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ごちゃごちゃ言わんと家で遊べるライオンズグッズを探したらええんや~ライオンズオリジナルエポック社の野球盤ジュニア編~

2020/04/16

グッズ関連 新型コロナウイルス感染拡大関連

タイトルなげー。

学校や園の休校休園措置、不要不急の外出自粛要請で我が子がご自宅にいることが多いという今日この頃。

そんなライオンズファンの親御様に向けて、「そういえばこんなライオンズ玩具ありましたよね」と昔話に花を咲かせ、また一方で未来のライオンズ子連れファンの皆様に「子連れで球場行っとくとこんなんもらえるよ」的な情報を出すことで、子連れでの野球観戦に躊躇する背中を押せていれば最高、ということをテーマに始めたこのシリーズ。

そう実はそういうテーマだったんです。テーマからしてまとまり切れていない時点で前途多難ですね。

本来は一本の記事に何点も載せて単発で終えるつもりだったんですが、一発目のトランプを投稿前に触ってみたら休校云々子連れ云々抜きにして自分が楽しくなってしまったので、何回かに分けることにしました。

改めてになりますが全選手トランプは面白い。これは限定と言わず年度版で毎年出した方が面白くなるんじゃないかなあ。ライオンズにとどまらず、全球団毎年出したらなお良いのでは。

折角だから裏面もデザイン同じなんかにせずに、その選手の近年の成績や一口メモなんかを載せておいたらトランプ以上に面白いアイテムになる予感。うん、それはもうトランプじゃなくてプロ野球選手カードだね。あるよもう。随分前から。


話を戻しまして。


第2弾の今回取り上げるのはこちら。


「埼玉西武ライオンズオリジナル エポック社の野球盤Jr.」。

エポック社の、から品名に含めることを推奨します。エポック社の、がすごい大事。映画ドラえもんにおける「のび太の」くらい大事。

全然関係ないけど子供の頃は文がどこで切れるかわからず、『映画「ドラえもん・のび太」の日本誕生』みたいに、昭和の漫才師的に二人セットで呼ぶ感じかと思ってました。でも今考えれば、そうなると個人名はドラえもん・ドラのび太になっちゃって変ですね。全然関係ないですね。

そんな野球盤(エポック社の は?)ですが、こちらは2017年8月26日の試合で、観戦チケットを持つ小学生以下のこども全員に配布されました。公式サイトでの告知はこんな感じ。また、旧ブログでその日の観戦記を残していました。もうそんなに前の話になるんですね。


ちなみに念のため野球盤とは、というお話。

以下の画像でおわかりになると思いますが、野球盤は野球場を模した盤上で、パチンコ玉のような球や盤備え付けの各種装置を使って、野球に則したルールの試合が楽しめる、主に二人以上で遊ぶゲームです。ボードゲームなのかテーブルゲームなのかは知りません。

サッカーでも似たようなやつありますよね。レバー押したり引いたり回したりするやつ。なんか外国人来そうな酒場とかにも遊具半分お洒落半分の立ち位置でたまに置かれている印象があるアレ。

そういえば野球盤が外国人来そうな酒場に置かれているのは見たことないですね。野球盤はお洒落じゃないんですかね。置いている酒場があれば俺は行くんですけど。そのぶん恐らく外国人は来ないですね。

ジュニアの名のとおり、このライオンズ版盤(言いづらい)はあくまで小さめの簡易版。もっと大きなサイズの通常版があり、プレイ時に活用できる機能も多くなっています。

その機能も発売当初から改良がそれは別にいらなくね?ってやつも含めて次々加えられ、進化を続けています。レトロゲームの枠に入ってもおかしくない玩具ですが、今も玩具売り場を覗けば最新版が陳列されている現在進行形の玩具です。

自分がこどもの頃はビッグエッグ版という東京ドームを模したやつが最新でした。存在感のあるサイズ、様々な機能に、当時憧れた野球少年は多かったはず。アレとエアホッケーは持ってる友達がすげー羨ましかったなあ。めちゃくちゃ欲しかったです。その影響で、玩具売り場で最新野球盤を見ると毎回ちょっと迷っちゃうんですよね。あ、エアホッケーは去年くらいに買いました。


話を戻しまして、件のライオンズ版。

身も蓋もない言い方をすると、もともとあるエポック社の野球盤Jr.とモノ自体は同じです。ライオンズ要素はそのパッケージデザインと、付属のシールのみ。

パッケージは上の画像のとおりですが、選手のチョイスが地味に謎。


シールは野球盤をさらにメットライフドームっぽくできるようになっています。背番号シールはオマケ。さしずめ昔の選手名シールの四角いレオマークと野球ボールのポジションでしょうか。


