はじめに。
メットライフドームの「外野席」の設定は少しイレギュラーです。
席種が複数あったり、同じ外野席でも椅子の構造が違ったり、そもそも椅子も無かったり。レフト側の「外野席」エリアとライト側の「外野席」エリアが違ったり。
まずはそこから、という方は先にこちらをどうぞ。
シーズンチケット購入者宛の書面で判明したタイミングと、
公式サイトで発表されたタイミングで記事を書いております。
メットライフドーム「外野芝生指定席」化に関する幾つかの考察
メットライフドーム「外野芝生指定席」化に関する幾つかの考察【公式発表編】
となると実際の感想も書いておこう、ということでの今回。
今後増えるであろう観戦記調での文章を交えつつ。
座席の情報だけ知りたい場合は下記目次をクリックすると飛ばせます。
その他の席種もどういう感じか見たい、という方はこちらも。
メットライフドーム各席種情報
座席構造以外の外野席のおおまかな情報・特にビジター側については
メットライフドームの外野席に関する幾つかの考察【概要編】
オープン戦はめぼしい遠征地でない限りはいいかなあ、
と思う程度にはライオンズ中毒が落ち着いてきた近年。
とはいえ慣らし運転も含めて1試合くらいは行っておくか、と
メットライフでのオープン戦ラストをおさえておりました。
今年は外野芝生席の指定化もあるし。
で、向かったのは夜勤終わり。
場所の心配をしなくていいのは気楽ですね。
ただ、図らずも開始30分前着になり、
西所沢からの電車はまずまずの混雑でした。
んー、この時間は今まで以上に混みそう。覚えておこう。
改札を抜けて球場広場へ出ると、ちょっと眺めが変わってました。
左手。 |
右手。 |
着々と改修が進んでいます。
工事って始まると早いですよね。
工事現場の皆さんすげえといつも思います。
広場では本拠地開幕シリーズの配布グッズ展示。
遠目で見ただけですが、マント良い。ただ、かさばりそう。
家族分とか一気に持ち帰るには別にカバンがひとつ要りそう。
外周通路からの眺めも様変わり。
すっきり(光の加減でぜんぜんわからん)。 |
テレ朝の開幕戦中継はいつも桜のアップからでしたよね。
そうだ、チャンピオンチームでした。
風が強い強いつよーい。 |
一気に飛びますが試合は
まあ武隈が試合作ってくれただけでも。
怪我人じゃなくて病人が頻発しているのはなんかいやだな。
齊藤はああいう使い方なんでしょうか。
ワンポイントで活きる投手とは思えない素人です。
さて、ではこっから外野芝生席などの感想。
外野芝生指定・外野指定ベンチの第一印象
メットライフ外野席の事前知識
メットライフドームに行ったことが無い、という方向けに簡単に説明。
メットライフドームこと西武ドーム、旧西武ドーム球場を挟んでの西武ライオンズ球場は、開場当時から一貫して外野席の大部分が芝生席です。
ドーム化前までは天然芝で、天候や客入りでは封鎖される日もあった…などの過去の流れは上記リンク記事にありますのでよろしければ。
2019年現在は人工芝で、一軍戦は全試合開放されています。
ちなみにメットライフドームの外野芝生席はポールより少しセンター寄りのところまでになっていて、境目~ポール際3ブロック分ほどは、背もたれありの椅子席。似た構造は福岡ドームとかがそうでしょうか。
その約3ブロックは、ホームランエリアでもありながら長らく「内野席」として販売されていましたが、2018年より立ち応援OKの「外野指定席」に名前を変えました。この席種については別記事にて触れています。上記リンクからよろしければ。
おおまかにいうとほぼ全体が芝生席で、ちょっとした横通路を挟んで上の数列(バックスクリーン寄りに至っては1列)が長椅子のベンチ席、という造りです。
芝生席なので気になる方は敷物を持っていくのがベター。芝生そのものについては横移動用の通路も兼ねているので土足OK、というかみんな土足で歩いています。傾斜はそこまできつくないですが、一般的なブルーシートだとずるずる滑る可能性があります。
外野芝生指定エリアですべらないための幾つかの方策
芝生A,Bの違い
まだ行ったことない方がわかりにくいのはA,Bの違いでしょうか。座席図で分かりますが、芝生エリアは大きく二分割されていて、Aは内野寄りの、Bはバックスクリーン寄りのエリアになっています。
左か右かどちらでもいいか、下出して笑い飛ばしてしまおう。というわけではなく、場所以外にも幾つか違いがあります。
最大の違いは応援団の方々のとの距離感。2019年現在、メットライフドームではポール寄りのベンチ席の一部をいわゆる許可団体である応援団の方々の活動場所に指定しています。ベンチ席の座席指定をすると一区画選択できないエリアが出てくるのですが、そこが活動場所にあたります。
また、Aエリアの最前列にリード役の方が立つ場所を設けています。バックスクリーン側によるとリード役の方の声が聞き取れないこともあるので、フルで応援したい、という方はAが向いています。
観戦視点で行くと、Bの方はバックスクリーンに寄るほどビジョンが見えづらくなります。メットライフドームのメインビジョンはバックスクリーン上の一基のみで、2019年現在メイン以外ではバックネット裏にイニングスコア・BSOカウントの電光掲示板と、その下にある短めのリボンビジョンで今日の成績などがわかるのみ。
