鬼云々は置いとくにしても、ちょっと早くね?と確認してみたら、2019年の諸々の案内は1月25日。さらにずんずん遡っても、ここ数年は25日前後が基本だったようです。
近年では唯一「!」無しの2015。 |
ここが変わります、な文言も時代を感じさせます。 |
開幕が例年より早まるからですかね。
ここ最近は昨年と何も変わらない、ということはほとんどなく、なにかしらどこかしらで変更を加えてくるライオンズチケット事情。2020年もちょいちょい変更があります。外野芝生指定化に踏み切った2019年程ではありませんが。あれからもう1年ですか。
ということで、2020年の主な変更点とその感想を。ネガティブ発言多くなりそうです、と先に書いてしまおう。
2020年ライオンズチケット事情の変更点(抜粋)
FC先々行・Web先行
ライオンズ戦のチケットもなかなか競争率が上がってきて、CSにおいては即完状態にもなっていました。そうなると重要かつ大きな会員メリットとなるファンクラブ先行販売。2020年からはまずFC先々行抽選が2回実施になり、Web先行はステージ別に開始時間を設定・また販売開始から座席選択可になるそうです。
Web先行の開始時間がチケット購入額が高い順、ってのはすごく自然でごもっともなメリット。…でも、FC先々行に関しては特に表記がないので、全ステージ一斉に抽選に参加できるみたい。
正直先行販売でおさえたいような人気日程は先々行から申し込むし、これまで同様だとそういう人気日程はFC先々行でほぼ捌けちゃってる。その先々行は全ステージ横一線、となるとあまりステージへの意識は薄まりそうな。抽選確率に響くとか、Web先行分としてそれなりの数が用意されるとかなら変わってきますが。
そういえば2019年までは、安価な価格帯日の先々行抽選って外野は入っていなかったような。このPDFが対象席種ってことで載っているので、2020年からは全カテゴリ対象か。
「先々行では通路側を優先的に!」に関しては、今までそうじゃなかったのかという驚きの方がでかかったです。
新席種
これは既報のとおり、なのでサプライズはなし。
と思ったんですが。
個人的に気になってた、さくっと観戦したい人向けであろうステンレスカウンター(立見)。まずはお手頃価格で球場の雰囲気を楽しんでもらって…という扱いだと思ってたんですが、外野芝生・ベンチより高い価格設定は予想外。内野C外野指定と同額です。いいステンレスを使ってるんすかね。斜面に立ちっぱですよね…。
新幹線で横3列の真ん中とはいえ座れるのより、つり革用意するから新大阪迄立ってろが同額だったら、ヘイヘイヘイ、とならんですかね。俺表読み違えてるのかな、とPDFにマーカーチェックまでしちゃったけど。外野指定と一緒です…よねえ(まだ自信ない)。
10回くらい見直してますけど... |
あれかな、内野Cと外野指定は両サイドに必ずドクトルワグナーjrみたいなのが来るとかなのかな。だったら納得できます。ワグナーサンドならしゃあない。
「内野席がグラデーションカラーに!」に関しては、ぜひとも実感できない客入りであってほしいなあという思いです。史上初らしいですが、同じエリア内で椅子の構造からして違うのがちょいちょい混じってる千葉の外野に比べるとインパクトが。あれは望んだ結果じゃないでしょうが。
外野芝生指定A、Bに料金差
個人的に一番の注目がこれ。
以下、応援に熱心とか熱いとか、あくまで応援団主導での応援行為においての話で、声を出すから真のファンとか座ってみてたらにわかとかそういう区別をしたいわけではないのでそこんとこご了承の上。
ことスポーツ観戦において、観戦時の快適度を上げるために重要なのは観戦スタイルによるファンの中での棲み分け。全席指定となると、その点のさじ加減はほぼ運営側にかかってきます。
応援エリアとして存在する外野芝生も、熱量である程度の棲み分けがあったほうがいいな、というのが芝生指定化1年目の感想でした。そのへんについては既に書いてますが。
運営側としても「ホーム側はA,Bで分ける」「A,Bの席種案内文を変える」という形で差別化・棲み分け誘導を図ったのかな、といったところでしたが、2年目は「応援中心部を高くする」、という策も講じた格好です。
ただ、その差は100円。
どれくらい金額差をつけるかは悩ましいところだったかと思いますが、棲み分け誘導の点ではちょっと弱いのでは、と考えています。
安さ優先のファンがBに動きそうなところまではいいのですが、100円の違いだと「B取れなかったからAでいいかー」となるパターンもありそう。そうなっちゃうと棲み分けの点ではむしろまずそう。めっちゃ応援したくて最初っからAを選んだ方と、安い方がよかったけど取れなかったからA、という方が混在するという。
もちろんAがすでに埋まっていて、BがダメだったからA、という流れが成立しなければOKなのですが、平日とかどうだろうか。平日に関しては、バックスクリーン寄りは混んでるのに一番盛り上がるべきリード前が閑散、なんて絵も生まれないだろうかといらぬ心配も。
暴論ですが、あくまでも棲み分けだけを意識して考えると、「Bが買えないなら行かなくていいか」となるくらいの料金差が必要なように感じます。100円だと、まあいいかレベルのファンが殆どではないかと。スタンダードFC前売価格だと6%増し程度。吉野家の牛丼並みに玉子つけると18%増し。この喩えでいかに誤差の範囲程度かというのがおわかりになるでしょう。なりませんか。そうですか。
上のリンク先の記事で書いたかと思いますが、今回の金額差プラス「Aのうまみ」をつけてほしいところ。高くても絶対Aが良い、という付加価値がついていればスムーズに棲み分けがすすむのでは。幕の規制が緩いとか。
こんだけ書きましたが、ふたを開けたら100円差が棲み分けにちょうどベストな設定だったり、Aの需要がことのほか高くて毎試合応援熱度の高い方々ばかりで埋まったりするかもしれないし。おそらくは運営側もとりあえずの100円差だと思うので、これでどう変わるかに注目したいと思います。
思ったより長くなりましたが、2020年チケット情報に関する最初の感想はこんな感じ。いろいろ素人が懸念書いてますけど、プロが設定したもんですからね。最終的にチケット取りやすかった観戦しやすかったって感想になってりゃ問題ないです。
子連れ関連視点のチケット情報記事に関してはまた後日…。
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