シールを貼らなくても、グラウンド部のデザインもしっかりライオンズ感を出してくれているので、あんまりぺたぺたやりたくない人にはそのままでも充分ライオンズ野球盤。

メットライフの文字もいつか味のひとつになるのか…
屋根を模した透明性の蓋がついています。ドームだから屋根を再現したのかと思っていましたが、市販されているタイガース版にもついているので、ドームだからどうこうってより単純に蓋として使うモノのようです。確かにボール失くしそうだし。

屋根ではなく蓋なのでグラウンド部と隙間ができたりはせずかちっとハマります実際もそうしていた方が。蓋なので、「取り外しすることでライオンズ球場verと西武ドームverとして!」とも思ってましたが外してるとただの「部品不足の状態」になるだけです。無念。

「98年の半ドーム(西武ドーム球場)ver」にしようとして半分の仕方を間違えるの図

前述のとおり、プレイ用の機能はいたってシンプル。バックスクリーン側に投手用の操作レバーなどがあります。引いたレバーを左右に動かすことでイン・アウトの投げ分けが可能で、レバーを引いて球を弾いて投球します。レバーの引き具合で緩急でのゆさぶりも可能。レバーの上にあるのはランナー表示機能。



ここからしゅぽんと出てきます。球を浮かせたり、お馴染み消える魔球を投げたり、変化球を投げたりの機能は無し。

試しに動画をスローモーション機能で撮ってみました。機能の無駄遣い。



跳弾でホームランになっちゃってます。


バッター側も造りは簡素。三塁側にあるレバーを引っ張って、指を話すとバットがまわります。


打った打球がどこかの穴に入ると、斜面とかに盤を置いてなければ自動で投球用の位置にセットされます。公式ではフルオートリターン機能というスゴイ名前がついてます。要は球が勝手に戻るということのようです。

これも試し撮り。きちんと再生されるのでしょーか。
※音が出ます※




一塁側にはストライク・ボール・アウトカウントの表示をダイヤル式で行えるようになってます。ストライク・アウトが0~2だけでなく3ストライク・3アウトも表示できるようになっています。


「審判用カウンターに合わせるとはなかなかのこだわり仕様!」と驚いたのですが、念のためボールカウント部を一周させてみたら普通に3の次が0でした。ただ単に全部0~3表記にして同じ部品にしてしまいたいための仕様でした。返せ俺の感嘆。

ルールや遊び方はパッケージ裏面にも記載されているので安心。





以下、感想なんぞ。

一応表向き小学生以下のこども向けプレゼントでしたが、恐らく真の狙いはその背後にある野球盤世代の親御さんだったと思われます。ものの見事に気持ちよく撃たれたひとりです。

実際に何度かこどもと遊びましたが、充分遊べます。

あくまで簡易版なので、細かい技術とか戦略とかを活かせるほどの仕様ではなく、バットに当たるか当たらないか→当たったらどの穴に入ってくれるか、という運任せゲームの色合いが強いです。

このサイズで細かく投げ分けたり打ち分けたりは野球盤マスターレベルじゃないと厳しいのでは。少なくとも自分はせいぜい緩急でこどもを騙すくらい。でも、小学校低学年くらいならこれくらいがちょうどいい気がします。

特にまだまだ球場通いたてくらいなら、ルールの勉強にも良いですね。3ストライクだからアウトとか、3アウトだからチェンジとか、シングル2本じゃ0だけどツーベース2本なら1点入るとか。

自分のところも、一緒にやりながら少しずつ覚えています。

たまに球場観戦で得た知識を披露してきたりするのも嬉しいです。

お気に入りの栗山選手のサヨナラホームランを観てからは、「ホームランをうつとヒーローインタビューをうける」という微妙に合ってる知識を得たせいで、しばらく野球盤をやるときにはヤツがホームランを打ったらインタビュアーになって今の心境とファンへの一言を聞く、という一連のムーブが生まれました。

その逆インタビュー攻勢が鬱陶しくなってきたのでここ最近はちょっと触ってなかったですが、この休校中にまたやってみようかなと思っています。いつ始まってもいいように復習もさせないとですしね。

久しぶりに野球盤やるってなったら、今のヤツは相手チームをどこにしてくるだろう。

前やっていたときは自分をライオンズにして、なぜかこっちをソフトバンクにしてきていました。なんででしょう。対戦相手といえばソフトバンクなのかなあ。CSで負けてるの現地で連続で見せたからかな…。

ちなみに自分のときは近鉄がそれでした。生まれて初めて生で負け試合を見たときの相手だったせいで。いやーなイメージだったんだよなー。

記憶やイメージで言えば、うちのは放っておくと「リーグ優勝=CSで負けること」と誤認しうる経験しかしてないので、そろそろちゃんとした記憶で上書きしてもらわないと。そのためにもみんな元気で開幕しないと。そのためにも、がんばらないと。うん。


そうそう、大事なこと書き忘れてた。
エポック社さん、ライオンズ版3Dエースの商品化をぜひ。

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