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入場者数制限有観客試合と大声・野次に関する幾つかの考察

2020/07/18

雑記・備忘録 新型コロナウイルス感染拡大関連

ホームランで逆転勝利。
わーい、と呑気に喜びたい試合ですが、ちょっと問題が発生していたようです。



内容は記事のタイトルどおり。
声の主はわかりませんが、チームとして不利益なので注意を促したとのこと。

この行為自体完全にアウトなのですが、個人的には相手チームへの疑念や怒りというより、ライオンズの投手がコースどおりに投げられると思ったのか甘く見んな今後の試合運営に置いても良い指摘だという感想の方が大きいです。

有観客試合になってから、大声禁止の中発生する野次についての指摘や懸念は何度かありました。
自分ももちろん良い感情は抱かなかったですが、一方でなかなか難しいなとも思いました。

感染予防という大事な理由があるのは間違いないですが、マナーに近いんですよね。大声禁止。
マナーも守るべきではあるんですが、指摘された側の返しがたくさん考えられちゃう。

大きい声のつもりじゃない
前後に人がいないならいいのでは
観客入れる以上この程度はいいだろう
そもそも大声の線引きはどこなんだ

...などなど。

そういうルールでやっているので、で済ませていいっちゃいいんですが、やっぱり明確に理由を提示できないと納得されないし、指摘する側も強く出れない。次からはお願いします、でまずはいくしかない。実際、本当に大声出して即どうなるかってのも専門家でも推測止まりの案件ですし。結果、この件ではしっかり警戒はするもののお願い止まりの及び腰なところは多かったのでは。「注意はしてるんですがねえ..お客様にお願いするしか...」みたいな。


そんな中で発生した今回のケース。
「一方のチームが不利になる可能性がある」ことが示されました。実際にチームから意見が出ました。

勝負の行方に多大な影響を及ぼす。
スポーツイベントの根幹を揺るがす可能性があることが明確になりました。

これ、運営側は相当楽になると思います。
「この観客数下では不正行為と捉えられかねないので、内容問わずグラウンドに届くような大声はおやめください」という充分すぎる理由ができました。言い訳無用、続くようなら退場を促すことも問題ないくらい充分です。

今後全球団全ジャンル、大声禁止にしたい場合はこれで良いと思います。印籠レベルの理由です。聴き逃さず蔑ろにしなかった辻監督は好判断。勝った試合での発言になったのも良かった。

規制しやすいのもそうですが、やったらマズイことと多くのファンは思うでしょうから、昨日迄よりは野次案件は減るんじゃないですかね。期待を込めて。


まあ、最初から発生すらしないのが一番なんですがね...。


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