウンターでした。
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