位置によってはスタメンも見辛く、またイニング間イベントはたいていメインビジョンと連携して行うので、ついていけません。そこもしっかり楽しみたい方はAかA寄りのB、または別の席種がおすすめ。
最後に一番大事なことですが、2020年より値段設定が変わってAの方が高くなっています。特に子連れだと料金差が激しくなる設定になっています。詳しくは別記事で。
前置き長くなりました。以下本題。
外野芝生指定席
上の画像でお分かりかと思いますが、今回は芝生Bをチョイス。
LLで始まるゾーン番号がありますが、外野席入口に明示されています。
当然チケットチェックあり。 |
ゾーン番号はコンクリ通路にも記載があります。
内野エリアと一緒になった感じですね。
また、写真はありませんが、芝通路スペース(芝色が違うところ)には、
列番号(チケットの「〇段」)が5段刻みくらいで書いてありました。
肝心の座席区分けはこんな感じです。
靴を簡易カップホルダーにするのは誰しもやるみたい。 |
黒テープのすぐ手前にある銀板に席番号が書いてあります。
ちなみに、個人的に気になっていた、
「前方約20cmは空けて通路用に」というルール。
予想はしてましたが特別厳しくチェックされることはありませんでした。
努力目標みたいなもんでしょーか。
努力目標みたいなもんでしょーか。
これまた予想通り、縦にちょっとだけ引かれた線の長さ。これが約20cm。
最初から横線を約20cmの幅で引けばよかったんじゃと思うのは自分だけですか。
今日は気になりませんでしたが、混雑日はある程度しっかり運営しないと、
特にど真ん中に配置された方々は苦労するんじゃないかなあ・・・。
座るときの敷物は、家にあったこれを使用。
若干オーバーなので少しだけ折って使用。 |
サイズ的にちょうどよく、意外と薄手で持ち運びしやすく便利。
ブランケットは縦に敷いたら土足部分も含めちょうどよかったかも。知人との連番だったので、横のはみ出しは気にせず使ってました。
これは今後も使えそう。
ただオンラインチェックしたら今は売ってないみたい・・・。
実際この姿で観戦はしてませんが、試しに。
意図伝わらず足が出てます。 |
大人しくしてくれるなら充分なスペースです。
画面右側、スラっと長い我が左足に隠れているのはバッグです。
特に小ぶりでもなく、1日のお出かけに必要なものは充分入るサイズのです。
1大人・1こども・1バッグがピットインできました。
画面右側、スラっと長い我が左足に隠れているのはバッグです。
特に小ぶりでもなく、1日のお出かけに必要なものは充分入るサイズのです。
1大人・1こども・1バッグがピットインできました。
とはいえ、ジュニア会員なら前売300円で1席取れることと、
こどもが3時間大人しくする可能性が天文学的なことを考えると、
取れるならこどもの分もおさえちゃった方が無難。
今回はこども分含め知人と複数枚並びで取りましたが、
ストレスはほぼありませんでした。
外野指定ベンチ
今回使用してませんが、試合後空席になったところをチェック。
座席下に空間があり、荷物が置けます。 |
席番の振り方は同じですが、明確な線引きはなし。
途中席番のすぐ横に縦の緑ラインが引かれている席があって、
え、ここが境界線?
うわっ狭っ。狭っていうかもはや細っ。
と思いましたが、ただの補修用養生テープでした。
途中席番のすぐ横に縦の緑ラインが引かれている席があって、
うわっ狭っ。狭っていうかもはや細っ。
と思いましたが、ただの補修用養生テープでした。
見てのとおり場所によってはちょっとした背もたれ付き状態になってます。
座席列の長さは芝生より短いと思われるので、横移動は楽か?
芝生と違い座席下に荷物スペースがあるので、座面はフルに座面として使用可能。
今回は芝生席にほぼ初めて座る、という方とご一緒したのですが、
やはり慣れていない方は立っても座っても斜面、という状態は苦労するみたい。
その点ベンチ席は普通の椅子ですし立つところも水平。
まあ場所によっては座席が若干横に斜めってるんですけど
どちらが1試合通して楽か、というのも判断基準になりそう。
ベンチについては実際1試合座らないとなんとも。
芝生と違い座席下に荷物スペースがあるので、座面はフルに座面として使用可能。
今回は芝生席にほぼ初めて座る、という方とご一緒したのですが、
やはり慣れていない方は立っても座っても斜面、という状態は苦労するみたい。
その点ベンチ席は普通の椅子ですし立つところも水平。
どちらが1試合通して楽か、というのも判断基準になりそう。
ベンチについては実際1試合座らないとなんとも。
個人的感想
1試合観ての結論として、連番でおさえた芝生席は全然ありかなと。
開門前並び、試合後の抽選が無いことを考えたらかなり快適。
この快適さが応援に直結するかは別として。
その辺は2019年の課題かなあと思います。
次は早速ホーム開幕戦。
なにはともあれ、来年もあのフラッグをあそこに出したいね。
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